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ブックマーク / opendatabaselife.blogspot.com (4)

  • Leaving Oracle, Joining DeNA

    9月1日付けでオラクルを退職し、9月2日付けでディー・エヌ・エーに転職しました。新会社への入社の報告よりも(だいぶ)前に退職の報告をする方が多いようですが、私が外向けにオラクル退職の報告をするのはこれが初めてです。退職転職の報告と同時に行なうのは、多くの方がナーバスになっているオラクルとMySQLの行く末について、できるだけ悪い印象を与えたくないと考えたためです。ディー・エヌ・エーは世界でも指折りのMySQLの超ヘビーユーザとして知られています。オープンソースの世界では、ベンダーからヘビーユーザの事業会社に転職し、その専門性を生かした仕事を続けることは珍しくありません(オープンソースのメリットの1つです)。というわけで、引き続きMySQL仕事を続けます。MySQLコミュニティの方はどうか安心してくださればと思います。今後ともどうぞよろしくお願い致します。 私は2006年9月にMySQL

  • MyISAMとInnoDBのどちらを使うべきか

    Twitterで話題になってたので簡単にまとめました。 ●MyISAMにしか無い機能を使いたい場合はMyISAMを使うしかない ・全文検索 (TritonnやSphinx) ・GIS ●InnoDBの利点(MyISAMの欠点) ▲障害対応系 ・クラッシュしても再起動するだけでリカバリができる ・クラッシュリカバリにかかる時間はテーブルサイズに比例するようなことはなく、コミット済みのデータは修復できる (巨大なMyISAMテーブルのREPAIRには数日単位で時間がかかることがある) ・オンラインバックアップができる ・INSERTやLOAD DATAなどを実行している途中でCtrl+Cでその更新系SQL文を止めても、テーブルは壊れないし、中途半端な状態で更新されることも無いし、スレーブが止まることも無い ▲性能系 ・行レベルロックなので並列性が高い(MyISAMはテーブルロック)。またSEL

    endor
    endor 2010/02/10
  • 米大統領選でMySQLはどのように使われたのか

    の衆議院選挙が間近に迫っていますが、昨年米国で行われた大統領選において、オバマ陣営がIT技術を駆使したという話はよく知られています。MySQLももちろん使われていました。今年4月にサンタクララで開催されたMySQL Conference & Expo 2009というイベントでは、最終日のキーノートにおいて、Obama Tech Teamの方々より、大統領選においてMySQLがいかに使われたかという発表が行われました。 当はカンファレンス終了後にすぐちゃんとしたレポートを書いて公開する予定だったのですが、その週に起こった草なぎ剛逮捕とか、そのほかの出来事にすっかり気を取られて放置していました。Blogを始めた契機にTwitterの中で興味を持っている方がいるかどうか聞いたところ、そこそこの方が興味を示したので、ここで簡単にまとめたメモを公開することにします。 ●チームメンバー 発表者は

    endor
    endor 2010/02/10
  • マスターInnoDB、スレーブMyISAMが勧められない理由

    MySQLにおいて、マスターをInnoDBにして、スレーブをMyISAMにすると幸せになれるという主張をよく聞くことがあります。マスターは耐障害性の高いInnoDBにする一方で、スレーブは耐障害性が低くても大丈夫なので、InnoDBのかわりに高速とされるMyISAMを使えば、可用性と性能の両方をバランス良く実現できる、という考えです。 しかし、多くの場合これで幸せになることはできません。マスターとスレーブでストレージエンジンを合わせた方が無難です。その理由を以下に示します。 ●MyISAMはテーブルロックになる マスターへの更新結果はバイナリログに更新系SQL文として書かれ、スレーブのI/Oスレッドによってリレーログとして同じフォーマットで記録され、スレーブのSQLスレッドによってその更新系SQL文がそのまま実行されます。この更新系SQL文は、当然ながらスレーブに対して発行されるSELEC

    endor
    endor 2009/12/14
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