米AMDは10月27日(現地時間)、競合する米Xilinxを買収することで合意に達したと発表した。買収は350億ドル(約3兆6500億円)相当の株式取引で行う。2021年末までに完了の見込みだ。データセンターや5Gネットワーク、航空分野などに強みを持つXilinxを買収することで、米Intelや米NVIDIAに対抗する。 Xilinxは1984年創業のカリフォルニア州サンノゼに拠点を置く上場企業。専門分野はデータセンター、AI、機械学習、5G、SoC、FPGA、ACAPなどだ。 FPGAはデータセンターでの利用が増加する半導体。ACAPはXilinxが2018年に発表したFPGAの性能をしのぐ、Xilinxが作り出した新たな製品カテゴリーだ。 AMDのリサ・スーCEOは発表文で「Xilinxの買収は、AMDを業界のHPCリーダーおよび世界中のテクノロジー企業が選ぶパートナーにするための一歩
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