愛媛県内の平成27年産のかんきつ類の収穫量は、21万2000トン余りとなり、都道府県別では42年連続で全国1位となりました。 農林水産省のまとめによりますと平成27年に花をつけた平成27年産のかんきつ類の収穫量は、愛媛県が21万2759トンで最も多く次いで和歌山県が20万9545トン、静岡県が10万8521トンなどとなっています。 この結果、愛媛県のかんきつ類の収穫量は2位の和歌山県をおよそ3200トン上回り、42年連続で全国1位となりました。 ただ、前の年と比べると1万トンあまり減少していて、県では、この年の11月ごろに気温が平年より高めで雨が多かった影響から、冬場にピークを迎える主力の温州みかんの収穫量が落ち込んだためとしています。 全国1位を続ける愛媛県のかんきつ類の生産をめぐっては、担い手の減少などで、昭和50年代をピークに収穫量が減少傾向にありますが、「紅まどんな」や「甘平」など