東京国立博物館で現在、特別展「コルカタ・インド博物館所蔵 インドの仏 仏教美術の源流」が開催されている。 アジア最古の総合博物館であるコルカタ・インド博物館の収蔵品から、えりすぐりの仏教美術作品91点を展示する同展。会場は7章と附編から成る構成で、仏教芸術の黎明(れいめい)期、盛んに仏像が作られた黄金時代などポイントを押さえながらインド仏教1000年超の歴史をたどることができる。 東京国立博物館研究員の小泉さんは「今回展示されるバールフット遺跡の出土品は、インド博物館のコレクションでも特に貴重なもので、インド仏教美術最古の遺物といっていいもの。これを日本で目にすることができるのはほぼ半世紀ぶり」と見どころについて話す。そのほか、同時代の同じ文化圏にありながら造形の全く異なるガンダーラとマトゥラーの仏像を見比べることのできる展示や、古代インド文化のピークで「理想の美」を表現したグプタ朝の仏像
![東博で「インドの仏」展 意外な人気は「フィギュアのような女神さま」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/22e306722936b95d3ce100e95098025b722dae9c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimages.keizai.biz%2Fueno_keizai%2Fheadline%2F1431328198_photo.jpg)