捕まえて食べるのが趣味なのです まずは簡単な自己紹介から。玉置標本という名前でライターをしています。物心ついた頃から生物を捕まえることが大好きで、ザリガニ、カナヘビ、ウシガエルなど、捕まえられそうなものはなんでもチャレンジしつつ育ちました。そして18歳になると捕まえたものを調理して食べる喜びに目覚め、今も週に一度は何かを捕って食べるという生活をしています。 このあたりの話は『捕まえて、食べる』という私の本に詳しく書かれているので、ぜひご購読いただけるとそれはもう大変うれしいかぎりです。 ということで、今回はコウタケ(香茸)というキノコを採って食べた話をさせていただきます。 マツタケよりも貴重だというコウタケを採ってみたい 私がキノコ狩りの楽しさを知ったのはここ数年のことで、いまだに正体がわからないキノコだらけ。まだ1人でのキノコ狩りは採るのも食べるのも危ないので、その道に詳しい友人について