高岡市佐加野の児童養護施設「高岡愛育園」(高橋源吾園長)に8日、男性が名乗らずに寒ブリ2本を届けた。匿名で寒ブリが届くのは昨年12月に続き2回目。夕食で刺し身として振る舞われ、園生37人が旬の味を堪能した。 同園によると、同日午後2時半ごろ、30〜40代くらいの男性が同園の門の近くに「ひみ寒ぶり」と印字された青い箱を2個置いていった。10キロと8キロのブリが1本ずつ入っていた。中にあった手紙には、昨年と同様に「寒ぶりを愛する男より」と記されていた。 魚をさばく代金として1万円入りの封筒もあった。近くの鮮魚店に頼んだところ、お金を受け取らずに調理してもらえた。園生の山崎明弘君(15)は「ことしも届くとは思わなかった。刺し身が大好きなので本当にうれしい」と笑顔で話した。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4434119516/ http://he