新しい出生前診断の流れ 【下司佳代子】妊婦の血液からダウン症など3種類の染色体異常を調べる新型出生前診断で、今年4月からの3カ月間に全国で計1534人が利用し、1・9%の29人で「陽性」と出たことが分かった。このうち、羊水検査による確定診断を受けた2人が人工妊娠中絶をしていた。診断を行う22の病院で作る研究チームは、遺伝カウンセリングの効果などを検証する。 導入からの想定利用者について、当初1千人と見込んでいた。しかし、高齢妊娠の増加などを背景に、想定の約1・5倍の人が利用していた。 共同研究チームによると、これまでに「陽性」と出た29人のうち、ダウン症が16人、様々な成長障害があり、生まれても短命になる18番目の染色体が1本多い18トリソミーと、13番目の染色体が1本多い13トリソミーがそれぞれ9人、4人だった。 続きを読む関連記事「陽性だったら」揺れる覚悟 新出生前診断、開始1カ
血液を分析するだけで胎児に染色体の病気があるかどうか判定できる新しい出生前検査を受けた妊婦は、導入開始からの1か月で全国で440人余りで、専門家は「導入前の予想を上回る数で、新しい検査に対する妊婦のニーズが高いことが分かった」としています。 新しい出生前検査は妊婦の血液を分析するだけで胎児にダウン症など3つの染色体の病気があるかどうか判定できるものです。 専門家のグループが、実施施設となっている全国15の医療機関に聞き取り調査を行ったところ、導入開始から1か月に当たる先月30日までに検査を受けた妊婦は、合わせて440人余りでした。 年齢は30歳から47歳で、8割が初めての出産を予定している妊婦でした。 NHKの取材では、このうち少なくとも7人は胎児が病気の確率が高いとされる「陽性」と判定されていました。 また、検査前のカウンセリングを終えた妊婦を対象にしたアンケートで159人から得た回答を
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今月から始まった新型出生前診断について、読売新聞が全国15の認定施設に対して実施状況をアンケート調査したところ、受け入れ可能な妊婦の数は、回答した13施設の合計で、月間最大約450人にとどまっていることがわかった。 調査は4月上旬に実施。1週間に対応できる妊婦の数は、施設によって2人から20人と幅があった。十分な遺伝カウンセリングの義務づけなどの認定条件から受け入れ人数が限られ、検査を断ったケースも見られた。従来の出生前診断である羊水検査は全国で年間約1万6000件、母体血清マーカー検査は約2万件が行われている。流産の危険がない新型検査は、潜在的な需要が多いとみられる。 昭和大病院(東京)は、1日から遺伝カウンセリングと採血を始めた。週10人の予約枠は6月上旬まで埋まり、予約がとれなかった妊婦もいた。
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