日本の「国のかたち」、戦前戦後の変化を認める立場とは？

今年も二回の原爆忌に続いて、8月15日がやってきます。この「敗戦の意味」を考える上で重要なのが、戦前と戦後で日本の「国のかたち」は変わったのかという問題です。実は、この問題に関しては明確な合意ができていません。 １つの考え方は、日本という言語や文化を持った文化圏（エスニシティー）は不変だが、統治機構という意味での国家（ソブリン）は変化したという見解です。日本国政府は明らかにそのように行動していますし、国際社会からもそのように認知を受けていると思います。 例えば、現在の国際連合は大戦中の「連合国」の正統性を継承しており、「枢軸国」は「旧敵国」だという規定が国連憲章には入っています。いわゆる「敵国条項」ですが、日本政府は統一後のドイツと共同で公式にこの「敵国条項の廃止」を要求し、総会決議にも漕ぎ着けています。（各国の批准を促進する努力はしていませんが。） それは、国際社会が「現在の日本は敵国で

[wander1985]

”「戦前の名誉回復」に必要以上にこだわるとか、「戦前的なものを残した政権」への批判だけやっていればいい、というような「不毛な左右対立」については、そろそろ終わらせるべき時期だと思うのです。”

[interferobserver]

それならナチス発言に対してリベラルはどう反応するべきなんだろう

[crowserpent]

事実として日本の国家組織は戦前・戦後でほぼ連続してるわけで、「敗戦で日本は生まれ変わりました」ってのは欺瞞以外の何物でもないと思うよ？

[fragilee]

そういう「そもそも論」はめんどくさいから誰もやりたがらない(-_-;)...。＞＞

[myrmex]

アメリカという世界覇権国が厳然として存在し、その体制の元で生きていかなければならないという認識がないと駄目だろう。ギリギリの所で文化を維持しなければならないしんどい状況。

[nijuusannmiri]

これは確かにそう。やめた方がいい。「日本の左右の勢力は、結果的には同じように「現在の国のかたち」は「戦前的なものを引きずっている」ということを認めてしまっている」

[taitoku]

日本の左翼が間接的に戦前を肯定しているのは皮肉以外の何物でもないよな。

[kanade_o]

一読では完全に飲み込めなかったけど、後でもう少し考えてみる。

[kenjiro_n]

「国家性悪説」というよりは「自虐的」というのがしっくりくるとは思うが大筋については同意。しかし天皇制が存続したのはどうみるべきなんだろう。

[laislanopira]

"「戦後の新しいソブリン」というものを作っていこうというよりも、「戦争で明らかになった国家というものの悪しき正体」を自分たちは批判したい、言ってみれば「国家性悪説」という思想実験"

[p260-2001fp]

面白い。ブコメも色々。

[frothmouth]

う～ん？どうだろ／この保守とリベラルの捉え方はちょっと古くなって「来ている」かもしんない／新しいソブリンが生まれつつも古いガワがこびりついている感

[kurotokage]

一段落ごとにツッコミどころがあって困るが、とりあえず憲法への態度が日の丸君が代への態度で相殺どころか丸まる上書きされるのはどういうことだ？

[Apeman]

相変わらずくだらない。

[hagakuress]

日本という言語や文化を持った文化圏における『売買春状況と、これに伴う人権蹂躙』は殊更問題とせず、専ら戦前・戦中の軍の行動に関する『人権蹂躙』のみを問題として追求する自称リベラルで人権派な方々について。

[poronnotei]

右も左も現実的な国益を考えた言動を、というわけですね。同意。

[questiontime]

少し言い換えると、左右共に「戦後」の評価が低いということ。

[eigokun]

面白かった

[skam666]

“保守派は「だから戦前の名誉にこだわる」わけですし、リベラルの側は「だからイカン」と言っているのですが、どちらも「戦後のソブリンは戦前とは一貫している」と言っているに等しい”

[jt_noSke]

ふーむ

[godmother]

禿同。「不毛な左右対立」を終わらせるには、中韓の言動が理にかなっていなければ、軽く窘めて前を向いて歩むだけ。中韓の行動は近頃とてもおかしくなってきているが、そういう態度でいるしかない。

[daybeforeyesterday]

うーむ

[STARFLEET]

なるほど、積み上げた今のポジションを維持するという考えか。さすが冷泉さんは面白い意見だな。

[nebokegao]

「日本の左右の勢力は、結果的には同じように「現在の国のかたち」は「戦前的なものを引きずっている」ということを認めてしまっている」