羽生善治竜王の『玲瓏』、藤井聡太六段の『大志』など、棋士がサインとともに書く言葉って、かっこいいと思いませんか? 座右の銘や好きな言葉を書くらしく、この言葉のことを「揮毫(きごう)」と呼ぶんだそうです。「揮毫って、どうやって決めているんだろう?」「なぜあんなに達筆なんだろう?」ということで、今回は棋士の方々が揮毫の練習をする将棋連盟書道部に潜入して聞いてみようと思います! 棋士が所属する将棋連盟書道部とは? 月に1回程度活動しているという、将棋連盟書道部。15名程度が所属しており、1回の参加人数はだいたい4~5人だそうです。 今回参加している棋士は、部長の門倉啓太五段をはじめ、片上大輔六段、佐々木勇気六段、伊藤真吾五段、上村亘四段、斎藤明日斗四段の6名。講師は菅菰会副理事長の佐々木恵陽先生です。 なんでその揮毫に決めたの? 棋士に聞いてみた! 部長の門倉五段によると「毎回参加してくれる棋士