「田舎暮らしに憧れて」 30年来の空き家を借りた“真の目的” | 毎日新聞

男が借りていた民家。家の前の空き地には、寝泊まりに使っていたとみられるテントが残っていた＝愛知県豊田市東大林町で2023年4月26日午後3時21分、森田采花撮影 山あいにポツンと建つ家は、テレビのバラエティー番組に出てきそうだった。 その男は、ある日、どこからともなく現れた。「田舎暮らしに憧れて移住してきました」。気さくに振る舞い、年配の住民からも好かれていた。 1年後、民家から見つかったものとは――。 過疎地に突然現れた青年 過疎化が進む愛知県豊田市の三ツ石地区。住民が男を見かけるようになったのは、昨年5月ごろだった。ずっと空き家だった木造平屋建ての一軒家（約540平方メートル）を借りて、出入りし始めた。 外部の人なら、川や田んぼに阻まれ、なかなかその家にたどりつけない。車1台も通れないほど幅が狭く、勾配が急な山道から、さらに数十メートル奥に入った場所にあった。 付近の家は約50メートル

[yas-mal]

「「涼太くん、久しぶりだね」現場に駆け付けた捜査員の中に、当時の捜査を担当した刑事がいた」

[taketake89]

”山あいにポツンと建つ家は、テレビのバラエティー番組に出てきそうだった。 男は、ある日、どこからともなく現れた。「田舎暮らしに憧れて移住してきました」。気さくに振る舞い、年配の住民からも好かれていた”