ディー・エヌ・エー(DeNA)は5月9日、今年1~3月期のMobage用仮想通貨「モバコイン」の国内消費高が583億円にとどまり、前四半期より約15億円減ったことを明らかにした。モバコイン消費が四半期ベースで減ったのは初。 守安功社長は、内製ゲームにヒットが出なかったこと、アプリゲームへの取り組みが遅れたこなどが原因と説明。国内市場向けアプリの投入を加速していくほか、他社との共同開発を進めるなどしてゲーム数やカバージャンルを拡大。四半期に1本程度だった内製タイトルの投入を月2本のペースに増やし、再び成長軌道に乗せていくと話した。 スマートフォン向けゲーム市場では、ガンホー・オンライン・エンターテイメントの「パズル&ドラゴンズ」が、4月だけで売上高120億円に上る大ヒットをとげている。守安社長は「ガンホーさんもそうだが、アプリを含めたソーシャルゲーム市場は大きく伸びている」と指摘。「この成長