10月22日未明、辞職願を提出した橋下徹・大阪府知事。これで、11月27日の知事と大阪市長のダブル選挙が実施される見込みとなりました。タレント弁護士から大阪府知事へ。そして、今度は大阪市長へと鞍替え出馬する橋下氏。市民は、氏の掲げる「大阪都構想」をどう判断するのでしょうか。 今月18日発売の『新潮45』(2011年11月号)では、30ページにわたって「『最も危険な政治家』橋下徹研究」を特集しています。橋下氏の地元・大阪では、発売後3日間で完売するといった大手書店が続出。また、2万6500部を発行してからの5000部増刷が早々に決まりました。 「橋下徹研究」は、ノンフィクション作家、大学教授、ジャーナリストなどが書いた視点の違う4つの記事からなっています。最初に紹介されているのは、ノンフィクション作家・上原善広氏が橋下氏の出身地区とされる大阪・八尾市の同和地区を取材したもの。氏の叔父からは、