「じゃがいもは食物繊維が豊富で実はヘルシーな食べ物なんです」 このような論調のネット記事を見かけました。本文ではじゃがいもは食物繊維が豊富な食品であり、さつまいもと比べても4倍の食物繊維が摂れると紹介されていました。 筆者の認識では、じゃがいもにはレジスタントスターチと呼ばれる難消化性のデンプンが含まれていますが、さつまいもに比べると食物繊維が少なく、比較的血糖値を上げやすい食品です。しかし、日本食品標準成分表(以下成分表)のデータも添えて比較をしており、その数値自体は間違いとはいえません。本当にじゃがいもは食物繊維が豊富な食品なのでしょうか? ■実は分析方法に違いのある成分表の食物繊維 新・旧成分表の食物繊維量の比較は以下の通りです。 調べてみると食物繊維量が八訂の成分値は七訂に比べなんと7倍近くも増えているようです。確かに数字だけ見るとじゃがいもは食物繊維が豊富な食品といえそうです。し
前回の記事では腸炎ビブリオ食中毒激減の理由を解説しました。腸炎ビブリオを含め、細菌性食中毒全体の報告数は少なくなっておりますが、黄色で示した食中毒はあまり減少していないことがわかります。 うまく予防できている食中毒とそうでない食中毒では何が違うのでしょうか。今回は細菌性食中毒予防の3原則に着目し、予防が難しい食中毒の特徴とその対策について解説します。 ■食中毒予防の3原則とは【つけない】 食中毒の原因になる有害な微生物を食品に付着させない、洗い落とすことで予防します。食中毒細菌がいなければ食中毒は起こりません。基本的でありとても有効な食中毒予防法です。 【ふやさない】 つけないことは大事ですが、食べ物から完全に細菌を除去することは困難です。食中毒細菌が食品の中で増殖すると食中毒を起こすリスクが高くなります。細菌は温度と栄養と水分の条件が整うとあっという間に増殖してしまいます。調理した食品は
管理栄養士、健康科学修士。著書に『管理栄養士パパの親子の食育BOOK』(内外出版社)、『今日から使える薬局栄養指導Q&A』(共著、金芳堂)などがある。Yahoo!オーサーでもあり、「食と健康」をテーマに各方面で発信を続ける。 食中毒予防の3原則 食中毒予防の3原則というのがあります。食中毒の原因となる細菌やウィルスを「つけない」「増やさない」「やっつける」が基本の対策になります。それぞれどういうことか、お話していきましょう。 食中毒の原因となる菌などは日常生活のあらゆるところにいるんです。一例として挙げると、「黄色ブドウ球菌」という菌は人間の体の表面にもいます。そういう菌を食材につけないために、手洗いをするわけですね。 ーー近年は「おにぎりを素手でにぎらない」というのも一般的になりましたが、「食中毒の原因になる菌をつけない」という意味なんですね。 はい。黄色ブドウ球菌はでんぷんが大好きなの
熱中症予防×コロナ感染予防「新しい生活様式」を健康に! 令和3年度版 今夏も引き続き、新型コロナウイルス感染症を想定した、身体的距離の確保、マスクの着用、手洗いや「3密(密集、密接、密閉)」を避けるなどの「新しい生活様式」を踏まえた、熱中症予防行動が求められています。 大阪府では、小林製薬株式会社と包括連携協定を締結し、熱中症対策に取り組んでいます。 こちらの啓発チラシは今夏求められる、新しい生活様式を踏まえた熱中症予防行動のポイントなどを記載していますので、是非ダウンロードいただき、熱中症予防にお役立てください。 上記の新型コロナウイルス感染症に対する感染予防を踏まえた熱中症予防行動についての呼びかけは、令和5年5月8日をもって新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく感染対策に関する協力要請が無くなったことにより、終了しています。
ジメジメと暑いこの季節、食品の中で細菌が繁殖しやすい条件が整うため、食中毒が起こりやすいとされております。その中でも腸炎ビブリオは夏場に大流行し、食中毒統計でも事件数、患者数ともに毎年上位に位置する、代表的な食中毒細菌でした。 下の表は、平成8年~12年と、平成30年~令和4年の主要な細菌性食中毒の5年平均患者数を表にしたものです。 平成8年~12年では平均8057もあった腸炎ビブリオ患者報告数が平成30年~令和4年を見ると45まで激減しています。どうして腸炎ビブリオ食中毒はここまで減少したのでしょうか。 ■腸炎ビブリオ激減の理由 腸炎ビブリオ※は高い温度の海水中で活動する細菌であり、夏場に水揚げされた海産物に付着していることが多く、刺し身など魚介類を生で食べる習慣のある日本で多発していた食中毒事故でした。 腸炎ビブリオは、高温の塩水で活動が活発になり、大量の菌を口にすることで食中毒を起こ
北条氏 「民の負担」減らして関東を支配 戦国の案内人 黒田基樹 戦国時代は北条早雲(伊勢宗瑞(そうずい))から始まったとも言われる。早雲に始まる北条氏が、当時としては異例の5代100年も続き、関東を支配できた理由は。(経済は戦国大名に学べ 特集はこちら) 「祿壽應穩」の文字を刻印した北條氏の「虎の印判」 神奈川県立歴史博物館 黒田 早雲は印判状という新しい公文書のスタイルを作ったが、その印文(ハンコに彫られている文字)に「禄壽應穏(ろくじゅおうおん)」という言葉を使っている。意味は領民の命と財産の安泰。つまり、これを治政(ちせい)の方針に掲げたということだ。そもそも政治スローガンというものを掲げたのは、確認できる限り、早雲が初めてで、民の安泰を治政方針として明確に表明しているのは、北条氏と「天下一統」後の羽柴(はしば)(豊臣(とよとみ))秀吉(ひでよし)だけだ。 戦国時代は飢饉(ききん)が
株式会社 ホタテパウダー Hotate Powder ホームページへようこそ。弊社は、国内は勿論、世界中の乳幼児から高齢者に至るまでの幅広い年齢層の皆様に対し、抗菌・消臭に関わる技術、経験を通して、『安心』・『安全』な暮らし全般に渡る課題の解決を目指します。
地中海の仏領コルシカ島で捕獲された「キツネネコ」(2019年6月12日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News 【AFP=時事】地中海に浮かぶ仏領コルシカ(Corsica)島で見つかった「キツネネコ」が、同島の固有種だと判明した。フランス生物多様性局(OFB)が16日、発表した。 【写真】仏領コルシカ島に固有のキツネネコ OFBはコルシカ島北部の人里離れた森の下生えで見つかったキツネネコについて、「遺伝子サンプルが、仏本土のヤマネコとも、イエネコとも明らかに異なっていた」と述べた。 キツネネコはいくつかの点でイエネコに似ているが、体長が90センチあり、先端が黒く輪状の模様の尻尾があることから、この名を付けられた。他に際立った特徴としては、前脚のしま模様と「非常に濃い色」の後脚、アズキ色の腹部が挙げられる。柔らかく濃い毛はノミやダニ、シラミを防ぐ天然の虫除けの役目を果たしている。 キツネネ
Statement on 'Physical interventions to interrupt or reduce the spread of respiratory viruses' review June 2024 update: Following engagement with the authors, the decision has been made that changes to the plain language summary and abstract would not impact the scientific integrity of the content and so Cochrane is no longer seeking updates to the plain language summary and abstract of this versi
「オルトメディコのノウハウを駆使すれば必ず有意差を出せます!」──そんなプレスリリースが3月7日に公開され、臨床試験を実施する意義と認証制度の信頼性を損なうのではとTwitter上で物議を醸している。 プレスリリースを出したのは臨床試験の受託事業を展開しているオルトメディコ(東京都文京区)。「ヒト臨床試験有意差保証プラン」の内容は特定保健用食品や機能性表示食品などの臨床試験において必ず有意差を出すというもの。同様のサービスは業界初としている。 プランの対象になるのは食品の「体脂肪を減らす機能」「中性脂肪を抑える機能」「コレステロール値を改善する機能」「尿酸値を下げる機能」「健康な肝臓の機能を維持する機能」の5種類。オプションとして論文執筆代行や、機能性表示食品の届出代行サービスも提供する。 臨床試験においては適切な実験計画や得られたデータの分析を基に、健康に与える効果を証明する必要がある。
ラオスの田園風景 近年の様々な研究により、昆虫は「ふつうの食材」であることが明らかになってきました。 最近、まとめて説明するタイミングがあったので、ここにまとめておきます。久々に長い記事です。 昆虫食をオススメする人が誰しも言及するFAO(国連食糧農業機関)の2013年の報告書 があります。これまで注目されてこなかった昆虫食に対して、養殖にかかる温室効果ガスをウシやブタよりも低減できるかもしれない、というポテンシャルが注目されることで、先進国が昆虫食に対する見方を大きく変えた、という事件がこの報告書に続いて起こっています。 報告書で示された栄養、環境、社会経済のそれぞれの視点がその後の研究の進捗でどうなったのか、それをうけて、EUとFAOが「昆虫食普及の方向性」を示したこと。とくにFAOが注目している小規模農家が「昆虫食がもっと普及すべき論」の中心にあるところまでを説明します。 「昆虫食に
またテレビに出ている――。ロシアによるウクライナ侵攻が始まって以来、ロシア軍事研究家の小泉悠さんをメディアで見ない日はない。わかりやすく冷静な語り口で、戦況や国際情勢の解説を続けてきた。ロシアへの留学経験があり、妻はロシア出身で子どももモスクワで生まれている。プライベートでも縁が深く、多くのロシア研究者と同じように「愛着のようなもの」もなくはなかった。そのロシアが侵攻を始めて1年、どんな思いで戦争を見つめてきたのだろうか。ロシアを見る目は変わったのか。本人に問いかけると、今回の侵攻を巡って2つの「ショック」があったという。(聞き手:荻上チキ/TBSラジオ/Yahoo!ニュース Voice) ――長年、ロシアの軍事を研究してきた小泉さんですが、今回の侵攻によってロシアに対する向き合い方に変化はありましたか。 小泉悠: ロシア研究者は多かれ少なかれ、ロシアという国に対して好意的な部分がある方が
サケ、ヒラメ、シシャモ、ニシンなど、日本では人工的に孵化させた稚魚を放流して、水産資源を増やそうという試み種苗放流が、全国で約70種も行われています。恐らく、多くの皆さんは、その効果に何の疑問を持つことなく、孵化させた魚の放流に期待していることでしょう。筆者も、その一人でした。 ところが、世界に目を向けてみると、水産資源をサステナブルにしている国々と、わが国が行っていることは、どうやら違うことがわかりました。「間違っている前提に基づく正しい答え」が魚の資源が激減している日本では随所に見られます。その一つ、種苗放流について解説します。 例えば、日本ではシシャモやニシンの種苗放流を行っています。国産シシャモは漁獲量の激減が止まらずで、資源は壊滅寸前です。 また、ニシンも増えたといっても、それはかつて50万トン漁獲されていた数量が5000トン程度に減り、最近では1.5万トン程度になっているに過ぎ
従来の農法では、微生物が酵素を使って有機物を分解し、土の中の二酸化炭素を放出します。従って、土の中の酵素が欠乏しがちとなり、根腐れなどが起きやすくなります。 それに対してピロール農法は、「らん藻」を土の中に繁茂させ、二酸化炭素を吸収して光合成をし、酵素を土の中に生み出すことで、「酸素欠乏」という問題点を克服した農法です。 そして、土の中の微生物が豊かになり、ビタミンなどの有用な物質を土壌中に供給すると同時に、農薬などの分解・浄化も行います。
突然ですが男性読者の皆様に質問です。 克・亜樹先生の『ふたりエッチ』はお好きですか? 大好きだという声が聞こえてきたので話を進めます。 女性読者の皆様のために解説しますと、『ふたりエッチ』とは青年誌の「ヤングアニマル」で1997年から連載を開始した作品です。 ただのエロ漫画と思うことなかれ、この作品は「セックス」に対し真剣に考え向き合う、純愛ラブストーリーなのです。 本題に入る前に、簡単にあらすじを解説しましょう。 出典:ふたりエッチ 1話 主人公は小野田おのだ真まこと。 真は心優しく人当たりの良い性格で、幼さがあるものの端正な顔立ちをしています。 仕事のできるエリートサラリーマンであり、それゆえに女性にもモテるのですが、 本人にその自覚は無く、奥手のため恋愛面でも全くの初心者… というより、率直に言えば結婚するまで童貞でした。 そんな真は25歳でお見合いをし、ある女性と結婚しました。 出
燃料費の高騰に加え、秋の値上げラッシュに多くの人が頭を悩ませています。賃金上昇を伴わない物価上昇により、生活必需品や食費までも切り詰めなければならない人も多いと思います。 テレビやネット記事で食費節約術の特集が組まれることが増えておりますが、中にはそのまま実践すれば健康への影響が懸念されるようなものや非現実的な節約術もあるので注意が必要です。 極端な食費節約術の見分け方や、栄養バランスを崩さないで食費を節約する方法をお伝えします。 ■真に受けてはダメな危険な食費節約術 特に気をつけてほしい節約術として「家族4人で食費○万円」として紹介される食費節約法です。○には2~4万円ぐらいの非現実的な数字が入ります。家計簿や献立例などの例を元に節約術が紹介されるため、自分たちにもできるかもと挑戦してしまったり、実行しなくても「我が家は食費使いすぎかも」と罪悪感を与えてしまう可能性があります。 極端な節
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