17日午後0時45分ごろ、世界文化遺産・国宝姫路城(姫路市)の大天守に、小型無人機「ドローン」が衝突し、墜落するのを同市の委託管理業者が目撃した。市姫路城管理事務所によると、大天守最上階の南東側屋根にぶつかったといい、目立った破損はない模様。けが人はなかった。近くで外国人観光客が飛ばしていたとの情報もある。 同管理事務所によると、同日午前10時台にはアジア系とみられる4人グループ、午後0時台には白人の約10人のグループがいずれも城内でドローンを飛ばす準備をしているのを警備スタッフが発見し、注意していた。ドローンは大天守の2カ所にぶつかり、落下した。 姫路城では、昨年9月にもドローンが衝突しており、文化財保護法違反容疑で男性会社員が書類送検されている。