アベノミクスの原型・高橋是清の経済政策を顧みる 積極財政の誤解と国債の日銀引き受けから学ぶこと

まつもと・たかし／株式会社第一生命経済研究所特別顧問、日本ボート協会理事。1952年生まれ。鹿児島県出身。東京大学法学部卒、スタンフォード大学経営大学院修了。1976年大蔵省（現財務省）入省。熊本県庁企画開発部長、大蔵省銀行局金融会社室長、主税局総務課主税企画官、財務省主計局次長などを経て内閣府に転じ、政策統括官（経済社会システム担当）、官房長、事務次官などを歴任。著書に『恐慌に立ち向かった男 高橋是清』（中公文庫）、『「持たざる国」への道-「あの戦争」と大日本帝国の破綻』 (中公文庫)、『高橋是清暗殺後の日本――「持たざる国」への道』（大蔵財務協会）、『山縣有朋の挫折――誰がための地方自治改革』（ 日本経済新聞出版社）、『リスク・オン経済の衝撃』（日本経済新聞出版社）など。 歴史に学ぶ「日本リバイバル」 松元崇（元内閣府事務次官、第一生命経済研究所特別顧問） 日本はのるかそるか――。アベ

[maturi]

2014.12.12

[yasudayasu]

経済成長最優先というのはその通りであるが、そのために高橋が何より重要と思っていたのは効率的な金融制度の確立であった。そして効率的な金融制度を守るためには健全な財政基盤が必要と考える健全財政論者だった

[paravola]

（その後どうなったか見なくてよかった）多くの人々が暗殺される世の中になっても、希望を失うことなく、最後まで天真爛漫に、人を信じ、国家を信じるという人生を貫いたのが、高橋是清であった

[You-me]

誤解例１：http://blogos.com/article/55581/　誤解例２：http://nikkan-spa.jp/382179　誤解例３：http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201307110572.html b:id:entry:154007246

[ookitasaburou]

松元 崇 [第一生命経済研究所特別顧問

[matsui899]

国債の金利が上がりすぎて円高の状態なら通常の金融政策が効きそうな気がする。当時の状況は分かったが、金利が低くても経済が良くならない現在と無関係な気がする。

[myogab]

今後、社会保障を切ってゆくべきだ～って論調に繋げたいのかな。このタイミングでこの話。軍事予算を社会保障費に置き換えて読めば、やめられないものをやめてまでそれを頼むのは今の誰か。とか。

[p260-2001fp]

面白い。これに対する反応が気になる。『学ぶべきことは多い』といいつつも「今どうすべきか」は語っていない。

[daybeforeyesterday]

うーむ

[gruza03]

緊縮財政によるデフレは一時的には困難をもたらそうが、それを乗り越えていくところに経済成長があるというのが、財界一般の考え方でもあった。デフレの恐ろしさが認識されていなかったのである。