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ブックマーク / gendai.net (23)

  • 日刊ゲンダイ|改憲反対なかにし礼氏「安倍首相は岸信介教の熱狂的信徒」(上)

    2月の都知事選の際、雪の中、安倍政権批判を叫んだ直木賞作家のなかにし礼さん(75)は最新作「天皇と日国憲法」で、憲法改正の動きに真っ向から反論を繰り広げている。終戦後、8歳の時に旧満州から家族で命からがら引き揚げてきた。戦争の悲惨さを身をもって知っている作家に「安倍とは何者?」と問うと、「」と言下に答えた。 ――新刊は随分、骨太、ストレートなタイトルですね。 当に大事なことを、ぼやかさずに言おうと思ってこのタイトルにしました。 ――帯には「日国憲法は世界に誇る芸術作品である」と書かれている。の冒頭に出てくる坂口安吾の言葉も強烈ですね。<人に無理強いされた憲法だと云うが、拙者は戦争はいたしません、というのはこの一条に限って全く世界一の憲法さ。戦争はキ印かバカがするものにきまっているのだ>という文章です。 昭和27年に書かれた「もう軍備はいらない」の一節です。無頼派作家の坂口は

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  • 日刊ゲンダイ|日大教授・水野和夫氏が語る(上) 「資本主義は死期に突入」

    主義は死に近づいているのではないか。最新著(「資主義の終焉と歴史の危機」=集英社新書)で、こう問いかけるのは、元三菱UFJモルガン・スタンレー証券のチーフエコノミスト水野和夫氏だ。バリバリの金融マンとして活躍、その後、内閣審議官(国家戦略室)などを歴任し、大学教授へ。現場、統計、理論を知り尽くしている人の発言だけに重い。資主義の死とは何を意味するのか。だとすると、アベノミクスとは何なのか。全サラリーマン必読――。 ―まず、資主義の死とは、どういう意味なのでしょうか? 投下した資が自己増殖していくのが資主義のメカニズムですが、いまや、資を投下しても利潤を生み出さない時代。資主義の死期に突入しています。なかでも日は最終局面を迎えています。なぜなら、利潤率とほぼ一致する10年国債の利回りがほぼゼロ。ゼロ金利が20年近く続くのは世界史上初のことです。他の先進国でも「日化」

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  • 日刊ゲンダイ|経費だけで900億円!随意契約で膨らむ原発賠償金の実態

    東京電力が、原子力損害賠償支援機構から福島原発事故の賠償資金として交付された金額が今月下旬の時点で計3兆6870億円に達した。 このうち、被災者に支払われた賠償金は約3兆5700億円余り。残り約1200億円はどこに消えたのか。そこで会計検査院が昨秋に公表した賠償業務の経費を調べてみると、驚いた。ナント、被災者に1円も渡らない経費だけで、計899億円(11~12年度)も支出していたからだ。 なぜ、こんなに浪費しているのか。答えは簡単だ。対応業務を請け負う人材派遣会社との契約が、競争入札で決めるのではなく、“言い値”のまま結ぶ「随意契約」だからだ。契約の内訳を見ると、1億円以上の38件(838億円分)のうち、実に37件(820億円分)は随意契約だった。 ■派遣3社で数千人体制 賠償業務を行う現場は、東京・有明のセントラルタワー。ここで、東電と直接、雇用契約を結んでいる東電子会社で派遣会

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  • 日刊ゲンダイ|国賓が帰った途端…首相一派「オバマの愚痴」で大盛り上がり

    国賓として最大限にもてなした相手が日を去った途端に“悪口三昧”とは、どういう神経をしているのか。 安倍首相は25日夜、麻生財務相や菅官房長官らと東京・銀座の高級ステーキ店で会。「(オバマとは)仕事の話ばかりだった」と愚痴をこぼした。23日夜のすし外交の席ではこう切り出されたという。 「安倍内閣の支持率は60%台、私は40%台だ。シンゾーは政治的に安定しているから、TPP交渉で譲歩してくれ」 安倍は「日では僕よりケネディ大使の方が人気がある」とジョークでかわしたが、オバマは豚肉・牛肉などの関税率をスラスラとそらんじて、譲歩を迫り続けた。 「首相は『TPPのビジネスディナーだった。大統領って、冗談を言わないんだよ』と軽口を叩くと、出席者一同、『あの人はビジネスライク』『波長を合わせるのは難しい』などと言いたい放題だったようです。会後に出席者のひとりがその様子を待機していた報道陣

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  • 日刊ゲンダイ|世界の記者ドン引き 安倍首相の“友達”長谷川氏の英語講演

    NHKの経営委員で、埼玉大名誉教授の長谷川三千子氏(68)が15日、日外国特派員協会ですべて英語で講演したが、この人の極右ぶりには欧米メディアもドン引きだった。 「安倍首相はナショナリストではなく、伝統主義者です」 「日国憲法には精神的平和主義と積極的平和主義が混在している。安倍首相が主張する積極的平和主義はすでに憲法条文の中に含まれています」 「軍隊が必要であることは当たり前のことです。政府がいまやろうとしていることは、この考えをよりよく解釈することかと思います」なんて調子だったのだ。 ■靖国神社についてもペラペラ 質疑応答が切れると、誰も聞いていないのに靖国神社について語りだし、「靖国神社は広く誤解されています。参拝の目的は心の清浄と沈着を得ることです」とも語っていた。 記者が戦争責任などについて問いただすと、「事実を眺めさえすれば、おのずと理解できる。大切なのは歴史

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  • 日刊ゲンダイ|小保方論文問題で理研・笹井副センター長が払う“巨額の代償”

    STAP細胞論文の実質的な執筆者とされる理研の笹井芳樹副センター長(52)が、来週ようやく会見を開く。笹井氏は朝日新聞の取材に「STAPはreal phenomenon(物の現象)だと考えている」と超一流の科学者っぽく答えていたが、「引責辞任は避けられない」という見方もある。 「役員確実」と目されていたエリート部長が、肩入れしていた部下の女性の大チョンボで一転、窮地に。サラリーマン社会にたとえたら、そんな感じか。部長が笹井氏で、部下の女性とは、もちろん、小保方晴子研究ユニットリーダー(30)のことだ。 今でこそiPS細胞の山中伸弥京大教授の方が注目されているが、笹井氏がES細胞、再生医療分野の権威であることに変わりはない。ノーベル賞候補ともいわれてきただけに、今回の騒動で一気に計算が狂ってしまった。そう感じているんじゃないか。 「笹井氏は次期センター長に内定していたんですが、棚

    日刊ゲンダイ|小保方論文問題で理研・笹井副センター長が払う“巨額の代償”
  • 日刊ゲンダイ|論文のイロハを知らない理系研究者

    エコノミストの領域ではないが、研究者のひとりとして看過できない問題だ。STAP細胞の研究論文に関して、理化学研究所の調査委員会が「捏造(ねつぞう)」と「改竄(かいざん)」を認定した。 はたして、この調査結果は正しいのか。研究をリードした小保方晴子さんが未熟だったのは間違いないだろう。まだ30歳の駆け出しだ。かばうつもりはないが、ミスをすることだってある。 特に彼女の場合は、論文の書き方を知らなかったことにありそうだ。基やイロハを知っていれば、非難されることではなかっただろう。実際、調査委員会はSTAP細胞の存在を否定していない。そこも無責任な話だが、画期的な結果をもたらした研究内容についての判断は留保した。これから1年かけて検証するそうだ。それなのに「捏造」だ「改竄」だと一刀両断するやり方は異常だ。小保方さんが「承服できない」と不服申し立てをする構えなのも当然だろう。

  • 日刊ゲンダイ|小保方さんvs理研 法廷バトルなら「10年戦争」に突入か

    泥沼の法廷闘争に突入しそうだ。新たな万能細胞「STAP細胞」の論文問題で、理化学研究所の調査委に「捏造(ねつぞう)」と断じられた小保方晴子研究ユニットリーダー(30)の代理人弁護士が2日、小保方さんが「論文撤回に同意したことは一度もなく、取り下げるつもりはない」などと話していることを明らかにした。 クロ判定に「到底容認できない」とカンカンの小保方さん。来週前半にも理研に対して調査結果の不服申し立てを行い、その後、“怒りの弁明会見”を開く予定という。 「小保方さんが何を話すのか。理研幹部は戦々恐々としていますよ。改ざん、捏造とされた画像データの切り貼り、使い回しの理由はもちろん、『ネイチャー』論文の構成は一体、誰の指導でまとめたのか。不正に手を貸した研究者は他にいなかったのか。理研内部の管理体制やパワハラ、セクハラの有無など、洗いざらい暴露されたら、クビが吹き飛ぶ理研幹部は1人や2人では

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  • 日刊ゲンダイ|朴大統領もア然…韓国語で愛想笑いする安倍外交の支離滅裂

    オランダのハーグで、ようやく実現した日米韓首脳会談だが、冒頭、ズッコケたのが安倍首相の韓国語の挨拶だ。朴槿恵大統領に向かって「お会いできてうれしい」と韓国語で話しかけたのである。もちろん、外務省が用意したものだが、愛想笑いを浮かべて語りかけた安倍に対し、朴槿恵は目も合わさず、何の反応も示さなかった。 会談後、安倍は「極めて有意義だった」と強調、菅官房長官は「(安倍の韓国語は)自然で良かった。首相の人間性を垣間見ることができたのではないか」なんて語っていたが、国際社会は面らったのではないか。やっぱり、コイツは引きずり降ろすしかない。国内の有識者もそう見たはずだ。 ■外交上も非常識 理由はふたつ。 まず、「首脳会談は言葉と言葉の真剣の場ですよ。安倍首相は友好の情を見せようとしたのでしょうが、外国語を話すなんて、首脳会談ではありえない」(元外交官の天木直人氏)という外交上のヒジョーシキ

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  • 日刊ゲンダイ|スタバにユニクロも…「非正規の正社員化」に潜むカラクリ

    ユニクロが大胆な人事を打ち出した。国内の店舗で働くパートとアルバイトの合計約3万人のうち1万6000人を地域限定の正社員(R社員=リージョナル社員)にするというのだ。 高校や大学を卒業しても正規の仕事に就けず、やむなくアルバイトでしのぐ若者にとってはうれしそうな話だが、会社の狙いは何なのか。 ■人件費の圧縮に 「景気回復で、優秀な人材の採用が難しくなっています。一方、仕事とプライベートのバランスを考える風潮があり、地元に密着している若者が増えている。そんな状況の解決策がR社員です。地域限定でも年金や保険、有給休暇などの待遇は社員と同じ。短時間勤務など柔軟な勤務スタイルを採用します。短期のアルバイトを新規に採用すると採用や研修のコストが何度もかかる。R社員なら一度で済む。将来、店長になってアルバイト2、3人分の働きをすれば、長期的にみて人件費アップはそれほどでもないとみています」(広報

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  • 日刊ゲンダイ|「メディアの責任です」次点候補が憤った大阪市長選の舞台裏

    「マスコミは有権者の選択肢を奪った。これは大問題だ」――。23日投開票の大阪市長選に出馬し、次点(約2万4000票)となった無所属の新人で、元議員秘書の藤島利久氏(51)がカンカンだ。投票率23.59%で、過去最低(28.45%=95年)を更新した。藤島氏は史上最低の投票率を招いた責任は「メディアにもある」と、こう続けた。 「いざ選挙となればメディアはふつう、事前に立候補者に経歴を問う質問票のほか、政策などを尋ねるアンケートを行います。ところが今回、政策アンケートはほぼゼロ。辛うじて朝日新聞が掲載しただけで、残りは橋下候補以外を完全無視。この状況で有権者は一体、何を選択基準に投票しろというのか。投票率が低くなるのも当然ですよ」 維新以外が候補者擁立を見送った「橋下の独り相撲」。もともと有権者の関心は低かったとはいえ、藤島氏は「それだけが低投票の原因ではない」と言い切るのだ。

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  • 日刊ゲンダイ|前園真聖は氷山の一角…元Jリーガーを待つ「貧困生活」の元凶

    「現役時代から女遊びは好きだったけど、人が言うように酒は苦手だった。泥酔して暴力をふるうなんて、ちょっと考えられない」 こう言うのは、サッカー関係者。都内の路上でタクシー運転手に暴行を加えて逮捕された、元サッカー日本代表MFの前園真聖(39)の一件は今もって、衝撃が冷めやらない。知人の誕生日だったとはいえ、なぜ苦手な酒を記憶がなくなるまで飲んだのか。 サッカーライターの平野史氏はこう言った。 「ストレスがたまっていたのではないか。人気も実力も日トップクラスだった前園でも、引退後は必ずしも仕事に恵まれているとは言えません。前園は12年にJリーグ及び日本代表の監督を務めるために必要なS級ライセンスを取得しているものの、このS級ライセンスは、例えば96年以降でも毎年20人前後が合格している。つまり、監督の有資格者がサッカー界には300人以上もいるわけですから、指導者という職にはなかなか

  • 日刊ゲンダイ|差別横断幕だけじゃない 問題続きだったJ浦和の過激サポ

    J1浦和のサポーター集団が「JAPANESE ONLY」(日人以外はお断り)の横断幕を掲げた問題でJリーグは13日、浦和に「けん責」「無観客試合の開催(23日の清水戦)」の制裁を加えると発表した。 コトの起こりは8日の鳥栖戦(埼玉スタジアム)の試合前。熱烈サポーターの多い「209ゲート」に問題の横断幕が掲げられ、一般サポーターが関係者に「人種差別。放置すべきではない」と要請した。 しかし、浦和は試合終了まで撤去せず、「撤去までに時間がかかり、差別を容認したと受け止められるような対応があった」と全面的に非を認め、淵田社長の役員報酬自主返納、横断幕を掲げた男性らが所属するサポーター集団に無期限の活動停止、所属メンバー全員に無期限の入場禁止処分とした。 ■10年前には差別発言で制裁金 今回の問題、「浦和では珍しくない」の声が根強い。5年前、浦和に韓国人選手獲得情報が流れた際には、「日

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  • 日刊ゲンダイ|ついに論文撤回か 小保方さんの周りを固める怪しい面々

    「世紀の発見」がついに崖っぷちだ。理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダー(30)らが英科学雑誌「ネイチャー」に発表した万能細胞「STAP細胞」の論文について、理研が論文撤回の検討を始めた。理研は14日に調査結果を公表する予定だが、疑惑論文の責任は小保方さんだけが負うべきことなのか。他にも“怪しい”影がチラつく。 ■疑惑論文の共著者は報奨金2000万円 疑惑論文に関わった研究者は14人いるが、執筆したのは、小保方さんと理研発生・再生科学総合研究センター副センター長の笹井芳樹氏(52)だ。 笹井氏は問題発覚後、一切、表舞台に姿を見せていない。てっきり、小保方さんと一緒にラボ(実験室)に閉じこもり、論文内容や実験手順を必死に検証しているのかと思ったら違った。上原記念生命科学財団の2013年度「上原賞」に選ばれ、11日、都内で開かれた贈呈式に出席した。 「上原賞」は生命科学分野の研究で実

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  • 日刊ゲンダイ|日枝会長との蜜月さらに深まり…「安倍首相の甥」フジ入社へ

    安倍首相とフジテレビの日枝久会長の蜜月ぶりは有名だ。夏には山梨県で3連チャンのゴルフをしたし、それ以外にもしょっちゅう、事を共にしている。そのうえ、日枝会長は昨年、旭日大綬章をもらった。 これじゃあ、フジテレビに権力の監視なんて期待するべくもないが、もうひとつ、2人の蜜月に新たな“材料”が加わった。 ナント、安倍首相の甥っ子が今年4月からフジテレビに勤務するのである。 「安倍首相の実弟で衆院議員の岸信夫氏の次男です。慶大商学部で準硬式野球部に所属していました。コネ入社かどうかはわかりませんけど、首相の甥っ子のうえに、父方の曽祖父が岸信介という家柄です。テレビ局はコネがはびこっていますが、さすがに現職総理の親戚が新入社員で入るのは聞いたことがありません」(民放関係者) ■政界サラブレッドの先物買いか フジテレビの日枝会長は東京五輪やカジノ、特区で一儲けしようと、鼻息が荒い。政権と

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  • 日刊ゲンダイ|PC遠隔操作 冤罪本500冊読破の片山被告に恐れる検察

    「検察の最後の悪あがき。何が何でも私を外に出したくなかったのだろう」――。 PC遠隔操作事件で威力業務妨害罪などに問われた元IT関連会社社員、片山祐輔被告(31)が5日、東京拘置所から保釈された。 東京高裁が4日に保釈を認めたが、検察側が不服を申し立て、執行停止に。しかし、検察の手続きミスが判明し保釈が決まった。片山被告は東京・霞が関の司法記者クラブで会見を開き、冒頭のように検察批判を展開した。 昨年2月10日に逮捕されてから、389日。3度も再逮捕され、10の事件で起訴されたが、片山被告は一貫して否認してきた。5日の会見でも「私はやっていないし、身に覚えもない」と改めて無実を訴えている。 まず、神奈川・江の島の野良ネコの首から回収された、SDカードに付着していたセロハンテープから検出されたDNAについて、「私のDNAではなかった。検察はそこかしこに証拠の矛盾があるのに屁理屈で隠蔽

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  • 日刊ゲンダイ|プーチンに電話もできない安倍首相「地球儀外交」の情けなさ

    安倍首相は「地球儀外交」などと利いたふうなことを口にしていたが、世界で孤立し、安倍外交は完全に失敗している。 「外交は緊迫した時に力量が試されます。安倍首相はプーチン大統領をファーストネームの“ウラジーミル”と呼ぶほど近さを自慢していたのだから、すぐに電話をかけるべきです。オバマ大統領も、ドイツのメルケル首相も直接電話でプーチン大統領と話している。なのに、電話1かけない。結局、まずアメリカに電話をして、アメリカの意向を聞いてからでないとロシアに電話できないのでしょう。でも、気軽にオバマ大統領に電話するほど親しくない。今月中旬に谷内正太郎・国家安全保障局長をロシアに派遣するそうですが、あまりに間が抜けています。その頃、ウクライナ情勢はどうなっているか分かりませんよ。要するに、打つ手がないのでしょう。これでは、プーチン大統領と5回も会った意味がありませんよ」(元レバノン大使の天木直人氏)

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  • 日刊ゲンダイ|「つくる会」系教科書強要 安倍政権が沖縄竹富町に直接圧力

    フジサンケイグループ育鵬社の教科書「新しいみんなの公民」の採択をめぐる文科省と沖縄・竹富町の“攻防”が見過ごせなくなってきた。 育鵬社といえば、先の都知事選で田母神俊雄氏を全面支援した「新しい歴史教科書をつくる会」系。社長はフジテレビの元幹部だ。 こんな教科書は使いたくないという竹富町教委の気持ちがわかるが、文科省は県教委を通じ、「なんとかしろ」と圧力をかけてきた。しかし、県教委が動かないので業を煮やし、今月中にも直接、竹富町に「是正要求」する方針を固めたのだ。国が市町村の教育行政に直接、圧力をかけるなんて前代未聞だ。 問題の教科書を見ると、たとえば「平和主義」のところでは見開き2ページのうち約3分の2のスペースを割いて自衛隊の存在意義を説いている。「なぜ日の憲法は一度も改正されていないのでしょう」にも2ページを割いている。 「そもそも竹富町と、石垣、与那国両市町で構成される八重

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  • 日刊ゲンダイ|「ある夕刊紙は…」愛読者の安倍首相、日刊ゲンダイを批判?

    安倍首相が12日の衆院予算委員会で、NHK経営委員の百田尚樹氏が都知事選の応援演説で対立候補を「人間のくず」と表現したことを野党議員に追及され、「ある夕刊紙は私のことをほぼ毎日のように〈人間のくず〉と報道しております。私は別に気にしませんけどね」と笑いながら受け流した。 どうも日刊ゲンダイを指しているようだが、権力批判や監視が命題のジャーナリズムとは違い、公人である百田氏の「くず」発言を笑いでゴマカすのには疑問が残る。もっとも、紙は首相のことを「ボンクラ」「嘘つき」とは表現したが、一度も「くず」とは報じていない。 麻生副総理と同様、熱心な紙読者として知られる安倍首相。今後は2人一緒に細心の注意で熟読してもらいたい。

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  • 日刊ゲンダイ|ゴースト作曲家 新垣氏が18年間表に出られなかった理由

    「佐村河内さんが世間を欺いて曲を発表していることを知りながら、指示されるがまま、曲を書き続けた私は、佐村河内さんの『共犯者』です」 6日、18年間ゴーストライターをやってきた桐朋学園大音楽学部非常勤講師の新垣隆氏が、都内で謝罪会見を行った。 約1時間半にわたり、記者からの40以上の質問に答えた。新垣氏は、手は下に置いたまま姿勢を崩すこともない。時折うなずくだけで感情を見せることはなく、「大丈夫か」(マスコミ関係者)と心配になるほど追い込まれているように見えた。一体どんな人物なのか。 新垣氏は、同大音楽学部作曲科を卒業。現代音楽の分野では有名人で、作品を発表したり、市民オーケストラの指導を行っていたという。実際、あれだけの作品を作っているわけだし、ゴーストにこだわる必要はなかったのではないか。 ■現代音楽界では潰される! 「クラシックジャーナル」編集長の中川右介氏がこう言う。

    日刊ゲンダイ|ゴースト作曲家 新垣氏が18年間表に出られなかった理由
    fromAmbertoZen
    fromAmbertoZen 2014/02/11
    中川右介『閉鎖的な世界だから仲間内で潰し合うのはしばしば。名前を出して“売れる音楽”を作れば、商業主義に走ったと、現代音楽の世界に戻れなくなる』なんと!?