普段自分は、いろいろな物事の説明に科学的であることを心がけているし、求めてもいる。しかし、心情的には科学では割りきれないし、割り切りたくないこともある。自分の子供が初めて「死」というものを意識し、それに対して恐れを抱いているときに親としてどういうことができるのか。そのときに、宗教的考え方を説明することで安心させるのは「方便」として適当なのか。それについて考えてみたい。答えは出せないかもしれないが。 そこで、以前mixiの日記に3年前に書いた内容を転記する。読み返してみて、文章的にどうかと思う部分もあるが、子供達の名前の部分を除き、あえてそのままとした。 ***引用ここから*** ある日、末娘がぽろぽろ泣いていた。 「どないしたん?」と聞くと、 「あのね、人間て死んだらどうなるん? 心はなくなるんかな?死んだら終わりなんかな?」 どきっとした。どう答えたらええんやろ。 とりあえず、仏様に頼る