相談役や顧問による経営支配を「老害」と厳しく糾弾する朝日新聞だが、驚くことに当の同社で老害がまかり通る。内海紀雄(77)、公益財団法人の香雪美術館常務理事。朝日新聞社の渡辺雅隆社長の後見人である。 朝日新聞社創業者の村山龍平は明治の御代に神戸・御影に5千坪を超える屋敷を構えた。鬱蒼と茂る木々の向こうに、今は重要文化財に指定されている和洋の邸宅がそびえ、同じ敷地内に龍平翁が明治、大正時代に蒐集した書画骨董を所蔵する香雪美術館がある。重要文化財19点、重要美術品22点というから、稀代の目利きだったのだろう。 由緒ある美術館の性格が大きく変わったのは、2008年のことだった。村山美知子社主の跡取りとみられた甥の恭平は、「とても社主は務まらない」(朝日OB)と言われた人物。美知子社主もその人品骨柄を憂い、当時36%余の朝日新聞社の株式を保有していたが、11%強をテレビ朝日に売却、そして10%を香雪
創業家と経営陣の長きにわたる因縁に終止符を打つため、敏腕記者が「最後の社主」のもとへ送りこまれた。彼が見たのは、四半世紀にわたり一人で創業家を背負い、運命に翻弄された女性の姿だった。発売中の『週刊現代』が特集する。 秘書という名のお目付役 3月3日午前0時12分、朝日新聞創業者・村山龍平氏の孫で、朝日新聞社主の村山美知子氏(享年99)が肺炎で亡くなった。 「社主」とは聞き慣れないが、創業家である村山家が代々務める名誉職で、いわば朝日新聞における「象徴天皇」のようなものである。会社の行事への出席、挨拶など代表としての儀礼的な役割を担うが、編集方針に干渉することは許されない。 しかし、朝日新聞の経営陣にとって社主は「目の上のたんこぶ」であった。美知子氏は生前116万もの朝日新聞社株を保有していたからだ。 これは朝日新聞社(非上場)の全株式の36・4%にあたる。ひとたび美知子氏が意見を口にすれば
(主に英語)論文を書くために使っているツール,ウェブサイトを紹介. ☆は使用頻度. 表現・語彙検索ツール系 AntConc (Linux/Win/Mac) ☆☆☆ コンコーダンスソフト.論文のテキスト(PDF などをテキスト形式で保存)を何本もデータベースとして読ませておいて,単語,熟語などを検索する.Google Desktop(下)と似ているが,AntConc の方が検索方法を細かく指定できる.例えば,正規表現で検索したり,「単語Xと単語Yの距離がZ語以内である文」の検索など.難点は,PDF をテキストに変換して読み込ませないとダメ(もちろんデータベースの保存は可能)な点と,慣れるまでちょっと使いにくい点. Google Desktop (Linux/Win/Mac) ☆ パソコンに保存されているドキュメント類(論文など)の検索.AntConc と違って,自動的にPDFなども(テキスト
お知らせ Tansaがアジア探査報道ネットワーク「Asian Dispatch」に加盟!/欧米に対抗するアジア独自のストーリーを アジアの探査報道ネットワーク「Asian Dispatch」が、2024年4月に結成されました。スタート時のメンバーとして10か国18報道機関が加盟し、Tansaは日本から唯一の参加です。 保身の代償 共同通信、裁判で「長崎新聞は私企業」と主張=批判してはいけない存在? 長崎新聞は「私企業」だから、批判の対象としては晒されないーー。共同通信が裁判で、そのような主張をした。2024年4月26日、東京地裁で開かれた「報道の自由裁判」第4回口頭弁論でのことだ。>>続きを読む 公害PFOA 【速報】ダイキン元従業員の血液から国平均298倍のPFOA検出/高濃度の上位5人中3人が元従業員 2024年3月31日、「大阪PFAS汚染と健康を考える会」が記者会見を開いた。同会は
(一般財団法人)日本フォトジャーナリズム協会、発足。発足時の代表理事は広河隆一氏。広河氏の配偶者や『DAYS JAPAN』関係者が理事や評議員に就任。
利己的で攻撃的な研究文化により、科学者やその専門知識に対する市民の敬意が損なわれる恐れがあると、Gail Cardewは語る。 Gail Cardewは、研究者の非営利協会ユーロサイエンス(EuroScience)の副会長、サセックス大学(英国ブライトン)の名誉博士、英国王立研究所の科学・文化・社会学教授。 Credit: PAUL WILKINSON 2020年2月、ウェルカムトラスト(英国ロンドン)の調査により、思いやりのなさや、それよりもっと悪いものが科学界にはびこっていることが確認された(go.nature.com/2v4fn3w)。学術界のリーダーたちは、そうしたプレッシャーが若手研究者の健康と科学の質を損なう恐れがあることについて警鐘を鳴らしている。だが私は、心配すべき点は他にもあると考えている。 全文を読むには購読する必要があります。既に購読されている方は下記よりログインして
世間を戦慄させた事件の犯人は女だった――。平凡に暮らす姿からは想像できない、ひとりの女による犯行。自己愛、欲望、嫉妬、劣等感――罪に飲み込まれた闇をあぶり出す。 Takahiro Yoshida/SOPA Images/LightRocket via Getty Images 日曜夜の東京都世田谷区。小田急線経堂駅から南に延びる「農大通り」を歩いていた二人。ロングヘアで面長美人の女性は、すらっとした長身に、白いシャツと黒いパンツがよく似合う。男性も身長180センチを超える長身に、ペアルックのごとく白いシャツと、チェックのズボン。駅で待ち合わせをして、これから食事に向かう幸せな若いカップルのように、他人からは見えたことだろう。だが、二人は今日の出来事を楽しげに話すことも、手をつなぐこともなく、無言だった。 たまたまその時間に居合わせ、二人とすれ違った女性が語る。 「女がカバンに手を入れて、何
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