北海道百年記念塔が老朽化で解体へ―その歴史を改めて振り返る 2019/01/11 北海道トピックス ニュース, 札幌市, 札幌市厚別区, 石狩管内, 道央圏10093view 2018年は、北海道にとって命名150年という記念すべき年でした。さまざまなセレモニーやイベントが開催され、北海道は大いに盛り上がり、その熱は道外にも広がりを見せたほどです。 そんな2018年の終わりに、ひとつのニュースが飛び込んできました。道が、札幌市厚別区の道立自然公園野幌森林公園にある北海道百年記念塔を解体する方針を固めたというのです。新たな節目を刻んだ年に、過去の節目を刻んだモニュメントがひとつ、姿を消すことになりました。改めて百年記念塔とはどういうものだったのか、振り返ってみましょう。 北海道が発展していくシンボルとして▼夏、正面から臨む百年記念塔 1869(明治2)年、新政府は北辺のこの地を「北海道」と命