【戦後70年特別企画】「昭和陸軍」の失敗。エリート軍人たちは、どこで間違えたのか（週刊現代） @gendai_biz

第二次大戦時、アメリカと日本の国力には12倍の差があったと言われる。巨大な敵に、先人たちは本気で勝てると考えていたのだろうか。戦後70年のいまこそ、昭和陸軍の「戦略構想」を問い直す。 カギを握る4人のエリート 「満州事変以降の『昭和陸軍』をリードしたのは陸軍中央の中堅幕僚グループ『一夕会』。満州事変の2年前の1929年に結成されました。メンバーは東条英機、永田鉄山、石原莞爾、武藤章、田中新一ら約40人。 一般的には東条が日本を破滅に導いたように思われていますが、昭和陸軍の戦略構想を立てたのは永田と、石原、武藤、田中の4人。東条は彼らの構想に従って動いたに過ぎません。 永田を中心にした彼ら4人とも、単なる軍事エリートではなく、当時の日本社会では知性と教養を併せ持つ知的エリートでした。戦前の陸軍は何も考えずに暴走したと思われがちですが、そうではなかったのです」 川田稔・名古屋大学名誉教授はそう

[gabill]

慎重派はすべてを解決してくれるパーフェクトな対案を出せないから、パーフェクトな青写真を無責任に掲げる積極派の意見が通ってしまうんだろうなぁ。

[Yoshitada]

要するに、状況を作ったバカが「自分ならもっとうまくやれる」と考えるバカに追放されては、案の定、手に負えなくなり、それを見た別のバカに追放されるという繰り返しで状況が悪化していったってことね……(溜息。

[kowyoshi]

なんていうか、この国のエライさんたちは戦前も戦後も都合のいい解釈ばかりして、結果的に地獄へ一直線に進んでるよね…

[kamayan]

どうしても永田鉄山が生きていたらどうだったろうと想像をしてしまう。永田が死に226で人材が左遷されたので２の線の東條が頭角を現した。ところで安倍晋三は東條と比較すると東條に失礼なほど頭弱くてなあ。

[questiontime]

教訓は多い。日清、日露で得た権益を「守る」ために、「現実主義」的に破滅の道を進んだ。中国とアメリカを甘く見すぎたことが根底にあり、差別思想、あるいは自国に対する過剰な自信がこれを招いた。

[sd_nano]

歴史、特に近現代史の重要性を改めて感じる。本論と直接的には関係ないけど、国立大人文系の規模縮小が何を意味するのか、穿った見方をするとほんと、怖い。

[uunfo]

「日本は次の大戦で滅ぶか、三流国に転落する」結局そうなったわけだ。／武力解決を禁じたいまの憲法で問題ない。武力を使えるとそれに頼る様がよくわかる。

[quick_past]

今も自分で油を周りに巻いたあとに火のついたマッチをほうり投げようとしてんのに、それを火事にたとえて安保がどうのと安倍さんは語るんだもんなあ。

[REV]

一次大戦、ドイツのエリートの参謀本部は軍事を政治に優先させ、シェリーフェン・プランを遂行、そして敗れ皇帝は退位、帝国は民主国家となった。まあ、そういう時期ってあるよね。そろそろ日本も…

[snobbishinsomniac]

この記事はちょっと端折りすぎかな。エリートがそれぞれの仕事をしたけどなぜか明後日の方に行ってしまうというのが新国立競技場と同じ。目的は同じでもプロセスが共有されていない。

[fuktommy]

【戦後70年特別企画】「昭和陸軍」の失敗。エリート軍人たちは、どこで間違えたのか

[ncc1701]

福島原発事故と新国立競技場の騒ぎによって、この欠点は今も全く健在であることが確認できた。統幕本部がいかに賢明でも、時の政権が道を誤ればどうしようもなくなる。

[u-chan]

武藤の失敗は、自分が永田・石原という日本史上でも大天才だった２人と同じと思ってたことだろう（ただし、他の高級将校との違いは開戦前に失敗を認めている）。

[haruka23]

物事には歯止が必要。フリーハンドなど権力者に与えてはならない。

[gui1]

米英も失敗してるんだよ。満州の利権をまったく取れなかったから大失敗。米国はアジアで一番不毛な半島南部を押し付けられてるし(´・ω・｀)

[n_y_a_n_t_a]

示唆的ではある

[htnmiki]

馬鹿だよなあと思うけど現代の企業の中でも同じ事が繰り返されてるのだと思うとつらい

[elledie]

【戦後70年特別企画】「昭和陸軍」の失敗。エリート軍人たちは、どこで間違えたのか ＞「アメリカとの戦争に負けたら陸軍は権力を失う。どうせ権力を失うなら、日本民族ともども心中しようという精神構造が陸軍にはあ

[IkaMaru]

自分たちの言う通りにした場合の最も楽観的な予想と、そうしなかった場合の最も悲観的な予想を並べる人には注意すべし

[Ayrtonism]

大事なのは、歴史に学ぶことだよね。それに尽きる。

[yogasa]

"どうせ権力を失うなら、日本民族ともども心中しようという精神構造が陸軍にはあった。同じ負けるにしても、陸軍という組織を残すためにできるだけ有利な条件で降伏しようとも考えた。"

[yoko-hirom]

合理的な予測も，論理的な計画も，現実と食い違っては何の価値も無い。

[Domino-R]

泥縄式という印象。既に列強による帝国主義的な拡張政策はWWIで事実上終わっていたし、国際連盟はその象徴だったが、日独ソにとってはまだ続いてたのだと。/今、ロシアと中国もそれはまだ続いてると思ってるよ。

[sahiro316]

わかりやすかったけれど、その分端折ってはいるんだろうな。とは。失点を取り返そうとして、ポイントポイントでダメな方ダメな方へと突っ込んで行っているのが辛い。博打打たざるをえない時点で負け。

[shinonomen]

結局のところ三流国に転落してはならぬという前提が間違っていたんだな。

[sateso350]

日米開戦に至る流れの中で一夕会（永田鉄山、石原莞爾、武藤章、田中新一、東条英機など40人）メンバーの果たした役割は興味深い。ただ、最後的に武藤、田中両氏の考えで開戦に至ったというのはやや言い過ぎの感。

[bml]

国民と心中はいい迷惑だなぁ。右翼も口だけだろうし。

[sakidatsumono]

「どうせ権力を失うなら、日本民族ともども心中しようという精神構造が陸軍にはあった。同じ負けるにしても、陸軍という組織を残すためにできるだけ有利な条件で降伏しようとも考えた。」

[mani023]

エリートでも失敗する。問題は責任を取らずに失敗を無かった事にする個人と組織の体質なのかな。そもそも国民の制御が効かない組織(軍人)に権力を持たれた時点で国家として危険なんだろう。

[taitoku]

こういうのホント大事

[point2000]

>アメリカとの戦争に負けたら陸軍は権力を失う。どうせ権力を失うなら、日本民族ともども心中しようという精神構造が陸軍にはあった　本当にはた迷惑な連中だな…

[okusa75]

軍人という言葉を繰り返しているが、現在でも財務省など同じ気質であるように思えてならない。

[nekonyantaro]

「どう間違えたか」はある程度はっきり書かれているが「どこで間違えたのか」さらには「その間違えはなぜ起こったのか」という部分にもう少し踏み込んで欲しかった。

[YukeSkywalker]

え、12倍程度なんだ。

[ms07h8]

ホントになぁ…それなりに戦術も戦略も勉強していた人間が集まっていたのに…どうして？あんなアホな事を？ってのは思うよ

[takass32]

統制派が主流になった時点で大きく道を間違えたっぽい感じになってるけど、そもそもの石原プランが東アジア全体を天皇が統治して核戦争に勝つために国力を蓄える、っていうトンデモない構想だったわけで、、

[zakiyamato]

昭和陸軍のメンツとやらが沢山の国民を犠牲にしたのか。

[greenT]

日清戦争時GDP比5倍、日露戦争時3倍の敵を倒しており短期戦でカタをつけ中立国経由で講和に持ち込めば勝てるかもという算段もあった。ノモンハンなどで負け方引き際も経験済み。そこからのナゼが知りたい。