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ブックマーク / as2.c.u-tokyo.ac.jp/~shmz (4)

  • 統計物理学と凝縮系物理学の断絶 その1

    学会での発表者である伊藤研の芝君に、彼の仕事を批判していると誤解されてしまったの で、そうではないということを強調しておきます。 基的に、下にある『「それ が実験事実だからそれでいい」とコメントした』という記述からも判るように、彼の仕事に文句を言っているのではありません。それどころか、 僕は、実験と合わない理論は自然科学としては無意味だと考え ていますから、実 験と合うということは、最重要なハードルをクリアしている(= 考えてみる価値がある)ということであり、彼はまだ修士の2年生なのに、と ても立派な仕事だと思います。 僕は、彼の仕事が云々ではなくて、2つの業界の断絶をなんとかしたいと言っているのです。 以下に書いたことで言わんとする事はあまりよく伝わっていないようなのですが、何を言いたいかというと、次のことに凝縮系物理学で知られている範囲のこと を示し、「議論するならその先をやりましょ

  • しみずの雑記帳

    量子測定理論入門 2021/08/03, 08/04/22, 07/06/05 量子純粋状態による統計力学 2012/09/18, 09/17 量子統計力学の新しい定式化     2012/03/26 熱揺らぎとは何か? 2011/08/26 研究者のための研究道具ガイド-お勧めの機器と、 買ってはいけない機器    08/04/21 有限系におけるゲージ対称性の破れをどう理解するか? 08/04/17, 08/04/08 研究のしやすさ についての実地研究の結果 を発表します 199?年に記す, 07/10/04に加筆 非平衡状態の標準モデル(1) 07/09/24 Keldyshグリーン関数では非平衡状態はわからない 07/09/22 ミクロとマクロを繋ぐ (2) 「なんで相加変数でやるのさ?」      07/08/21 ミクロとマクロを繋ぐ (1) 「同じ状態・違う状態ってなんなの

  • SHIMIZU's home page

    SHIMIZU's home page! 清水明のページへようこそ! English version is here. I am interested in ... · Quantum Physics of Macroscopic Systems · Nonequilibrium Statistical Physics · Measurement Theory Publication List Awards and selections 第16回応用物理学会賞 (1994) A Paper of Editors' Choice (Journal of the Physical Society of Japan, 2005) with T. Yuge and N. Ito Editors' Suggestion (Phys. Rev. Lett., 2012) with S. Sugiura

  • 物理の理論を「公理論的に」記述することについて

    「厚いと売れない」「高いと売れない」という出版業界の「常識」に反論するために、厚くて高い「熱力学の基礎」の売れ行きをGoogleで調べ始めたら、僕の熱力学の と田崎さんの熱力学のを比較している評論に出会った。(賛成できるかどうかは別として)鋭い評論だったので、コメントをしました。 僕の「熱力学の基礎」は、最初に「要請」(数学で言えば公理のようなもの)を示し、そこから演繹的にすべての結論を導いていくスタイルをとっています(それをここでは「公理論的」と言うことにします)が、それについて です。そのコメントからの抜粋です(これだけで話が見えるように適宜補いました)。 「公理論的な体系は、論理構造が明確な反面、その公理からはずれたときのロ バストネスがないのでは?」という疑問に対して: たしかに僕は、できあがっている理論については、いっさいのしがらみを捨てて、その完成形をきちんと書こうとするタ

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