台風8号接近に伴い発生しているマンゴーの滞貨問題を解消するため、 県は9日、 防衛省と農林水産省に自衛隊ヘリによる輸送を要請した。 同要請を受け、 陸上自衛隊第15旅団所属の大型ヘリ (CH―47JA) が10日正午過ぎから計4機出動し、 6・27㌧のマンゴーを沖縄本島に輸送した。 県によると、 9日に自民党県連から 「自衛隊ヘリによる輸送」 について要請があり、 防衛省と農水省に要請したところ、 「今回は特別な措置 (台風8号による特別警報発令)」 として認められた。 輸送作業は10日午後から行われ、 最初のヘリ一機が正午過ぎに航空自衛隊宮古島分屯基地に到着。 民間の運送会社が運び込んだ箱詰めのマンゴーを次々に積み込み、 午後2時過ぎには航空自衛隊那覇基地に向けて飛び立った。 その後も約40分│1時間半置きに別の機体が飛来し、 輸送作業を滞りなく終了した。 航空自衛隊那覇基地では民間の運