学校法人越原学園は16日、名古屋女子大(名古屋市瑞穂区)を2025年4月に男女共学化し、大学名を「名古屋葵大」にすると発表した。名古屋女子大短期大学部(同)の募集は停止する。男女共同参画の進展や少子化といった社会情勢の変化に対応し「共学の教育効果を最大限追求する」としている。 同大は1915(大正4)年、名古屋女学校として創立。64年に名古屋女子大になり、現在は4学部に計1653人が通う。看板学部の家政学部は、建築士やフードスペシャリストなどの資格や免許を取得できることを前面に出してきたが、共学化に合わせ「生活環境学部」に変える。