Point ■土星の衛星「エンケラドゥス」に、生命の構成要素であるアミノ酸の基礎分子が発見される ■衛星の地下海洋から地表に噴出したプルームの中に、窒素や酸素を含有する水蒸気や氷粒として確認 ■窒素や酸素が化学反応を起こせば、アミノ酸が作られる 昨年6月、土星の衛星エンケラドゥスに有機高分子が初めて検出されたニュースが天文学界を沸かせました。それからは「地球外生命を探すならエンケラドゥス」と言われるほど、その発見に期待が寄せられています。 そして今回、ベルリン自由大学の研究により、土星の衛星「エンケラドゥス」に生命の存在を示唆する有機物質が新たに確認されました。 データを提供したのは、アメリカ航空宇宙局(NASA)と欧州宇宙機関(ESA)によって開発された土星探査機「カッシーニ」です。 さらに、発見された物質は、地球上で誕生した生命の基礎物質でもある「アミノ酸」の構成分子であることが判明し
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