名古屋鉄道は、岐阜県可児市川合北の名鉄資料館を12月25日で閉館すると発表した。120年以上にわたる名鉄の歴史を伝える数々の資料の保存・展示施設として、1994年6月の開館以来、県内外の鉄道ファンや親子連れに親しまれてきた。隣接する同社の教習所が老朽化のため閉鎖されるのに伴い、閉館が決まった。 資料館は従業員教育の目的も兼ね、教習所に併設する形で創業100周年記念で開館した。名鉄の前身、愛知馬車鉄道の敷設願のほか、歴代の名鉄電車の記念切符やヘッドマーク、制服、車両機器など貴重な資料約3万5千点を収蔵・展示する。平日のみの開館で予約制にもかかわらず、今も多くの鉄道ファンが訪れる。 閉館の報に、ファンからは「名鉄の歴史の長さを実感できる、東海地方では数少ない鉄道資料館だった」などと惜しむ声が上がる。鉄道ジオラマや運転シミュレーションゲーム(いずれも現在は利用停止中)で小5の息子とよく遊んだとい
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