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【放射能漏れ】大谷石でセシウム吸着 汚染物質処理に有効 - MSN産経ニュース
茨城大は21日、塀などに使われる「大谷石」に放射性セシウムが効率よく吸着することが分かったと発表... 茨城大は21日、塀などに使われる「大谷石」に放射性セシウムが効率よく吸着することが分かったと発表した。東京電力福島第1原発事故で汚染された廃棄物の処理に活用できるとしている。 同大学は、大谷石の粉末をセシウムの水溶液に入れ、どのくらい吸着するか実験。その結果、セシウム1グラムを吸着させるには、粉末10グラムで間に合うことが分かった。セシウムは大谷石に含まれるゼオライト鉱物に吸着する。 被災地の汚泥や焼却灰、落ち葉などを埋め立てる際、大谷石の粉末を下に敷き詰めると、セシウムが地下水に漏れ出すのを防ぐことができるという。 茨城大は、震災で廃棄物になった大谷石2トンを粉末処理。袋詰めで保管し、汚染物質の処理などに利用する方針。大谷石は宇都宮市大谷町を中心に採掘されている凝灰岩の一種。
2012/01/22 リンク