学会での発表者である伊藤研の芝君に、彼の仕事を批判していると誤解されてしまったの で、そうではないということを強調しておきます。 基本的に、下にある『「それ が実験事実だからそれでいい」とコメントした』という記述からも判るように、彼の仕事に文句を言っているのではありません。それどころか、 僕は、実験と合わない理論は自然科学としては無意味だと考え ていますから、実 験と合うということは、最重要なハードルをクリアしている(= 考えてみる価値がある)ということであり、彼はまだ修士の2年生なのに、と ても立派な仕事だと思います。 僕は、彼の仕事が云々ではなくて、2つの業界の断絶をなんとかしたいと言っているのです。 以下に書いたことで言わんとする事はあまりよく伝わっていないようなのですが、何を言いたいかというと、次のことに凝縮系物理学で知られている範囲のこと を示し、「議論するならその先をやりましょ