2022年7月28日、神奈川県の海老名市が、8月1日から電子図書館サービスを開始することを発表しました。 記者会見資料によると、同サービスの開始に併せて、市立小・中学校の児童生徒全員に電子図書館を利用できるIDを発行し、授業や課外活動で電子図書館を利用した読書活動を推進するとしています。夏休み期間中は、持ち帰る1人1台端末で電子図書館利用が可能とあります。 海老名市電子図書館サービスを開始~読書をする機会の提供と利便性の向上を目指して~[PDF:192KB] https://www.city.ebina.kanagawa.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/014/722/0728siryou2-2.pdf ※2022年7月28日付の記者会見資料です。 【お知らせ】海老名市電子図書館サービス開始(海老名市立図書館) https://ebi
研究に先立ち、探究学習を履修した既卒生に対して「なぜ図書館を使った/使わなかったのか」「授業設計が自分たちの図書館活用にどのように影響したか」を調査したほか、前年に授業を担当した教員には「授業をどのように設計しているか」「どのような点で図書館が使い辛いのか」といった質問を行った。さらに、過去の生徒の成果物や図書館の利用統計データを用いて、参考文献がどのように、どれだけ使われていたのかを調査している。 その結果、生徒からは「教員主体のテーマ設定では、生徒はわざわざ本を読んで学ぶ意欲が湧かない。簡単にまとめられているWeb資料に流れる」「本当に興味があるテーマであれば、本を読んで学ぶ。著者に手紙を送り直接取材もしている」といった意見が得られたほか、担当教員からは「図書館を使うことは授業時間の制約から難しい」「読書を推奨するが、たくさんの文献を読み込む学習スタイルが合うのは一部の生徒。多くの生徒
来年度からの「子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画」の策定について話し合う文科省の第2回有識者会議が7月26日、オンラインで行われた。この日は委員や専門家が家庭や図書館、特別支援教育などにおける読書の現状や取り組みを紹介。デジタル技術の活用について多くの意見が出された。 東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センターの佐藤賢輔特任助教は子どもとデジタルの関わりについて、「デジタル媒体はテレビや動画視聴、ゲームに占められ、読書や学習は現時点では一般的ではない」と指摘。絵本や本との触れ合いは子どもの発達に必要とした上で、「一人読みをする子ども、読み聞かせをする時間がない保護者にとって、ナレーションが付いているデジタル絵本は役に立つ。個別最適な読書環境を整備するために、紙とデジタルそれぞれの特徴を生かした施策が必要」とした。 専修大学の野口武悟教授は多様なニーズに応える読書環境に
図書館や研究者の方々と話していると、よく「Gale Primary Sources のアーカイブはどのように制作されているのか」というご質問をいただきます。原資料である印刷文書を、どのようにしてテキスト検索可能なデジタル文書に変えるのか。そのプロセスに興味が湧くのは当然のことです。 そこで本記事では、当社のミシェル・ファピアノ(Michelle Fappiano, コンテンツ制作シニアディレクター)、メガン・サリバンとジョー・ウィリアムズ(Megan Sullivan, Joe Williams, 製品マネージャー)、サラ・ホロウェイ(Sarah Holloway, データ・アナリスト)、リック・ライチェキー(Rick Rychecky, ベンダー・マネージャー)にさまざまな質問に答えてもらいました。これらの質問を通じて、デジタルアーカイブ制作の舞台裏のプロセスについて、そして制作チームが
静岡県立中央図書館(静岡県静岡市)は後世に引き継ぐ地域資料収集の一環として、静岡県内の自治体WebサイトにアップロードされたPDFを自動収集するクローリングシステムを株式会社Geolocation Technology(静岡県三島市)と共同開発しました。 このシステムにより、これまで人手で収集していたPDFを自動で収集することが可能になりました。 公共図書館におけるクローリングシステムの開発は、全国初の取り組みです。 なお、この取り組みは、2021年度から静岡県立中央図書館が行っている「図書館DX実証実験」の一部です。 システム概要 ●クローリング対象 静岡県内の自治体Webサイトのドメイン内に格納されているPDF。 ●収集範囲 ドメイン以下5階層目まで。 ※5階層内のHTMLにPDFへのリンク(<a href=”*.pdf”></a>)があれば,収集範囲の対象階層外であっても収集する。一
静岡県立中央図書館は、2021年度から静岡県立中央図書館がおこなっている「図書館DX実証実験」の一環として、静岡県内の自治体WebサイトにアップロードしたPDFを自動収集するクローリングシステムを株式会社Geolocation Technology(以下、Geolocation Technology社)と共同開発しました。 クローリングシステムにより、これまで人手で収集していたPDFを自動で収集することが可能になります。なお、公共図書館におけるクローリングシステムの開発は、全国初の取り組みとのことです。 45万件ものPDFを自動で収集静岡県立中央図書館らが開発したクローリングシステムは、これまで収集が難しかったとされる、静岡県内の自治体Webサイトのドメイン内に格納されているPDFを自動収集するというものです。 収集したたPDFの数は45万5133件。収集範囲はドメイン以下5階層目までです
2022年6月14日、岐阜県図書館が、高校生が電子書籍をより簡便に利用できるサービスを開始したことを発表しました。 発表によると、1人1台の学習用タブレットが配備されている状況等を踏まえ、同館が提供している電子書籍サービスについて、岐阜県内の高等学校に在学中の高校生は、高校の図書館で利用申込をすることで利用できるとしています。 岐阜県図書館では、2019年7月に、紀伊國屋書店学術電子図書館「KinoDen(キノデン)」を導入し、2022年3月末現在のコンテンツ数は、3,808点であると述べていま す。 高校生を対象にした電子書籍サービスを開始(岐阜県, 2022/6/14) https://www.pref.gifu.lg.jp/site/pressrelease/228950.html https://www.pref.gifu.lg.jp/uploaded/attachment/303
News & Opinion Takako Shimura’s Wandering Son Banned in Texas It's the only Japanese comic on the list of 850 books banned in the southern state By Lisandra Moor April 26, 2022 Texas is leading among the 26 states taking steps to eliminate over 1,500 books in schools and public libraries across the US. In the last couple of weeks, one of the biggest discussions coming out of the North American cou
請戸小に残されていた文書の保全作業に取り組む西村教授(左) 国文学研究資料館(国文研、東京都)は17、18の両日、東日本大震災の震災遺構となった福島県浪江町請戸地区の請戸小に保管されていた文書の保全作業に取り組んでいる。請戸地区は津波で甚大な被害を受け、地域の歴史が残された資料はほとんど流されたが、請戸小の学校文書は無事だった。国文研は町教委と連携し、貴重な資料として活用方法を検討する。 学校文書は明治30年代、昭和40年代の学校沿革史、請戸地区の郷土史など約20冊。地域や学校の歴史が記されており、震災当時は校長室の金庫に保管されていた。津波で水や泥をかぶったが、流されずに残った。 6年ほど前に町教委が金庫から取り出して町役場に保管し、活用法を模索する中、公文書や歴史資料を管理する国文研に相談。国文研は保全作業や文書の解析、歴史書の作成などで町教委と連携することを決めた。 保全作業は国文研
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く