鉄道以外の方法でたどりつくのが難しい「秘境駅」として、鉄道ファンに人気がある北海道豊浦町の小幌駅について、日々どれだけの人が降り立っているのか町が初めて調べたところ、先月の2週間に138人が訪れていたほか、毎日利用者がいたこともわかり、町は「駅を核にした観光振興につなげたい」としています。 地元の豊浦町は、駅の廃止を検討していたJR北海道に代わり2年前から管理していて、町では日々どれだけの人が駅に降り立っているのか把握しようと、駅にカメラをとりつけて初めて調べました。 その結果、先月18日から31日までの2週間に合わせて138人が訪れ、最も多い日は22人にのぼったほか、期間中毎日、利用者がいたこともわかりました。 豊浦町地方創生推進室の佐藤一貴さんは「初めて利用者のデータを集めることができた。秘境駅の雰囲気を壊さずに観光を楽しんでもらえる方法を考え今後、駅を核にした町の観光振興につなげたい