フジテレビ問題をきっかけに、日本の「テレビ業界」は昭和の常識を一掃できるか（徳力基彦） - エキスパート - Yahoo!ニュース

フジテレビ問題を調査した第三者委員会の報告書が公開され、その内容に様々な波紋が拡がっています。 特に象徴的な現象と言えるのは、中居氏とフジテレビ社員との間で交わされたショートメールのデータが、第三者委員会によって復元され、二人の間の生々しいやり取りが白日の下にさらされたことで、関連キーワードがXのトレンド入りしたことでしょう。 参考：「中居正広」Ｘトレンド入り、第三者委員会の調査報告書にツッコミ殺到「こりゃ酷い」の声 また、問題が発生した後のフジテレビ経営陣の対応も、詳細に報告書によって開示された結果、これまでの元フジテレビ社長の港氏の「番組継続は女性を守る為」や、関西テレビ社長の大多氏の「中居氏を守ろうという意識はなかった」という発言が嘘に近い内容であったことも次々に明らかになっています。 例えば、フジテレビ側が20年にわたって法律問題の相談をしていた弁護士を中居氏に紹介するという、「二