7月31日から8月2日にかけて、NHK総合の深夜帯で連続ドラマ『六番目の小夜子』が再放送される。 2000年にNHK教育の「ドラマ愛の詩」で放送された『六番目の小夜子』は、「青春ドラマの傑作」と語り継がれているドラマだ。 物語は、とある中学で語り継がれる不思議な言い伝え「サヨコ伝説」が軸となっている。3年に一度、「サヨコ」と呼ばれる役割に、ある生徒が選ばれる。「サヨコ」に選ばれた生徒は3つの役割を果たすことが求められ、それが成功すれば、大いなる扉が開かれると噂されている。主人公の潮田玲(鈴木杏)は次のサヨコに選ばれたいと考えていたが、そこに津村沙世子(栗山千明)という女子生徒が転校してくる。果たして彼女がサヨコなのか? 「サヨコ伝説」をめぐって校内はざわつき始める。 原作は『夜のピクニック』(新潮社)や『蜜蜂と遠雷』(幻冬舎)などの小説で知られる恩田陸の作家デビュー作。新潮社が主催する第3