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ブックマーク / yarb.hatenadiary.org (2)

  • RubyのDateTimeとTimeはどちらを使うべきか - yarbの日記

    TimeはもともとPOSIXのtime_t型のラッパーで、内部的には1970年1月1日を起点とする秒数を保持している。 WikipediaによるUnix timeの記述を見ると、time_tは、なんと初期のUnixでは32ビット整数であったものの、60Hzのクロックに同期してカウントアップしていたそうだ。1秒間に60カウント進む。これでは2年半しか表現できない。のちに1Hz、つまり1秒1カウントで進むように変更され、これで前後130年の時刻を表現できるようになったそうな。 よく知られる2038年問題は32ビットの符号付き整数で表現できる1970年1月1日を起点とした場合の上限が2038年1月19日の午前3時14分7秒であるという話。 RubyのTimeクラスも、この制限を受けていた。 「受けていた」というのは、Ruby 1.9.2や、1.9系の新機能を1.8系へバックポートした1.8.7以

    RubyのDateTimeとTimeはどちらを使うべきか - yarbの日記
  • On Lispとか読んでRubyとLispの違いをちょっと考えた - yarbの日記

    全400ページのうち3/4がマクロの説明に当てられている、Paul Grahamの「On Lisp」を8割ほど読んだ。冒頭のCommon Lisp入門で紹介されている標準関数やユーティリティ関数のネーミングのひどさ(やたらと数字でサフィックス付けるとか、rplacaとかってどうよ?)や、破壊的操作をする関数の挙動の不統一感に、「これならRubyのほうがいいんじゃね?」とか思ったし、with系マクロも、「なんだRubyのブロックでいいじゃん」とか思ったりもしたけど、確かに読み進めると全然違う世界が垣間見えてきた気がする。 CLOSの説明の導入編に当たるところで、Paul Grahamは素のLispの上にオブジェクトシステムを作ってみせる。これが想像以上に簡単な話で、そうか、なるほど、ハッシュテーブルとクロージャがあれば、大抵のことはできるのだと、ちょっと驚いた。継承のモデルにしたって、メソッ

    On Lispとか読んでRubyとLispの違いをちょっと考えた - yarbの日記
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