3月20日の大阪からジャパン・ツアーが開幕、広島、名古屋を回って残るは東京公演のみとなったジャクソン・ブラウン(Jackson Browne)。続くインタビューはツアー初日の前週に東京で行なったもの。話は突如リリースされたブレイク・ミルズらとの共作曲から始まり、交流が続くフィービー・ブリジャーズ、相次いで亡くなった盟友、ジェフ・ヤングとデヴィッド・リンドレーへの想い、ウクライナ情勢、そして現在進行中のプロジェクトについてと多岐に及んだ。 今年で75歳になるジャクソンだが、好奇心旺盛で若い友人たちの話になると目が輝く。会話している間もスマホで素早く検索してあれこれ確認、感性の若さが所作から伝わってくる。前夜まで追悼する文章を悩みながら書いていたというデヴィッド・リンドレーや、長い間活動を共にしたジェフ・ヤングについては、さすがに話しながらしんみりする場面もあったが、残された側として彼らの貢献