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ブックマーク / kariyatetsu.com (10)

  • 鳩山由紀夫氏から菅直人氏へ(3) | 雁屋哲の今日もまた

    さて、今回でこの話はお終い。 実は、この話はもっと前に、アップロードしたかったのだが、前回の分があまりに長すぎる、と言う文句があちこちから来た。 あんなに長いものを続けられたらたまらない、と言う。 では、少し間を置きましょうということで、今日まで、待ったんですよ。 これまでに、どうして日アメリカの奴隷国家になったのか話してきた。 昭和天皇の責任もある程度話した(充分ではない)。 自民党の結成当時のことも、その表面的なことだけ話した。 (もっと、深いところは、流石にアメリカの公文書館でも明らかにしていないし、自民党関係者が、これまで真実を語る勇気を持つ訳がなかったから、仕方がない) 押さえておくべき事は、自民党は、アメリカのCIAエージェント(代理人)として、金で買われた岸信介と児玉誉士夫によって作られたと言うことである。 岸信介は、東条内閣の商工大臣。 A級戦犯である。 この、A級戦犯

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  • 男組についてー2 | 雁屋哲の今日もまた

    漫画は大変な力を持っている。 荒唐無稽な設定で、あり得ない筋書きで、あり得ないアクションで話を展開して行きながら、書く側は読者へのメッセージを伝えることが出来るのだ。 それも、普通に文章などで伝えるより、はるかに強力に読者の心に訴えかける事が出来る。 それは画で刺激を与えて最初に感性に訴えかけるからだろう。 画で感性が高ぶっている状態では、生なメッセージも抵抗なく受け入れられてしまう。 さて、横山茂彦氏が 「男組の時代 番長たちが元気だった季節」名月堂書店刊 で取り上げてくださった、「男組」の論点について、話したい。 前にも記したが、私と横山茂彦氏の一致した論点は、「権力に対する闘い・抵抗」だ。 「男組」では流全次郎と神竜剛次との闘いが前面に出ているが、実は、その背後に「影の総理」という存在がある。 「影の総理」とはその名の通り、総理大臣の背後にいる存在で、総理大臣を動かしているものである

    男組についてー2 | 雁屋哲の今日もまた
    fromAmbertoZen
    fromAmbertoZen 2021/08/05
    「雁屋F」ってそんな意味だったのか! (あと、スカトロ本は、本当に雁屋哲の書いたものだったのか...)
  • 奇怪なこと | 雁屋哲の今日もまた

    奇怪なことが私の身辺に起こったので、ご報告します。 大変に長くなりますが、事の次第で仕方が無い。 お読み頂ければ大変に幸せです。 話しは2014年に遡ります。 その年の4月末に発売された「ビッグコミック スピリッツ」誌の第22・23合併号に「美味しんぼ 福島の真実編」第22話が掲載されると、突然、新聞、テレビ、週刊誌、インターネットで私に対する非難が巻き起こり、しかも、国会議員、大臣、最後には総理大臣まで乗り出してきました。 安倍晋三首相が「美味しんぼ」を風評被害を巻き起こすと非難するのがテレビで流されました。 その回の「美味しんぼ」で、主人公の山岡が福島の取材から帰ってきた直後に事中に鼻血を出す場面が描かれています。 この、鼻血がいけないと言うのです。 これでは、福島は放射線量が高くて危険なところであるように思われる。 それは、福島に対する風評被害を生み出す、のだそうです。 「風評」と

    奇怪なこと | 雁屋哲の今日もまた
  • 雁屋哲の今日もまた

    新疆・ウィグルの旅(その2) 今回の、新疆・ウィグル旅行は正味10日間のものだった。 10日間で、あの広大な新疆・ウィグル地区を見て回るのは無茶と言うものだ。 しかも、その真意は、新疆・ウィグル地区における中国政府の圧制をこの目で確かめたいというのだから、最初から無理であることは目に見えている。 しかし、私の考えでは、中国政府による圧制の現場、収容所などの取材は何日かけても真相を摑むのは、今の中国政府の管理課にあっては不可能だろう。 基的に、そのような現場に近寄れないし、近寄ったら、そのまま拘束ということも高い確率であり得るのだ。 それは,あまりに危険だ。 であれば、そもそも、新疆・ウィグル地区に行くこと自体が意味のないことになるのだが、そこは、物書き稼業を50年続けて来た私だ。 実際に収容所などの圧制の現場を見なくても、ウィグルの人びとの姿を見れば、分かることがある。 今の私にとって大

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  • 色々と | 雁屋哲の今日もまた

    1)以前、このページで、取材は、「福島の真実篇 その24」が終わってからお受けすると書きましたが、現在のところ、まだ冷静な議論をする状況にないと判断して、取材をお受けするのを先に延ばすことにしました。 私は、様々な事情があって、早くても7月の末まで、日に戻れません。 取材はそれから、ご相談させて頂きます。 また、勝手ながら、取材のお申し込みに対して個別のお返事は差し上げられません。 現在、取材を申し込んで来られた皆様には申し訳ないことですが、ご了承下さい。 2)「美味しんぼ」の休載は、去年から決まっていたことです。 今回色々な方が編集部にご意見を述べられていますが、そのようなことに編集部が考慮して、「美味しんぼ」の休載を決めた訳ではありません。 「美味しんぼ」の「福島の真実篇」は最初単行にして1巻の予定で始めました。 しかし取材を重ねている内に、単行1巻ですむような事では無いことが分

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  • 自発的隷従論 | 雁屋哲の今日もまた

    最近、目の覚めるような素晴らしいに出会った。 「自発的隷従論」という。 エティエンヌ・ド・ラ・ボエシ(Etienne de la Boétie)著、 (山上浩嗣訳 西谷修監修 ちくま学芸文庫 2013年刊)。 ラ・ボエシは1530年に生まれ、1563年に亡くなった。 ラ・ボエシは33歳になる前に亡くなったが、この、「自発的隷従論」(原題: Discours de la servitude volontaire)を書いたのは、18才の時だという。 あの有名な、モンテーニュは ラ・ボエシの親友であり、ラ・ボエシ著作集をまとめた。 今から、450年前に18才の青年に書かれたこの文章が今も多くの人の心を打つ。 この論が、「人が支配し、人が支配される仕組み」を原理的に解いたからである。 「自発的隷従論」はこの「ちくま学芸文庫」版ではわずか72頁しかない短い物だが、その内容は正に原理であって、その意

    自発的隷従論 | 雁屋哲の今日もまた
  • 取材などについて | 雁屋哲の今日もまた

    ただし、yahooメール、Gメールのように、幾らでも作れて、一回こっきりで捨てられるようなフリー・メルによるものは、自動的に、はねる仕組みになっています。

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  • 福沢諭吉について1 | 雁屋哲の今日もまた

    この二年ほど、福沢諭吉にとり憑かれて困っている。 その発端は、朝日新聞社発行の週刊誌AERAの2005年2月7日号、「偽札だけではない、福沢諭吉の受難」という記事にある。 その記事には、「日の近代化に貢献した幕末・明治初期の思想家、福沢諭吉。その先覚者が、全集に混入した他人の言説などを元に批判されている。混迷深い今こそ諭吉を評価し直すときだ」と前振りが打たれている。 記事の頭には「思想も偽造されていた」とある。 この記事を書いたのは、長谷川煕氏であるが、こう言う記事を載せたからには、長谷川氏だけではなく朝日新聞社もこの文章についての責任を取らなければならないだろう。 長谷川煕氏は、ウクライナ、イラン、アラブ諸国、トルコなどを例に挙げて、いまだに近代化されていないと指摘し、それにもかかわらず非西洋国である日が近代化されたのは何故か、とまず問いかけ、「諭吉は、近代化へと大旋回した維新期の日

    福沢諭吉について1 | 雁屋哲の今日もまた
  • 反論は、最後の回まで,お待ち下さい | 雁屋哲の今日もまた

    「美味しんぼ 福島の真実篇」、その22で、鼻血について書いたところ、色々なところで取り上げられてスピリッツ編集部に寄れば、「大騒ぎになっている」そうである。 私は鼻血について書く時に、当然ある程度の反発は折り込み済みだったが、ここまで騒ぎになるとは思わなかった。 で、ここで、私は批判している人たちに反論するべきなのだが、「美味しんぼ」福島篇は、まだ、その23,その24と続く。 その23、特にその24ではもっとはっきりとしたことを言っているので、鼻血ごときで騒いでいる人たちは、発狂するかも知れない。 今まで私に好意的だった人も、背を向けるかも知れない。 私は自分が福島を2年かけて取材をして、しっかりとすくい取った真実をありのままに書くことがどうして批判されなければならないのか分からない。 真実には目をつぶり、誰かさんたちに都合の良い嘘を書けというのだろうか。 「福島は安全」「福島は大丈夫」「

    反論は、最後の回まで,お待ち下さい | 雁屋哲の今日もまた
  • 少年サンデー・少年マガジン50周年記念合同パーティー | 雁屋哲の今日もまた

    3月17日、少年サンデー・少年マガジンの50周年記念合同のパーティーが開かれた。 私はパーティーと言う物が実に嫌いで、お誘いがあっても出席せず、最後に出席したのは、我が愛する池上遼一さんが小学館漫画賞を受賞されたときのお祝いのパーティーだ。 幾らパーティー嫌いと言っても、私が最初に漫画の世界に入るきっかけを作ってくれたのが少年マガジンの山野さんだし、当時の少年マガジンの編集長の宮原さんだ。 さらに、私が格的に漫画の世界でべて行かれるようにしてくれたのは、少年サンデーの白井さんだし、当時の少年サンデーの編集長の井上さんだ。 サンデーとマガジン。強烈な敵対意識を持っていた両誌が合同で50周年記念パーティーを開くという。 いくら、パーティー嫌いでも、両誌にお世話になった私として、これだけには出席しなければなるまい、それに、昔の編集者たち、漫画家たちと会える。これは同窓会ではないかと考え、14

    少年サンデー・少年マガジン50周年記念合同パーティー | 雁屋哲の今日もまた
    fromAmbertoZen
    fromAmbertoZen 2013/09/13
    「(島本和彦と組んだ)「風の戦士ダン」は(中略)、私としては原作にギャグを入れなかった。」「出来上がった作品を見ると、妙におかしいギャグが入っている。」「島本さんのあの、類い稀なギャグの感覚を吸収でき
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