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ブックマーク / www.aoky.net (7)

  • 死なないために

    Paul Graham / 青木靖 訳 2007年8月 (以下は私がY Combinatorで夏シーズン最後のディナーのときに行ったトークだ。いつもは最後のディナーでトークなんかやってなくて、どちらかといえばパーティに近いのだが、しかしいくつかのスタートアップを避けられる死から救えるのであれば、雰囲気を壊してもやる価値はあると思ったのだ。それで土壇場になって、このちょっと辛気臭いトークを書きあげた。これは別にエッセイのつもりで書いたものではない。ディナーまでに2時間しかなく、書いているときが一番早く考えられるので書き出したというまでだ。) 2、3日前、私はある記者に、投資した会社の1/3くらいが成功することを期待していると話した。実際にはこれは控え目に言ったものだ。私は半分くらいは成功できるのではないかと思っている。50%の成功率を達成できたら、ちょっとすごいと思わない? 言い方を変えると

    gurosu
    gurosu 2018/07/20
    起業 考え方
  • やる気に関する驚きの科学

    やる気に関する驚きの科学 (TED Talks) Daniel Pink / 青木靖 訳 2009年7月 最初に告白させてください。20年ほど前にしたあることを、私は後悔しています。あまり自慢できないようなことをしてしまいました。誰にも知られたくないと思うようなことです。それでも明かさなければならないと感じています。(ざわざわ) 1980年代の後半に、私は若気の至りから、ロースクールに行ったのです。(笑) アメリカでは法律は専門職学位です。まず大学を出て、それからロースクールへ行きます。ロースクールで私はあまり成績が芳しくありませんでした。控えめに言ってもあまり良くなく、上位90パーセント以内という成績で卒業しました。(笑) どうも。法律関係の仕事はしたことがありません。やらせてもらえなかったというべきかも。(笑) しかしながら今日は、良くないことだとは思いつつ、の忠告にも反しながら、こ

  • 私のTODOリストの先頭にあるもの

    Paul Graham / 青木靖 訳 2012年4月 ブロニー・ウェアという緩和ケアの看護師が、人が死の間際によく後悔することのリストを作っている。なるほどと思えるものだ。5つの間違いのうち少なくとも4つを私自身犯していた——というか犯しているのがわかる。 人が死の間際に後悔すること 1. 他の人の期待に合わせるのではなく、自分に正直に生きる勇気が欲しかった。 2. あんなに仕事ばかりするんじゃなかった。 3. 自分の感情を表す勇気を持てばよかった。 4. 友達と連絡を絶やさずにいればよかった。 5. もっと自分を幸せにしてあげればよかった。 これらの間違いを1つのアドバイスにまとめるとしたら、それはたぶん「歯車になるな」ということだろう。この5つの後悔は、状況に合わせて自分を押し込め、止まる時まで律儀に回り続ける脱工業化社会の人間の姿をよく描き出している。 気掛かりなのは、これらの後悔

  • スタートアップを始めない理由が間違っている理由

    Paul Graham / 青木靖 訳 2007年3月 (このエッセイは2007 Startup SchoolとBerkeley CSUAで行った講演を元にしている。) 私たちはY Combinatorを十分長くやってきたので、成功率について話せるくらいデータがたまった。最初に投資をした2005年夏のグループには8つのスタートアップがあった。現在ではそのうちの少なくとも4つは成功しているようだ。この中の3つはすでに買収されており、Redditは2つの会社、RedditとInfogamiが合併したものだ。3番目のやつについてはまだ買収先を話せない。最後の1つはLooptで、これは非常にうまくいっており、その気があれば10分以内に買収先を見つけられるだろう。 だから最初の夏の創業者たちのうちの半分くらいは、2年もしないで金持ちになったことになる。少なくとも彼らの基準で言えば。(金持ちになってみ

    gurosu
    gurosu 2011/12/05
    彼らには恐ろしいことに見えたことだろうが、自分の才覚で生活するというのは現在の我々にはデフォルトになっている。
  • 思考の余剰が世界を変える

     思考の余剰が世界を変える (TED Talks) Clay Shirky / 青木靖 訳 2010年6月 話は2007年12月のケニアに始まります。疑惑のある大統領選挙が行われ、選挙の直後に部族間で暴力事件が起きました。ナイロビの弁護士であるオリ・オコーラが…TEDTalkでみなさんご存じと思いますが…自分のサイトKenyan Punditでそのことをブログに書き始めました。選挙と暴力事件があってほどなく、政府は突如強い報道管制を敷きました。そのため事件がどこで起きているのか知りたい人々にとって、メディアの中でのブログの位置づけは、単なる論評から中心的なものへと変わったのです。オコーラは読者にもっと情報を寄せてくれるようにと呼びかけました。そしてコメントがなだれ込み始めました。オコーラは情報を整理しブログに投稿しました。しかしすぐに愚痴をこぼすことになりました。「あまりにも多すぎる。一

  • Fine Software Writings

    最近のもの 目標でなく恐怖を明確にすべき理由 (Tim Ferriss) 我々が築き、掘っている未来 (Elon Musk) 表計算ソフト誕生の話 (Dan Bricklin) Linuxの背後にある精神 (Linus Torvalds) 先延ばし魔の頭の中はどうなっているか (Tim Urban) 好きになる仕事はどうしたら見つかるのか (Scott Dinsmore) 人間に新たな感覚を作り出すことは可能か? (David Eagleman) 人工知能が人間より高い知性を持つようになったとき何が起きるか? (Nick Bostrom) 厄介な問題を解決したい? ではトーストの作り方を説明してください (Tom Wujec) 子供の夢を奪う学校というシステム (Seth Godin) 彼らがいなくなってしまう前に (Jimmy Nelson) 頭良さそうにTED風プレゼンをする方法 (W

  • ひらめきへの4ステップ

    Amir Khella / 青木靖 訳 2010年2月17日 2004年の夏、私は最初の起業体験を変わった場所ですることになった。夏休みをMicrosoft Researchで過ごさないかという招待を受け取ったのは、私がまだ博士課程の学生の時だった。私が関心を持つ領域で研究している最高の研究者の何人かがそこにいたので、彼らがどんなことをしているのか是非見たくもあり、彼らの仕事に関わりたいとも思った。それで私は青い方の錠剤を選ぶことにした。 初日のオリエンテーションの後、自分がやることになるプロジェクトが何なのか教えてもらおうと、メンター役の人の部屋に行った。机の前に私が座ると、彼は研究論文やノートの山の間から私のことを覗き込んで、大きな笑みを浮かべながら言った。「やあ、来たね。僕らと12週間一緒にやることになるから、なんか面白くて役に立つことをするいいよ!」 彼のことを見つめながら、具体的

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