戦国時代に土佐の武将だった長宗我部元親が四国の領土をめぐり織田信長の命令に従う意向を示した内容の手紙が見つかり、所蔵する林原美術館(岡山市)と、共同研究する岡山県立博物館が23日、発表した。 信長は、四国は元親の自由にさせるとの方針から一部しか領有を認めないと変更。手紙は明智光秀の家臣斎藤利三に宛てたもので、元親が従う姿勢だったことが確認されたのは初めて。 手紙は1582年5月21日付で直後の6月2日に起きた本能寺の変は、織田と長宗我部の仲介役だった明智光秀が信長の方針転換に納得しなかったことが原因だと考える説もあり、美術館の谷一尚館長は「本能寺の変に大きく影響した要因ではないか」と話した。 美術館などによると、手紙は室町幕府の13代将軍足利義輝の側近、石谷家に関わる古文書「石谷家文書」の中にあり、47点が三つの巻物になっていた。司馬遼太郎が「友人になりたい」と評した「官兵衛」…現代のブー
公開日: 2010/11/25 : 最終更新日:2014/05/09 カテゴリー:歴史・宗教 タグ:政治, 日本史, 明治, 経済, 近代 明治十年九月(一八七七)、七ヶ月に及ぶ内戦となった西南戦争が終結する。しかし、成立して間もない明治政府の本当の正念場はこれからだった。木戸孝允が西南戦争さなかの明治十年五月に病死、西郷隆盛は西南戦争で戦死し、明治十一年五月には大久保利通が暗殺され明治政府の実質的な指導者であった三人をすべて失った。さらに西南戦争の戦費が重くのしかかる。殖産興業政策を推し進めてきた明治政府はこれまで積極財政を取っていたため、毎年おおよそ4000万円~5000万円の歳入に対して5000万円~6000万円の歳出という赤字財政を続けており、さらに戦費は4200万円の不換紙幣を発行することで賄っていた。そのため明治十一年以降紙幣価値の暴落、物価の急騰という急激なインフレに見舞わ
幕末の志士、坂本龍馬が暗殺される直前に土佐藩の重臣、後藤象二郎宛てに書いたとみられる手紙の草稿が東京都内の民家で保管されていたことが分かりました。 龍馬が新政府で重要な財政担当の適任者を選び出すいきさつが書かれていて、専門家は「全く存在が知られていなかったもので、大変な発見だ」と話しています。 これは、東京都内の男性が30年以上前に骨とう品売り場で購入したのを自宅で保管していたもので、NHKの番組の取材過程で見つかりました。 複数の専門家が鑑定したところ、筆跡や内容から坂本龍馬の直筆とみて間違いないと判断しました。鑑定によりますと、龍馬が慶応3年、1867年の11月15日に京都で暗殺される1週間ほど前に土佐藩の重臣、後藤象二郎に送った手紙の草稿だということです。この中で龍馬は、江戸幕府が朝廷に政権を返上する「大政奉還」の直後、新政府の財政担当の候補だった福井藩の藩士、三岡八郎に会いに行き、
日本は長らく平和を謳歌してきました。そんな中で防衛体制の整備には「戦争なんか起こるわけがないのに…」という懐疑論が常にともないました。どころか、「危機がもし起ったら」と考えること自体が危険思想である、戦争が好きな軍国主義者だ、という風に非難された時代もありました。 ところが歴史的に見て「戦争なんか起こるわけがない」という見通しが外れたことは多くあります。 「アルゼンチンが戦争なんかするわけない」 いまから30年前の1983年4月、「フォークランド紛争」という戦いが起こりました。アルゼンチンとイギリスとの紛争です。きっかけは、イギリス領フォークランドに対し、アルゼンチンが突然侵攻を開始したことでした。 ですが紛争勃発の直前まで、戦争なんか起こるわけがない、意見が強くありました。それはかなり論理的なものでした。例えば83年4月5日に発売された雑誌ビジネスウィークは、戦争にいたる可能性は低い、と
地球46億年の“全歴史”を1枚の特大ポスターにまとめたという『地球全史スーパー年表』が、2月18日(火)に岩波書店から刊行されました。地質時代と人類史・歴史時代を1つの時間軸でつないだことで、地球と人類に「いつ、何が起きたか」が一望できるとのこと。著者メッセージには、この年表で「地質学の醍醐味である『時空を自在に飛ぶ』感覚を、ぜひ味わっていただけたら」と記されています。要点をまとめた解説書付きで、価格は1,300円(税別)です。 ▽ 岩波書店 ▽ 地球全史スーパー年表 - 岩波書店 同書は、岩波書店「地球全史」シリーズの第3弾として登場しました。日本地質学会が監修しており、地球の歴史が分かるポスター型の「スーパー年表」と、全24ページの解説書がセットになっています。 地球科学の最新研究を取り込んだというスーパー年表には、地質年代の区分と主要な出来事、環境データなどを収録。オールカラーで、広
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日本美術のコレクションで知られる米国ボストン美術館に、江戸・明治時代の和本約2万冊が埋もれていたことを、九州大の松原孝俊教授らの調査団が確認した。館の倉庫にほぼ手つかずの状態で保管されていた。散逸が進む和本がまとまって見つかるのは珍しいという。 変体仮名や漢字の草書体を記した和紙を和とじした和本は、明治以降大量に海外へ流出した。ボストン美術館での調査は2010年から12年にかけて九州大の中野三敏(みつとし)名誉教授(近世文学)や東京大のロバート・キャンベル教授(同)が中心となり実施した。 明治のお雇い外国人で東洋美術史家のアーネスト・フェノロサらが約100年前に寄贈した木箱を調べたところ、葛飾北斎の「富嶽(ふがく)百景」(約50冊)や「北斎漫画」(約80冊)は、題名が同じでも版や刷りが違う「異本」が複数収納されていた。勝川春英・春章作の妖怪図「異摩話武可誌(いまわむかし)」など貴重な資料も
2014-01-04 2月だけ日数が圧倒的に少ないのは何故? Tips 2月だけ日数が少ない… それも圧倒的に! 2014年のカレンダーを見ていて、何でここまで2月だけ特別に日数が少ないのかって疑問に思ったので調べてみました! あんまり役に立たない情報な気もしますが、気になる方は続きをどうぞ(笑) スポンサードリンク とりあえずカレンダーを眺めてみる 1月 31日まで 2月 28日まで(閏年で29日まで) 3月 31日まで 4月 30日まで 5月 31日まで 6月 30日まで 7月 31日まで 8月 31日まで 9月 30日まで 10月 31日まで 11月 30日まで 12月 31日まで 2月以外は30日または31日まであるのに、2月だけ少なすぎる。レギュラーで28日、約4年に1度の閏年になっても29日 これは何かある! 誰かの陰謀か! やっぱり陰謀でした 犯人はこいつ! ガイウス・
この有名な写真をご存知だろうか?この1枚の写真は、昨年からワシントン・ポストやフランスの週刊誌「レクスプレス」などで大きな話題を呼んでいるものだ。 彼の名はアウグスト・ランドメッサー。仕事を探し求めてナチスに入党した彼は、1936年のある日、ハンブルクの港において新しい戦艦の出航を祝うために集まった群衆の中、ただ一人ナチス式の敬礼を拒んでいる。 なぜ彼は拒んだのか? 25歳の彼には、それをおこなわない個人的な理由があった。彼は、この写真が撮られた1年前の1935年に、22歳のイルマ・エクラーと結婚したからだ。エクラーはユダヤ人だったのだ。ランドメッサーは、1931年にナチ党から除名された上で最終的に2人は1938年に逮捕された。 2人は強制収容所に連れて行かれ、ランドメッサーは41年の釈放後に前線へと送られ、妻は42年に収容所で亡くなったという。夫婦にはイングリートとイレーネという2人の子
今の時代、戦争はすでに時代遅れのものとなっている。数世紀前に各国で行われた、政治的な優位性を”紛争”という言葉で覆い隠したり、貧しい土地に対する他国からの占領を撃退したり、帝国を築くためにより小さな国々を次々と植民地化とするといった数々の戦いは過去のものとなっていった。 だがそんな不毛な争いが数十年以上も続いたものも少なくない。ここでは海外サイトがまとめた、史上最も長期化した10の戦争を見てみることにしよう。 以下は海外サイトの原文をそのまま翻訳したものなので、史実上間違っているものもあるかもしれない。その場合はコメント欄にて指摘していただければ幸いだ。 10.ベトナム戦争 – 19年間 この画像を大きなサイズで見る ベトナム戦争は1955年にベトナム、ラオス、そしてカンボジアの三国間で起こった代理戦争で、1954年から1955年はフランスがベトナムを手放した時期だった。この19年間の争い
【編集委員・今井邦彦】大阪府高槻、茨木両市の阿武山(あぶやま)古墳(国史跡)で戦前に発見された棺(ひつぎ)に副葬されていた冠帽が、当時最高級の技法とされた綴(つづ)れ織りで金糸を織り込んだ可能性が高いことがわかった。被葬者として大化改新で活躍した藤原氏の祖、藤原鎌足(ふじわらのかまたり、614~669)が有力視されてきたが、それをさらに補強する発見だ。 古い織物に詳しい関西学院大の河上繁樹教授(日本染織史)が、男性の遺体の入った棺が発見された1934年当時の写真やX線写真を分析。金糸の端がいずれも急角度に折れ曲がり、何度も往復していることから、綴れ織りで金糸を織り込んだ冠帽と判断した。河上教授は「中国で『織成(しょくせい)』と呼ばれ、正倉院に伝わる奈良時代の織物にも類例がある技法では」という。 「日本書紀」によると、大化改新のきっかけとなったクーデター「乙巳(いっし)の変」(645年)の立
【レギオン】古代ローマ軍の戦法を紹介説明してみる Tweet 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/12(木) 01:06:13.94 ID:Ic/GBI3M0 古代ローマ軍とだけ言うと時代が長すぎるし領地も広すぎて差異がかなりあるので 「ローマが地中海沿岸諸国の中で覇権を確立するまで使っていた戦法」について説明します 時代的には紀元前3世紀ごろ〜前1世紀(マリウス軍制改革時)までの範囲です 主にカルタゴやマケドニア、ギリシャを倒しました 画像の右上の戦法「マニプルス・レギオン」と仮称されているものです 一見バラバラで隙だらけに見えるマニプルスがどうやって戦っていたのか説明するのが主題です 2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/12(木) 01:07:30.86 ID:Ic/GBI3M0 【なぜローマ軍はマニプルスを導入しのか】
このドメインは お名前.com から取得されました。 お名前.com は GMOインターネットグループ(株) が運営する国内シェアNo.1のドメイン登録サービスです。 ※表示価格は、全て税込です。 ※サービス品質維持のため、一時的に対象となる料金へ一定割合の「サービス維持調整費」を加算させていただきます。 ※1 「国内シェア」は、ICANN(インターネットのドメイン名などの資源を管理する非営利団体)の公表数値をもとに集計。gTLDが集計の対象。 日本のドメイン登録業者(レジストラ)(「ICANNがレジストラとして認定した企業」一覧(InterNIC提供)内に「Japan」の記載があるもの)を対象。 レジストラ「GMO Internet Group, Inc. d/b/a Onamae.com」のシェア値を集計。 2023年5月時点の調査。
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歴史とは論理である 歴史は中学生までは「得意」で「好き」なものであり、そういう意識でずっときていたけど、高校・大学・社会人になってロクに知識の更新をしなければ、「得意」で「好き」なものではなくなる。まあ、「えーっと南北朝時代って鎌倉時代の前だっけ? 後だっけ?」とか言っているつれあいほどではないけど、「歴史オタク」とよばれている人のフリークぶりにはもう足元にも及ばない。はい。 でも、別に細かい歴史知識を詰め込みたいわけじゃないんだよな。 いや、そりゃ、「七本槍ってもともと秀吉が家臣を宣伝するために作ったカテゴライズなんだぜ」(cげんしけん)とか言ったら「へえ! 面白いねぇ!」とか思われるし、合コンではモテるし、得意先にはウケて100億円の商談もまとまるし、いいことづくめかもしれないんだけど、つまりまあ「神は細部に宿る」的なアレかもしれないんだけど、細部に宿りすぎて神だらけのような気がしない
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