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戦争と雨宮処凛に関するholyagammonのブックマーク (24)

  • 第493回:「特攻隊や戦死者をどう思うか」という検定試験・第74回。の巻(雨宮処凛)

    「『特攻で死んだ人に失礼ではないか』『彼らのおかげで今の日がある』などと言ってくる人がいます。どうして、そんな軽々なことを言えるのか。特攻を命じた指揮官たちと変わりませんよ」 終戦の日、Twitterのタイムラインに流れてきた言葉にドキッとした。保阪正康氏の2014年のインタビューから抜粋された言葉である。 彼らのおかげで今の日がある。彼らを貶めるな。まさに、私自身が思っていたことだったからだ。そんなことを思っていたのはもう20年以上前。20代前半、右翼団体に2年間入っていた頃のことだ。1997〜99年頃の話である。 右翼団体に入った翌年の98年、小林よしのり氏の『戦争論』が発売された。特攻隊を勇敢に描くその漫画を、私も、右翼団体のメンバーの多くも貪るように読んでいた。それだけじゃない。『戦争論』発売後には、私のいた右翼団体に若者たちが大挙して入ってきた。多くが『戦争論』を読んでいた。

    第493回:「特攻隊や戦死者をどう思うか」という検定試験・第74回。の巻(雨宮処凛)
    holyagammon
    holyagammon 2019/08/23
    "勝手に主語を「英霊」にすると、なんだって正当化できてどこまでも暴走できてしまう。そこに自分の責任などない、すべては英霊が「望んだこと」にしてしまえる。"
  • 第464回:祝・安田純平さん、帰国!! の巻(雨宮処凛)

    嬉しいニュースが飛び込んできた。 それはシリアで拘束されていた安田純平さんが無事に帰国したこと!! 帰国便の映像を見ながら、しっかりした口調に胸を撫で下ろした。一方で、3年4ヶ月にわたる拘束の間の過酷すぎる状況に言葉も失った。 安田さんを知る人々の喜びの声が届く一方で、一部メディアやネット上ではおなじみの「自己責任」という声も上がっている。しかし、ジャーナリストが「危険」だからと戦場や紛争地に向かわなくなれば、一体誰が現実を伝えるのか。 私は安田さんに2度、取材している。『排除の空気に唾を吐け』というと、『14歳からの戦争のリアル』という2冊でだ。特に2015年に出版した『14歳からの戦争のリアル』では、一章丸々使って、なぜジャーナリストになったのか、そこから話を聞いている。どうして私が2度にわたって彼を取材したのか、そして彼がいかに「現場」を大切にする貴重なジャーナリストであるか、勝手

    第464回:祝・安田純平さん、帰国!! の巻(雨宮処凛)
    holyagammon
    holyagammon 2018/11/01
    "今回のそういった反応は、必要だと思っていない証拠ですよね。シリアで20万人死のうが関係ない。自分と直接関係ないんだからどうでもいいということじゃないですか」
  • 第439回:金子兜太さんの訃報 24歳が体験した戦争。の巻(雨宮処凛)

    「小生も驚きましたけど、3ヶ月くらいで男色が広まった。男同士の関係が各所でできて、若い男を取り合って、男同士で喧嘩するわけです。それが殺し合いにまで発展する。そういう殺人事件が増えてね。あなたがたはそんな馬鹿げたことがあるかと思うかもしれないけど、そんなことがあったんです。あんなに男色が広まって、しかもそれで殺し合いになるなんて、小生も考えられなかったね」 これは、ある人が私に語ってくれた太平洋戦争中の話である。舞台はトラック島。南方の第一線だ。戦況が悪化して爆撃が激しくなる中、慰安婦たちを日に戻し、島から女性の姿が消えると驚くべき勢いで広まったのが「男色」だったという。 この話を私に聞かせてくれたのは、俳人の金子兜太さん。2018年2月20日、98歳で亡くなった。その金子さんに、私は15年、ご自宅にお邪魔してお話を聞いている。『14歳からの戦争のリアル』というで、イラク戦争に参戦した

    第439回:金子兜太さんの訃報 24歳が体験した戦争。の巻(雨宮処凛)
    holyagammon
    holyagammon 2018/02/28
    "話を聞いて改めて驚いたのは、金子さんの話にはひとつとして戦争の「勇ましさ」や「勇敢さ」を思わせるエピソードがないことだった。"
  • 第423回:精神論系パワハラオッサンに殺されないために~インパール作戦と現代~の巻(雨宮処凛)

    戦争が終わって72年が経つ日に放送された「NHKスペシャル 戦慄の記録 インパール」を観た。 インパール作戦。太平洋戦争で、もっとも無謀と言われる作戦。ちなみに20年ほど前に右翼団体に入っていた私の周りには、「真珠湾攻撃の話はするけど、ミッドウェー海戦とインパール作戦の話はしない」という「右翼ギャグ」があった。それくらい、右翼も語りたくないインパール作戦。 同番組を観て、「NHK戦争証言アーカイブス」の「ドキュメント太平洋戦争 責任なき戦場~ビルマ・インパール~」も観た。1993年に放映された、やはりインパール作戦についての番組である。 それでは、インパール作戦とはどのようなものだったのか。 ものすごくざっくり言うと、「気合い一発」みたいな感じで10万人の兵士をインパールに向かわせ(その間に幅600メートルの川を渡ったり、ジャングルみたいな山を越えたりする)、その後も料などを補給せずに2

    第423回:精神論系パワハラオッサンに殺されないために~インパール作戦と現代~の巻(雨宮処凛)
    holyagammon
    holyagammon 2017/08/23
    "20年ほど前に右翼団体に入っていた私の周りには、「真珠湾攻撃の話はするけど、ミッドウェー海戦とインパール作戦の話はしない」という「右翼ギャグ」があった。それくらい、右翼も語りたくないインパール作戦"
  • 戦後71年に考える「私と戦争」〜惨めすぎた20歳の夏が、戦争との出会いだった〜の巻-雨宮処凛がゆく!

    戦後71年目の夏だ。 しかし、テレビをつければオリンピックとSMAP解散ばかりが繰り返されている。「終戦」や「戦争」というキーワードに密接な関係があるはずの安保法制や憲法改正などの言葉は聞こえてこず、はたまた沖縄・高江でのヘリパッド建設を巡る住民の人々の抵抗や、今月に入って再稼働された伊方原発について報じるメディアは悲しいほどに少ない。自衛隊が派遣されている南スーダンの状況についてももっと知りたいのに、詳しい状況はなかなか伝わってこない。 そんな戦後71年の夏、文藝春秋に掲載された「戦前生まれ115人の遺言」をぱらぱらとめくっていると、あるタイトルが目に飛び込んで来た。 「1939年との類似点」というタイトルだ。 この文章を書いたのは、国際オリンピック委員会名誉委員の岡野俊一郎氏。1931年生まれ。 氏が小学校に上がる前年の37年に日中戦争が始まり、4年生の頃に開戦。終戦の年の8月1日から

    戦後71年に考える「私と戦争」〜惨めすぎた20歳の夏が、戦争との出会いだった〜の巻-雨宮処凛がゆく!
    holyagammon
    holyagammon 2016/08/18
    "「テレビで戦争の映像を見て、どうしていいかわからなくなって、とりあえず右翼に入ろうかと思ってる」といった内容の連絡が入ったものだった。私にとって、夏の風物詩のひとつ"
  • 加害の記憶、被害の記憶〜オバマ大統領広島訪問から考える〜の巻-雨宮処凛がゆく!-第378回

    オバマ大統領広島訪問について、いろんな意見が飛び交っている。 感謝の気持ちを表現する人、謝罪がないことに対して憤慨する人、いろいろな人がいろいろ言ってるけど一定の評価はしたいという人、やっぱりどうにも評価できないという人。 メディアは繰り返し「歴史的」と伝えている。確かに、歴史的なことなのだろう。 広島の平和記念公園で「被爆者」を抱き寄せるシーンは、「感動的」なものだった。オバマ大統領の笑顔やその時々の表情の作り方や振る舞いは、常に「完璧」だった。ニュース番組なんかでオバマ演説を聞いた広島の被爆者の方々が「嬉しい」「やっと決着した」「ありがとうと言いたい」なんて言ってるのを聞くと、「よかったなー」と「いい話」にしてお茶でも飲んで「あーいいもん見た」って感じでそのまま終わりにしたくなってくる。だけど、「それでいいのか?」と、私の中の面倒な人が言ってるので、書きたい。 あの「感動的」なオバマ広

    加害の記憶、被害の記憶〜オバマ大統領広島訪問から考える〜の巻-雨宮処凛がゆく!-第378回
  • 戦争に必要なのって、別に軍事的なものだけじゃないという問題〜最近いろいろ気になること〜の巻-雨宮処凛がゆく!-第367回

    「私たちは戦地に行くために船員になったのではない」「事実上の徴用だ」 船員たちが憤っている。 ご存知の通り、防衛省が民間の船員を予備自衛官として有事に活用する計画を進めていることに対してだ。既に民間船員21人を予備自衛官にする訓練費が来年度予算案に盛り込まれた。この背景にあるのは、やはり安保関連法だ。他国の紛争に自衛隊が出動できることになったわけだが、その際、民間の大型船を借りることとなる。が、海上自衛隊には、大型船を操舵できる人材が圧倒的に不足しているのだ。そのため、「民間船員を予備自衛官に」ということになったという経緯だ。 が、当の船員たちにとっては寝耳に水、たまったものではない。ということで1月29日、2万5000人の船員が加入する「全日海員組合」は「民間船員を予備自衛官補とすることに断固反対する声明」を発表。 「われわれ船員の声を全く無視した施策が政府の中で具体的に進められてきた

    戦争に必要なのって、別に軍事的なものだけじゃないという問題〜最近いろいろ気になること〜の巻-雨宮処凛がゆく!-第367回
  • 水木しげるさんの死〜なぜ「戦争反対とは決して言いません」だったのか。の巻-雨宮処凛がゆく!-第358回

    11月30日、漫画家の水木しげる氏が亡くなった。 その訃報に触れた時、「ああ、やっぱり会えなかったか…」としみじみ思った。 当は、今年の1月、水木氏に取材をすることになっていた。取材内容は、水木氏の戦争体験。マネージャーの方を通して人の快諾を頂き、日程も決まっていたものの、取材数日前、体調を崩されたとのことで話は流れてしまったのだ。高齢のため、大事をとりたいという旨の丁寧な連絡を頂き、残念だったが、出版の日も決まっていたので「水木氏への取材」は叶わぬ夢となってしまった。そのが、今年7月に出版した『14歳からの戦争のリアル』だ。書には、実際に戦争を経験した人として、俳人の金子兜太さんと女優の赤木春恵さんにご登場頂いている。 そんな水木氏の取材を巡るやり取りの中で、私の中に強く印象づけられた言葉がある。それは取材を快諾して頂いた際の、マネージャーさんからのメールの言葉。 高齢のため、長

    水木しげるさんの死〜なぜ「戦争反対とは決して言いません」だったのか。の巻-雨宮処凛がゆく!-第358回
  • カオス!!「アジア反戦大作戦」!の巻‐雨宮処凛がゆく!-第347回

    戦争はやめろー!!」 8月29日、東京・阿佐ヶ谷駅南口前には信じられない光景が広がっていた。 金属バットやバールを手にした数十人が、ミサイルを積んだ迷彩柄の車をブッ壊していたのだ。割れるフロントガラス。ボンネットに乗って車体を蹴りまくる金髪のパンクス。車の後ろでは外国人がギターをかき鳴らし、赤い髪の男がドラムを叩いている。車のガラスがすべて割れたところで、「暴徒」たちは十数人で車体を持ち上げ、車を横倒しにした。すると、そこに現れたのは「アジア反戦大作戦」の横断幕。「安倍はやめろ!」「戦争やめろ!」。旗やプラカードを掲げた人たちが、口々にそう叫ぶ。阿佐ヶ谷駅前に、しばし解放区が広がった。 阿佐ヶ谷に突如現れた危険な車!! これが8月29日の「阿佐ヶ谷の変」(勝手に命名)だ。 この日、何かトンデモないことが起きるということは知っていた。 7月に開催された高円寺南口での「さよなら安倍」路上飲み

    カオス!!「アジア反戦大作戦」!の巻‐雨宮処凛がゆく!-第347回
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    holyagammon 2015/09/02
    "デモでの道路使用許可ではなく、「映画の撮影」という名目で道路使用許可をとること。これだったらいろいろ自由にできるのではないか"
  • 『野火』からトラウマを考える。の巻‐雨宮処凛がゆく!-第347回

    終戦の日の数日前、ある映画を見た。 それは『野火 Fires on the Plain』。現在全国の映画館で公開中だ。監督は塚晋也氏。 原作は、大岡昇平氏の『野火』。大岡氏は1944年、召集されてフィリピンのミンドロ島に赴き、翌年米軍の俘虜となる。終戦から4年後の49年、『俘虜記』で第一回横光利一賞を受賞。そうして終戦から7年目の52年に出版されたのが「戦争文学の代表的作品」と言われる『野火』だ。 新潮文庫のストーリー紹介には、以下のように書かれている。 「敗北が決定的となったフィリピン戦線で結核に冒され、わずか数の芋を渡されて隊を追放された田村一等兵。野火の燃えひろがる原野を彷徨う田村は、極度の飢えに襲われ、自分の血を吸った蛭までべたあげく、友軍の屍体に目を向ける…」 今まで、「戦争」を扱った映画は多く観てきた。しかし、映画館で観る塚氏の『野火』は、今まで観たどの戦争映画よりも

    『野火』からトラウマを考える。の巻‐雨宮処凛がゆく!-第347回
    holyagammon
    holyagammon 2015/08/19
    "戦後の日本社会は、トラウマを隠し、見ないふりをしつつも、時に暴力として噴出するそれを「家庭内」などに隠蔽し続けてきたのかもしれない"
  • 安保法案とかの前に、イラク戦争の検証を! の巻‐雨宮処凛がゆく!-第346回

    7月29日、30日、参議院の安保特別委員会で山太郎議員が質問に立った。 安保関連法案を巡って、山太郎VS安倍晋三という戦いの火蓋がついに切って落とされたのだ。日が「戦争できる国」になるのか、ならないのか。多くの人命がかかったテーマを巡る攻防戦。文字通り「後方支援」をつとめるのは山議員の優秀な秘書、スタッフ、そして前回書いたチームの面々である。 2日間とも、傍聴席で手に汗握りながらその瞬間を見つめた。 29日の質問は、山議員お得意の原発問題が大きな柱だ。政権は安保法制とか言って「中国が!」「北朝鮮が!」とか危機感ばかり煽ってるけど、もし原発に弾道ミサイルが直撃した場合、どういう準備してるの? ものすごく簡単に言うと、この日の質問のメインはこういうことだ。そうして山議員は攻めていく。 「川内原発の稼働中の原子炉が弾道ミサイル等攻撃の直撃を受けた場合、最大でどの程度の放射性物質の放出

    安保法案とかの前に、イラク戦争の検証を! の巻‐雨宮処凛がゆく!-第346回
  • 安倍さん、「戦争絶滅受合法案」って知ってます? の巻‐雨宮処凛がゆく!-第342回

    今年6月、「のりこえねっと」の番組で、評論家の佐高信さんをゲストにお呼びした時のこと。 話は自動的に安倍政権、そして安保法制のことになり、佐高さんは「存立危機事態」とか「○○事態」とか、そういう言葉を一生懸命覚えることが既に相手の土俵に引きずり込まれていると指摘。対抗するにはこれだ! と出したのが、「戦争絶滅受合法案」だった。 戦争絶滅受合法案。この名前、そして内容をあなたは知っているだろうか? 私は数年ほど前、「戦争をしないための究極の方法」という内容の原稿(誰が書いたものか忘れた)で知り、「なんと名案!」と感動。以後、何度か目にしてきた。ここしばらくは忘れていたものの、安保法制の審議がものすごく一方的に進められている現在、改めて一字一句を読み返し、「戦争法制を止めるには、今こそこの法案が必要なのでは」と非常に感銘を受けたので、知っている人も多いかもしれないが紹介したい。 戦争絶滅受合法

    安倍さん、「戦争絶滅受合法案」って知ってます? の巻‐雨宮処凛がゆく!-第342回
  • イスラム国による人質事件。の巻‐雨宮処凛がゆく!-第324回

    イスラム国によって、湯川遥菜さんが殺害されたと見られている。 ただただ、言葉を失っている。 そうして、11年前を思い出している。 2004年4月、高遠菜穂子さんたち3人が拘束され、自衛隊が撤退しなければ「生きたまま焼き殺す」と警告された時のこと。あの時、日中を包んだ自己責任バッシング。 幸い3人は解放されたものの、それから半年後の04年10月、香田証生さんが拘束された。彼を人質にしたのは「イスラム国」の前身であるイラクアルカイダ。彼の遺体は、アメリカ国旗に載せられた状態でバグダッドの路上で発見された。 なぜ、高遠さんたちは助かり、香田さんは殺害されたのか。 高遠さんたちを拘束したのは「地元のレジスタンス」的な存在と言われている。自らの家族が米軍に殺され、或いは自らが拷問を受けたような人々。そんな彼らとは、「自分はスパイじゃない」などと交渉ができたという。しかし、イスラム国前身のイラクアル

    イスラム国による人質事件。の巻‐雨宮処凛がゆく!-第324回
  • 戦場で働くということ。の巻‐雨宮処凛がゆく!

    7月5日。 集団的自衛権行使容認のための閣議決定がなされてから初めての土曜日、新宿で開催されたデモに参加した。 みんなが手にするプラカードに書かれた言葉は「戦争反対」「あなたたちに改憲の権限はない」「解釈改憲無効」などなど。午後6時に出発したデモ隊は450人に膨れ上がった。この日は昼にも新宿で閣議決定に抗議する「怒りのドラムデモ」が開催され、こちらには1600人以上が集まったという。 ふたつの大きなデモが行なわれた新宿で、人々の反応は、信じられないほどに好意的なものだった。今まで参加したどのデモよりも、デモ隊は街に好意的に受け入れられた。そのことが、逆にとても切なかった。沿道の人たちとデモ隊が同じ危機感を共有していること。この国は、そこまでの事態になっているのだ。 閣議決定を受けて、いろんな人がいろんなことを語っている。そのどれもが、近い未来の絶望的な姿を暗示している。私自身も、楽観的なこ

    戦場で働くということ。の巻‐雨宮処凛がゆく!
  • 「ファルージャ イラク戦争 日本人人質事件・・・そして」の巻‐雨宮処凛がゆく!

    今年は、イラク戦争から10年である。 その10年という節目にふさわしいあるドキュメンタリー映画が、12月から公開される。 それは『ファルージャ イラク戦争 日人人質事件・・・そして』だ。 04年に起きた「日人人質事件」は皆さん覚えていると思う。 高遠菜穂子さん、今井紀明さん、そして郡山総一郎さんがイラクのファルージャで武装グループに誘拐、拘束された事件。武装グループは日政府に「自衛隊の3日以内の撤退」を求め、従わないと「3人を生きたまま焼き殺す」と宣言。これに対して、当時の小泉政権は自衛隊撤退はしないと主張。結局、無事に解放されたわけだが、人質となった3人に対して、世間から大バッシングが沸き起こった。 その時に登場した言葉が「自己責任」だ。 この事件が起きた時、あなたはどんなふうに思っただろうか。3人を心から心配した人もいれば、メディアやネット上での「軽卒な行動が国に迷惑をかけた」と

    「ファルージャ イラク戦争 日本人人質事件・・・そして」の巻‐雨宮処凛がゆく!
  • 雨宮処凛がゆく!│第97回│マガジン9

    090429up あまみや・かりん北海道生まれ。愛国パンクバンド「維新赤誠塾」ボーカルなどを経て作家に。自伝『生き地獄天国』(太田出版)のほか、『悪の枢軸を訪ねて』(幻冬舎)、『EXIT』(新潮社)、『すごい生き方』(サンクチュアリ出版)、『バンギャル ア ゴーゴー』(講談社)、『生きさせろ!〜難民化する若者たち〜』(太田出版)など、著書多数。現在は新自由主義の中、生活も職も心も不安定さに晒される人々(プレカリアート)の問題に取り組み、取材、執筆、運動中。非正規雇用を考えるアソシエーション「PAFF」会員、フリーター全般労働組合賛助会員、フリーター問題を考えるNPO「POSSE」会員、心身障害者パフォーマンス集団「こわれ者の祭典」名誉会長、ニートひきこもり・不登校のための「小説アカデミー」顧問。「週刊金曜日」「BIG ISSUE」「群像」にてコラム連載。雨宮処凛公式サイト この原稿がアッ

  • 雨宮処凛がゆく!│第86回│マガジン9

    090121up あまみや・かりん北海道生まれ。愛国パンクバンド「維新赤誠塾」ボーカルなどを経て作家に。自伝『生き地獄天国』(太田出版)のほか、『悪の枢軸を訪ねて』(幻冬舎)、『EXIT』(新潮社)、『すごい生き方』(サンクチュアリ出版)、『バンギャル ア ゴーゴー』(講談社)、『生きさせろ!〜難民化する若者たち〜』(太田出版)など、著書多数。現在は新自由主義の中、生活も職も心も不安定さに晒される人々(プレカリアート)の問題に取り組み、取材、執筆、運動中。非正規雇用を考えるアソシエーション「PAFF」会員、フリーター全般労働組合賛助会員、フリーター問題を考えるNPO「POSSE」会員、心身障害者パフォーマンス集団「こわれ者の祭典」名誉会長、ニートひきこもり・不登校のための「小説アカデミー」顧問。「週刊金曜日」「BIG ISSUE」「群像」にてコラム連載。雨宮処凛公式サイト お正月らしいこ

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    holyagammon 2009/01/22
    「民営化された戦争」
  • 雨宮処凜がゆく!│第79回│マガジン9条 - 29日、30日は 「反戦と抵抗の祭〈フェスタ〉08」!! の巻

    081126up あまみや・かりん北海道生まれ。愛国パンクバンド「維新赤誠塾」ボーカルなどを経て作家に。自伝『生き地獄天国』(太田出版)のほか、『悪の枢軸を訪ねて』(幻冬舎)、『EXIT』(新潮社)、『すごい生き方』(サンクチュアリ出版)、『バンギャル ア ゴーゴー』(講談社)、『生きさせろ!〜難民化する若者たち〜』(太田出版)など、著書多数。現在は新自由主義の中、生活も職も心も不安定さに晒される人々(プレカリアート)の問題に取り組み、取材、執筆、運動中。非正規雇用を考えるアソシエーション「PAFF」会員、フリーター全般労働組合賛助会員、フリーター問題を考えるNPO「POSSE」会員、心身障害者パフォーマンス集団「こわれ者の祭典」名誉会長、ニートひきこもり・不登校のための「小説アカデミー」顧問。「週刊金曜日」「BIG ISSUE」「群像」にてコラム連載。雨宮処凛公式サイトhttp://w

  • マガジン9〜雨宮処凛がゆく!〜(063)

    080730up あまみや・かりん北海道生まれ。愛国パンクバンド「維新赤誠塾」ボーカルなどを経て作家に。自伝『生き地獄天国』(太田出版)のほか、『悪の枢軸を訪ねて』(幻冬舎)、『EXIT』(新潮社)、『すごい生き方』(サンクチュアリ出版)、『バンギャル ア ゴーゴー』(講談社)、『生きさせろ!〜難民化する若者たち〜』(太田出版)など、著書多数。現在は新自由主義の中、生活も職も心も不安定さに晒される人々(プレカリアート)の問題に取り組み、取材、執筆、運動中。非正規雇用を考えるアソシエーション「PAFF」会員、フリーター全般労働組合賛助会員、フリーター問題を考えるNPO「POSSE」会員、心身障害者パフォーマンス集団「こわれ者の祭典」名誉会長、ニートひきこもり・不登校のための「小説アカデミー」顧問。「週刊金曜日」「BIG ISSUE」「群像」にてコラム連載。雨宮処凛公式サイトhttp://w

  • マガジン9条〜雨宮処凜がゆく!〜(054):9条世界会議と「P8」(貧困者末端会議) の巻

    080521up あまみや・かりん北海道生まれ。愛国パンクバンド「維新赤誠塾」ボーカルなどを経て作家に。自伝『生き地獄天国』(太田出版)のほか、『悪の枢軸を訪ねて』(幻冬舎)、『EXIT』(新潮社)、『すごい生き方』(サンクチュアリ出版)、『バンギャル ア ゴーゴー』(講談社)、『生きさせろ!〜難民化する若者たち〜』(太田出版)など、著書多数。現在は新自由主義の中、生活も職も心も不安定さに晒される人々(プレカリアート)の問題に取り組み、取材、執筆、運動中。非正規雇用を考えるアソシエーション「PAFF」会員、フリーター全般労働組合賛助会員、フリーター問題を考えるNPO「POSSE」会員、心身障害者パフォーマンス集団「こわれ者の祭典」名誉会長、ニートひきこもり・不登校のための「小説アカデミー」顧問。「週刊金曜日」「BIG ISSUE」「群像」にてコラム連載。雨宮処凛公式サイトhttp://w