著者H.ゴールドスタインは、ENIACの開発プロジェクトで重要な役割を果たし、その後、IBM社において計算機開発の歴史とともに歩んできた人物。本書はパスカルの計算機から始まり、ノイマンによるプログラム内蔵方式の電子計算機誕生までの歴史を述べた。『計算機の歴史 パスカルからノイマンまで』として1979年初版発行後、以来、長年にわたり多数の読者にご愛読いただいてまいりました。この度、多くの読者からの要望を受け単行本に改装し発行するものです。 第1部 第二次世界大戦までの歴史的背景 第2部 第二次世界大戦中の発達:ENIACとEDVAC 第3部 第二次世界大戦後:フォン・ノイマン型計算機と高級研究所 付録 世界各国の開発状況