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ブックマーク / orebibou.com (22)

  • scpコマンドで覚えておきたい使い方7個 | 俺的備忘録 〜なんかいろいろ〜

    以前、sshコマンドの覚えておきたい使い方について記述した事があったが、今回はscpコマンド。 scpはsshプロトコルを利用しているので、環境によってはFTPよりも使い勝手が良いのでよく使われている。今回は、そんなscpコマンドで覚えておきたい使い方について記述する。 1.基の使い方 基的には、以下のようにコマンドを実行する。 scp [[ユーザ@]ホスト:]file1 [[ユーザ@]ホスト:]file2 上の実行例を見てもらえればわかるように、ローカルからリモート、リモートからローカル、そしてリモートからリモートへのコピーも可能だ。 ●ローカルからリモートへの転送 scp ローカルファイルのPATH ユーザ名@ホスト名:/リモート先のPATH ●リモートからローカルへの転送 scp ユーザ名@ホスト名:/リモート先のPATH ローカルファイルのPATH ●リモートからリモートへの転

  • topコマンドで覚えておきたい使い方14個 | 俺的備忘録 〜なんかいろいろ〜

    topコマンドといえば、よくLinuxのパフォーマンス状態をモニタリングするために利用されているコマンドだ。 今回は、そんなtopコマンドで覚えておきたい使い方14個を紹介する。 なお、検証で使用したtopコマンドはCentOS 7 で利用している「procps-ng version 3.3.9」のものとなっている。 1.基的な使い方 基的には、オプション無しで以下のようにコマンドを実行する。 top top - 07:21:06 up 4 days, 17 min, 4 users, load average: 0.00, 0.00, 0.00 Tasks: 186 total, 1 running, 185 sleeping, 0 stopped, 0 zombie Cpu(s): 0.0%us, 0.0%sy, 0.0%ni,100.0%id, 0.0%wa, 0.0%hi, 0

  • Linuxでソースからコンパイルしてインストールしたパッケージを管理する『porg』 | 俺的備忘録 〜なんかいろいろ〜

    yumやapt-getからインストールしたり、rpmやdebパッケージを利用してインストールした場合、アンインストールやアップグレードを行うのは簡単だ。 しかし、ソースファイルからコンパイルしたパッケージの場合、makeファイルにuninstallが用意されているならまだしも、もし用意されてないと、パッケージをアンインストールしたりするのは非常に大変だ。 そんなソースからコンパイルしmake installしたパッケージを管理してくれるのが、『porg』だ。pacoという、同じくソースからインストールしたパッケージの管理ツールが前身。 今回は、この『porg』をCentOS 7に実際にインストールし、ソースからインストールしたパッケージを管理してみることにする。 1.『porg』のインストール まずは『porg』のインストールから。 以下のコマンドを実行し、パッケージのソースコードをダウン

  • rsyncコマンドで覚えておきたい使い方10個 | 俺的備忘録 〜なんかいろいろ〜

    Linuxで差分バックアップを行うコマンドといえば、rsyncコマンドだ。 バックアップ元ディレクトリとバックアップ先ディレクトリに差分があればそれを考慮してバックアップを取得するため、利用している人も多いだろう。 今回は、そんなrsyncコマンドで覚えておきたい使い方についてを紹介する。 1.基的な使い方 rsyncコマンドは、基的に以下のようにコマンドを実行しバックアップを行う。 rsync [オプション] バックアップ元ディレクトリ バックアップ先ディレクトリ オプションを指定する場合はディレクトリの指定前に行う。 2.権限、所有者等を 引き継いでバックアップする ファイルの権限や所有者、グループ、タイムスタンプを引き継いで、ディレクトリ内を再帰的にバックアップを取得する場合は、「-a」オプションを付与する。 rsync -a バックアップ元ディレクトリ バックアップ先ディレクト

  • LAN内で利用されているIPアドレスを調べる『arp-scan』コマンド | 俺的備忘録 〜なんかいろいろ〜

    あまり知らない環境で作業をする際、LAN内で稼働しているマシンの一覧が欲しくなる事もあるだろう。 そんなときに便利なのが、今回紹介する『arp-scan』コマンドだ。 このコマンドを実行することで、同じネットワークに所属して動作しているマシンのIPアドレスMACアドレスの一覧を取得することができる。 1.インストール まずはインストールから。 インターネットに接続している環境であれば、以下のコマンドを実行するだけだ。 Debian/Ubuntuの場合 apt-get install arp-scan RHEL系の場合 yum install arp-scan ソースからコンパイルする場合は、前提となるpcapなどをインストールした上で、以下のようにコマンドを実行する。 git clone https://github.com/royhills/arp-scan.git cd arp-sc

  • 「◯◯時からXX時までの間のログを抽出」というような、時間で指定ができる『timegrep』コマンド | 俺的備忘録 〜なんかいろいろ〜

    ログを閲覧する際、「◯月◯日の◯時~☓時までの間」のログを見たいという事があるだろう。 そんな時便利なのが、今回紹介するtimegrepコマンドだ。これは、まさにその時間を指定してログを抽出することができるコマンドだ。 今回は、CentOS 7にこのコマンドをインストールして、実際に利用してみることにする。 1.インストール まずはインストールから。以下のコマンドを実行し、実行ファイルのダウンロード、配置を行う。 git clone https://github.com/linux-wizard/timegrep cp ./timegrep/timegrep /usr/bin/ 2.コマンドの実行 さて、それでは実際にコマンドを実行してみよう。 コマンドは、以下のように実行するとよい。 timegrep -d yyyy-mm-dd --start-time=XX:XX --end-time

  • Linux/UNIXでローカルにあるスクリプトを配布せずにリモート先で実行させる方法 | 俺的備忘録 〜なんかいろいろ〜

    LinuxやUNIXで、スクリプトをリモート先に配布せずに、ローカルにスクリプトをおいたままリモート先でスクリプトを実行させたいときもあるだろう。 そんなときは、以下のようにsshコマンドを実行するといいだろう。 ssh リモート先のユーザ名@リモート先のホスト名(IPアドレス) 'sh ' < 実行させたいスクリプトのパス 「'sh '」の箇所については、「sh -x」でも「'bash -x'」でも、ローカルで実行する際と同じで構わない。 それでは、実際に実行してみよう。 以下のスクリプトをローカル、リモート先それぞれで実行してみることにする。 #!/bin/sh HOST_NAME=`hostname` USER_NAME=`whoami` echo $USER_NAME@$HOST_NAME 実行した結果がこちら。 見てわかるように、ローカル側で実行した場合はホスト名、ユーザ名はロー

  • vimでリモート先のファイルをsshプロトコル経由で編集する | 俺的備忘録 〜なんかいろいろ〜

    最近、どうもLinux上ではemacsではなくvimを利用する事が多いのだが、その際に知ったので備忘として残しておく。 vimでは、以下のようにコマンドを実行することでリモート先のファイルをsshプロトコル経由で編集することが出来る。 vim scp://ユーザ名@リモートホスト(IPアドレス)//編集対象のファイル 実際にやってみたのがこちら。 まず、既存のファイル「/work/work/test/test2.sh」の中身を確認後、上記コマンドを実行している。 上記コマンドを実行した結果、/tmpフォルダに編集用の一時ファイルが作成される。 そのファイルを開くかを確認される。 ファイルが開かれるので、適当に編集して保存する。 再度ファイルを確認すると、無事編集が反映されている。 と、このような感じだ。 vimの搭載されていない、ESXi上に設置するスクリプトを作成する際に重宝するのではな

  • ssh越しにフォルダをマウントできる『sshfs』コマンド | 俺的備忘録 〜なんかいろいろ〜

    先日、ちょっと事情があってsshを経由してisoファイルをマウントさせたいな、ということがあったのだが、そんな時に使えるのがこのsshfsコマンドだ。 使い方は簡単で、ssh接続先のマウントしたいフォルダと、それをマウントさせるローカル側のマウントポイントを指定するだけ。isoファイルは直接マウント出来ないので、一度フォルダをマウント後、別途mountコマンドでマウントすればいい。 1.インストール インストールは簡単。以下のコマンドを実行するだけだ。 RHEL系の場合 $ sudo yum install sshfs --enablerepo=epel Debian/Ubuntuの場合 $ sudo apt-get install sshfs 2.使い方 使い方は簡単。先ほども記述したように、ssh接続先のマウントしたいフォルダと、それをマウントさせるローカル側のマウントポイントを指定す

  • grepコマンドで覚えておきたい使い方14個(+3個) | 俺的備忘録 〜なんかいろいろ〜

    LinuxやUnixを使っていく上で、どんなに経験が浅くても一度は利用するgrepコマンド。 今回は、このgrepコマンドで覚えておきたい使い方について紹介する。 なお、ここで扱うgrepコマンドはLinuxのものをベースに記述している。商用UNIXやBSD等の場合、オプションなどが異なる事があるので注意。 1.基の使い方 まずは基的な使い方から。 テキストファイルから特定の文字列を含む行のみ出力する。 grep 検索したい文字列 検索したいテキストファイル ワイルドカードを用いる事で、複数のファイルを指定してgrepを行う事も出来る。 コマンドの出力結果から検索する場合は、「|(パイプ)」を利用する。 コマンド | grep 検索したい文字列 2.複数の条件でor検索する 複数の条件で検索を行う場合、eオプションを付与する。 grep -e 検索したい文字列1 -e 検索したい文字列

  • シェルスクリプトのWhile文で代入した変数が空になっている時の対処 | 俺的備忘録 〜なんかいろいろ〜

    先日作成を進めていたシェルスクリプトのWhile文で、変数に値が代入されていない事があったので、その備忘。 これは、Whileと他のコマンドを組み合わせた時に、その組み合わせ方に問題があるとサブシェルとして扱われてしまう事からくる問題だ。 たとえば、以下のように引数で読み込んだファイルの頭に行番号を追記するシェルスクリプトを記述したとする。 #!/bin/sh i=0 cat $1 | while read line; do i=`expr $i + 1` TEXT=$TEXT`echo $i`":$line\n"; done echo $TEXT で、実際にこのスクリプトを実行すると、以下のようになる。 /work/test$ cat test.txt testtest testtest1 testtest2 testtest3 /work/test$ sh test.sh test.t

  • cp、mvの現在状況を確認出来る『cv』コマンド | 俺的備忘録 〜なんかいろいろ〜

    いままで、パフォーマンスやネットワークのモニタリングコマンドについて扱ってきたが、今回はcpやmvプロセスのモニタリングコマンド『cv』について紹介する。 このコマンドは、OS上で実行されているcpやmvの実行状況(何%終了したか等)を確認することが出来る。 1.インストール 以下のコマンドを実行し、『cv』コマンドをインストールする。 git clone https://github.com/Xfennec/cv cd cv make sudo make install これでインストールできた。 2.コマンド実行 インストールは出来たので、次は実際にコマンドを実行してみよう。 まずはヘルプの内容を出力。 $ cv --help cv - Coreutils Viewer --------------------- Shows running coreutils basic comman

  • Webサーバのログをリアルタイムで解析、監視できる『GoAccess』コマンド | 俺的備忘録 〜なんかいろいろ〜

    今回は、Webサーバのログ解析をリアルタイムで行えるコマンド『GoAccess』を紹介する。 1.インストール まずはコマンドのインストールから。 以下のコマンドを実行する。 ソースコードからmakeする場合 wget http://tar.goaccess.io/goaccess-0.8.5.tar.gz tar -xzvf goaccess-0.8.5.tar.gz cd goaccess-0.8.5/ ./configure --enable-geoip --enable-utf8 make sudo make install パッケージ管理ソフトからインストールする場合 brew install goaccess (Mac OS Xの場合) sudo apt-get install goaccess (Debian/Ubuntuの場合) sudo yum install goacc

  • Linuxでネットワークの監視を行えるモニタリングコマンド20選 | 俺的備忘録 〜なんかいろいろ〜

    今回は、Linux上でネットワークトラフィックの監視を行えるモニタリングコマンドについて、数あるコマンドから20個を紹介する。 1.iftop 以前にこちらでも書いているiftopは、個別のソケットで受信・送信パケットをひと目で見る事が出来るコマンド。 通信ごとに個別のプロセスを表示させることは出来ないが、どのホストとの接続がどの程度の帯域を使用しているのかはひと目で分かるだろう。 以下のコマンドでインストールが出来る。 sudo apt-get install iftop # Debian/Ubuntuの場合 sudo yum install iftop # RHEL系の場合 2.bmon 『bmon』は、グラフでトラフィックの負荷を表示してくれるモニタリングコマンドだ。 どのNICのトラフィックを表示させるかを上下キー、モニタリングを行うパケットの種類を左右キーで選択する。 このコマン

  • 危険!決して実行してはいけないLinuxコマンド7個(+1個) | 俺的備忘録 〜なんかいろいろ〜

    Linuxでは、実行することでシステムに重大な影響を及ぼす操作がいくつもある。 今回は、全てのシステム領域を削除してしまうようなものだったり、重要データを削除してしまうような危険なコマンド7個を紹介する。 1.rm -rf rmコマンドでファイルを削除する際、このオプションを用いて削除することで非常に手っ取り早く作業を行う事が出来る…のだが、ちょっとしたタイプミスをしてしまった場合、消してしまってはいけないファイルも強制的に削除されてしまうこともある。 以下に例を記載しよう。 rm :ファイルを削除するコマンド。 rm -r :フォルダを指定することで、再帰的に中のファイルを削除する。 rm -f :削除確認無しに、強制的にファイルを削除する。 ここまでは問題無い使い方。実際に危険なのは、以下のコマンドになる。 rm -rf / :実行するとルートディレクトリ配下を強制的に削除する。 rm

  • Windows VS Mac VS Linux!それぞれが比較されている画像を集めてみた | 俺的備忘録 〜なんかいろいろ〜

    昔からMacユーザにWindowsユーザ、そしてLinuxユーザとで比較しあっていましたが、今回はそんな比較画像を集めてみることにしました。 もちろん、画像の作成者の立場によって見え方が違うところがあるので、そこは容赦してもらいたい。 1. Gigazineさんでも掲載された画像なので、見た事ある人が多いかも。Linuxユーザ、Windowsユーザ、そしてMacユーザから各OSのユーザを見た時のイメージを描いている。 例えば、Linuxユーザから見た時のLinuxはすごいことが出来るイメージだけど、WindowsユーザはMicrosoftにいいように扱われている、MacユーザはApple者の金づるにしか見えない、といったところ。 2. セットアップから作業を行うまでの工程についてを説明している画像。Windowsの場合は新規インストール、Macの場合はメモリを増設する必要があるように書かれ

  • 役には立たないけどちょっとだけ面白いLinuxターミナルでのお遊びコード9個 | 俺的備忘録 〜なんかいろいろ〜

    以前、『Linuxのジョークコマンド11個をまとめてみた』という内容を書いたが、今回は特定のコマンドに頼らずにコンソール上で遊ぶ方法についてを記述する。 まぁ、当たり前では有るんだけど、基的に役には立たないのでそのつもりで… 1.コンソール上に雪を降らせる 使用しているコンソール上で雪を降らせるというもの。 gawkコマンドを別途インストールしている必要がある。 clear;while :;do echo $LINES $COLUMNS $(($RANDOM%$COLUMNS));sleep 0.1;done|gawk '{a[$3]=0;for(x in a) {o=a[x];a[x]=a[x]+1;printf "\033[%s;%sH ",o,x;printf "\033[%s;%sH*\033[0;0H",a[x],x;}}' 雪をアスタリスクで表現しており、時間が経つごとに一番

  • Youtubeの動画をアスキーアートに変換してLinuxコンソール上で再生させる方法 | 俺的備忘録 〜なんかいろいろ〜

    以前、画像や動画をアスキーアートに変換させてLinuxのターミナル上で再生させる方法について記述したが、今回の内容はその応用編。 Youtubeの動画をLinuxコンソール上で再生させる事が出来たので、その方法について記述しておく。今回の検証環境は、Ubuntu 14.04 LTSを用いる。 1.必要なパッケージのインストール 以下のコマンドを実行し、必要となるパッケージのインストールを行う。 sudo apt-get install caca-utils mplayer youtube-dl 2.コマンドの実行 さて、実際にコマンドを実行する。 以下のようにコマンドを実行することで、Youtubeの動画をLinuxコンソール上で再生させることが出来る。 mplayer -vo caca `youtube-dl -o test1.mp4 "https://www.youtube.com/w

  • GUIを取り入れたターミナルソフトウェア『Final Term』 | 俺的備忘録 〜なんかいろいろ〜

    前回、ターミナル上で画像の表示や動画の再生を行えるというターミナルソフト『Terminology』を紹介したが、今回もGUIを取り入れたターミナルソフトを紹介する。 Final Term 動画を見てもらえればわかると思うが、lsコマンドで表示させたファイルに対し操作を行ったり、Tab補完時の候補表示も行ってくれたりと面白い動きをしている。 今回は、Ubuntu 14.04 LTSにこのソフトウェアをインストールし、実際に使ってみる事にする。 1.インストール まずはインストールから。以下のコマンドを実行し、Ubuntuへインストールする。 sudo apt-get install git build-essential cmake intltool sudo apt-get install valac libgtk-3-dev intltool clutter-gtk-1.0 libkey

  • 標準コマンドから乗り換えよう!より良いLinuxコマンドラインユーティリティー11選 | 俺的備忘録 〜なんかいろいろ〜

    Linuxの標準コマンドは強力なものではあるが、実際に人間が使う際にわかりやすいか、というと十分ではない。 そこで、今回はLinuxの標準コマンドから乗り換える事が可能なコマンドラインユーティリティーを調査、整理してまとめてみることにした。 1.df → dfc まずはこれ。以前にこちらでも記述している。 dfコマンドをより分かりやすくしたコマンドで、バーで利用率を認識することが出来る。 インストールは以下のコマンドで行える。 sudo apt-get install dfc (Debian or Ubuntu) 2.vmstat → dstat パフォーマンスのモニタリングでよく用いられるvmstatを、更に拡張したコマンドであるdstatにする。 dstatには、vmstatにはないネットワークに関するパフォーマンスが追加されており、見た目も見やすくなっている。 インストールは以下のコ