この夏、ゴジラが明石にやってくる-。日本が世界に誇る特撮(特殊撮影技術)の舞台裏を紹介する「特撮のDNA展平成に受け継がれた特撮匠の夢」が7月14日から9月2日まで、兵庫県明石市の市立文化博物館で開かれる。同展はこれまで福島、佐賀両県を巡回し、関西では初開催となる。 着ぐるみやミニチュアを使って怪獣が都市を破壊するシーンなどを撮影する特撮は、昭和29(1954)年公開の映画「ゴジラ」で円谷英二が本格的に取り入れ、広く知られるようになった。その技術は多くの特撮監督らに受け継がれ、CGによる撮影が主流となった今も色あせない。 同展は「特撮の神様」と呼ばれる円谷から映画「ゴジラvsビオランテ」(平成元年)などを手がけた川北紘一までの特撮監督に焦点を当て、実際に撮影で使われたゴジラなど怪獣の着ぐるみやミニチュア、台本、映画ポスターなど約200点を展示する。迫力あるジオラマも登場する。 同館はJR・
応挙、若冲に並ぶ江戸中期京都画壇の巨匠・池大雅の85年ぶりの大回顧展が京博で開催江戸中期京都画壇で活躍し、与謝蕪村とともに南画を大成した画家・池大雅(いけの・たいが)の回顧展が京都国立博物館で開催される。約150件の作品、資料が並び、過去最大規模の大回顧展となっている。会期は2018年4月7日〜5月20日。 国宝 楼閣山水図屏風 池大雅筆 左隻 東京国立博物館蔵 (後期:5月2日~20日展示) 池大雅(1723〜76)は江戸時代中期の京都画壇で活動した画家。同時代に円山応挙や伊藤若冲など個性豊かな画家たちが活躍するなか、中国絵画の新様式をもとに独自の画風を形成し、与謝蕪村とともに「南画の大成者」と称される。 近年海外で大規模な展覧会が開催され注目を集めているが、日本では1933年の恩賜京都博物館(現・京都国立博物館)での「池大雅遺墨展覧会」以来、大規模な回顧展は開催されておらず、本展が85
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日本初の「春画」展が2015年9月19日から12月23日にかけ18歳未満入場禁止を条件に、都内の永青文庫で開催されることが決まった。計画ではイギリスの「大英博物館」で開催された直後の14年1月に予定していたが、国内で受け入れる美術館が見つからずに開催が1年半伸びた。 フランスを中心に欧米の芸術家たちに多大な影響を与えた「ジャポニズム」。浮世絵の中で春画は特に驚きをもって迎え入れられ、現在でもヨーロッパでは春画は芸術品として人気を博している。しかし、発祥の地日本では、長い間取り締りの対象とされタブー視されてきた。今回の永青文庫での開催でも苦情などを恐れたためか、スポンサーが1つも付いていない。 ゴッホやピカソ、マネらに影響を与える 春画は江戸時代の娯楽文化として発展し、性器を強調する形で男女の営みを描いた。庶民には版画、上流階級は肉筆画が流行した。明治になると公序良俗を乱すものとして公に出す
国立新美術館は、1989年から25年間の漫画・アニメ・ゲーム作品と社会とのつながりを展望する同館主催の展覧会「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム展」を、6月24日~8月31日、東京・六本木の同館で開く。9月19日~11月23日には兵庫県立美術館(神戸市)でも開かれる。 作品や作家、特定年次の発表作にターゲットを絞ったものではなく、作品同士の関係性や社会や技術の影響を、ジャンルをまたいで展望するというコンセプト。タイトルに使われている記号は、コンピュータ言語でかけ算を示すアスタリスク(*)だ。 20世紀から21世紀にかけての25年間に焦点を当て、発表された作品を紹介する。2度の震災や同時多発テロ、原発事故などの社会不安や、インターネットの普及を筆頭としたテクノロジーの発展などの社会要因がフィクションやエンターテインメントの世界にどのように影響を与えているかを考察する。 展示構成は全8章だ。 第
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