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ブックマーク / www.miraisha.co.jp (8)

  • [新訳・評注]歴史の概念について - ヴァルター・ベンヤミン 著 / 鹿島徹 訳・評注|未來社

    定価:体2,600円+税 ISBN:978-4-624-01193-2 発行日:2015年7月10日 判型:四六判並製 ページ:252 Cコード:C0010 ベンヤミン個人の人生とヨーロッパの情勢と、ふたつの危機の度合いが深まっていくなかで構想された未完の遺稿「歴史の概念について(歴史哲学テーゼ)」。6つのバージョンの原稿が現存しているが、既訳では特定の校訂版のみが主として参照されてきた。書は、これまであまり顧みられてこなかった、1981年にジョルジョ・アガンベンが入手したタイプ原稿を底にすえ、他の原稿を参照しつつ新訳を作成する。底のみに見られるテーゼ1篇と自筆の書き込みも訳出。訳者による各テーゼへの充実した評注も独立させて附し、テクストの新たな相貌を浮かび上がらせる。 イントロダクション――時代・生涯・テクスト 1 執筆当時の歴史状況――コミンテルン人民戦線戦術と独ソ不可侵条約

    [新訳・評注]歴史の概念について - ヴァルター・ベンヤミン 著 / 鹿島徹 訳・評注|未來社
  • エドガー・アラン・ポーの復讐 - 村山淳彦 著|未來社

    アメリカで初めて、原稿料のみで生計を立てた作家エドガー・アラン・ポー。 売文で生計を立てるためには「売れる」文章をつくらなければならない。しかし「売れる」ために書く文章は自分が当に書きたかったものなのだろうか……。 ポー作品を「読者目線から」批評し、ポーが書き散らかした売文家のジレンマと怨念を、「天邪鬼」「復讐」をキーワードに迫る。 まえがき――ポーと一人称 売文家の才気と慚愧 「アッシャー家」脱出から回帰へ 「群集の人」が犯す罪とは何か 黒と天邪鬼 「盗まれた手紙」の剰余 「メロンタ・タウタ」の政治思想 ポー最後の復讐 付論 ポーとドライサー 村山淳彦(むらやま・きよひこ) 1944年、北海道生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。東洋大学文学部教授。東京都立大学名誉教授。 編著書=『セオドア・ドライサー論――アメリカと悲劇』(南雲堂、日米友好基金アメリカ研究図書賞)、

    エドガー・アラン・ポーの復讐 - 村山淳彦 著|未來社
  • 沖縄差別と闘う - 仲宗根勇 著|未來社

    定価:体1,800円+税 ISBN:978-4-624-41099-5 発行日:2014年9月30日 判型:四六判並製 ページ:236 Cコード:C0036 今年11月におこなわれる沖縄県知事選にむけての緊急出版!! 30年の沈黙を破って沖縄の知性が知事選・辺野古闘争に奮闘する兄妹たちにささげる緊急アピール。 1972年の日「復帰」をめぐって反復帰論の指折りの論者として名を轟かせた著者が、安倍強権政治の暴力的な沖縄支配に抗して、再びその強力な論理をもって起ち上がった。一気書き下ろし120枚を巻頭に、1980年代の先鋭かつ先見的な論考・時評を収録する現代沖縄論最強の一冊。 第一部 憲法危機のなかの沖縄自立 第二部 自立・沖縄の夢とうつつ 「沖縄自立」の夢遠く 琉球共和国憲法F私(試)案(部分) 琉球共和国の理念と前提 立ち枯れた沖縄独立共和国の夢――沖縄民主同盟 沖縄における天皇制と日の

    沖縄差別と闘う - 仲宗根勇 著|未來社
  • 沖縄、脱植民地への胎動 - 知念ウシ 與儀秀武 桃原一彦 赤嶺ゆかり 著|未來社

    定価:体2,200円+税 ISBN:978-4-624-41098-8 発行日:2014年8月25日 判型:四六判並製 ページ:254 Cコード:C0036 PR誌「未来」の連載「沖縄からの報告」2012年3月号~2014年3月号を単行化。 普天間基地の移設問題、オスプレイ配備問題、竹富町の教科書問題など、政治・軍事から教育・言語にまでわたって沖縄の大地と文化を収奪する日の「植民地主義」を批判し、「脱植民地」の思索と実践を報告する時事論集。「未来」2013年12月号~2014年6月号で掲載された、知念ウシ氏と石田雄氏との暴力・植民地をめぐる往復書簡も収録する。 第一部 知念ウシ 「どうして沖縄の正月は学校が休みにならないの」/なぜ岩国×で沖縄は〇なのか/普天間基  地の中に入ってみた/オスプレイ腰 與儀秀武 海岸線の思考/エリアの構想力/沖縄文化の潜勢力/独立論の行方 桃原一彦 「井

    沖縄、脱植民地への胎動 - 知念ウシ 與儀秀武 桃原一彦 赤嶺ゆかり 著|未來社
  • 琉球共和社会憲法の潜勢力 - 川満信一 仲里効 編|未來社

    1981年の「新沖縄文学」に発表された川満信一氏による「琉球共和社会憲法C私(試)案」は、幻想と裏切りに終わった沖縄の「土復帰」後十年の歴史と実態を踏まえて発想された、ユートピア精神にあふれる憲法案であるが、昨今の改憲案にみられる危険な方向性にたいして強烈なアンチを突きつける平和志向を内実とする琉球共和社会の実現をめざすものであり、琉球内外十二人の論客が「川満憲法」の現代性と可能性をあらためて問い直す緊迫の問題提起! 第一部 原点から、架橋と越境 川満信一 琉球共和社会憲法C私(試)案 川満信一 琉球共和社会憲法私案の経緯――共和国と共和社会はどう違うのか 平恒次・川満信一 対談:近代国家終えんへの道標 孫   歌 リアリズムのユートピア――川満信一「琉球共和社会憲法C私(試)案」を読む 仲里  効 ノモスの消失点、到来する共同体――「死者的視点」から「異場の思想」まで 第二部 アリーナ

    琉球共和社会憲法の潜勢力 - 川満信一 仲里効 編|未來社
  • 哲学を回避するアメリカ知識人 - コーネル・ウェスト 著 / 村山淳彦 堀智弘 権田建二 訳|未來社

    〔ポイエーシス叢書62〕 原書はThe American Evasion of Philosophy: A Genealogy of Pragmatism (1989). パース、ジェームズ、デューイ、ローティなどのアメリカを代表する知識人たちの言説を系譜学的に整理し、プラグマティズムに流れるヨーロッパ哲学回避の知的伝統がエマソンに由来することを明らかにする。 現在は社会運動にも積極的にかかわるウェストの初期の学術書。人種問題・政治参加の観点からエマソン、ローティらを批判し、政治へ参与する哲学として「預言的プラグマティズム」を掲げるなど、現在の知的関心が萌芽としてあらわれている著作。 謝 辞 序 説 第1章 アメリカのプラグマティズムの前史としてのエマソン 力(および伝統)についてのエマソンの見解 挑発(および市場)についてのエマソンの見解 人格(および人種)についてのエマソンの見解 有機

    哲学を回避するアメリカ知識人 - コーネル・ウェスト 著 / 村山淳彦 堀智弘 権田建二 訳|未來社
  • 向井豊昭の闘争 - 岡和田晃 著|未來社

    定価:体2,600円+税 ISBN:978-4-624-60115-7 発行日:2014年7月1日 判型:四六判並製 ページ:236 Cコード:C0095 小社PR誌連載「向井豊昭の闘争」を主軸とし、大幅に増補・改稿した、作家・向井豊昭の評伝。 「『怒り』の力を取り戻すこと。ひとえにこれが、書の目的である。」(文より) 現代の批評は何を取りこぼしてきたのか。時代の閉塞に亀裂をもたらす「怒り」の力を取り戻すため、若き文芸評論家・岡和田晃が、文学史の闇に埋もれた作家・向井豊昭(1933~2008)の生涯と作品を、いま再び世に問う。〈アイヌ〉に対する征服者としての痛みを背負いながら「爆弾の時代」を通りぬけ、グローバリズムと商業主義の暴力に裸一貫で立ち向かった作家のたどり着いた場所とは。巻末の作品リストも壮観。 第一部 一九六九年まで 一 〈アイヌ〉というアイデンティティ・ポリティクス 二 

    向井豊昭の闘争 - 岡和田晃 著|未來社
  • シランフーナー(知らんふり)の暴力 - 知念ウシ 著|未來社

    定価:体2,200円+税 ISBN:978-4-624-41094-0 発行日:2013年9月19日 判型:四六判並製 ページ:258 Cコード:C0036 「復帰」40年を迎え、いぜんとして相対立する基地問題や米兵暴行事件などをかかえさせられる沖縄で、基地反対運動をはじめさまざまな問題に積極的に参加するとともに、日政府の対沖縄政策、基地対策の無責任や拙劣さにたいして一貫して厳しい批判的論陣を張り、それに意識的無意識的に同調する日人(ヤマトゥンチュ)の沖縄への無理解、無知、さらには事態の質を知ろうとしないあるいは、知らないふりをすること(シランフーナー)の暴力性を暴き出す。『ウシがゆく』につぐ政治論集。著者の思考の原点を示すエッセイ等とともに最近の主要な発言を収録。 第一部 知らないふりは暴力であり、攻撃である 沖縄の米軍基地へ核査察を 基地の「平等負担」 アメリカで在沖米軍基地の

    シランフーナー(知らんふり)の暴力 - 知念ウシ 著|未來社
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