平日の16時からのスタートにもかかわらず、会場は200名を超す来場者で埋め尽くされていた。10月31日、東京ミッドタウン日比谷 BASE Qホールで開催された「Forbes JAPAN SPORTS BUSINESS AWARD 2019」。客席が足りなくなり、急遽、新たに椅子も用意された。会場は来場者の熱気で溢れ、スポーツビジネスへの関心の高さがうかがわれた。 日本代表への期待が高まった先のラグビーワールドカップ、そして2020年の東京オリンピック・パラリンピック、さらには2021年のワールドマスターズゲームズと、世界的ビッグイベントが3年続けて日本で行われる。 このスポーツへの関心の高まりに歩調を合わせ、政府もスポーツビジネスの成長産業化を促進すべく、働きかけを進めている。「2019年現在で5.5兆円規模のスポーツ市場を、2025年までに15兆円に拡大することを目指す」という目標も、こ
スポーツにおいて、チームの「勝利」はファンの「熱狂」を生みだす重要な要素だ。9月に開幕した「ラグビーワールドカップ2019」が日本で盛り上がったのも、日本代表が史上初の決勝トーナメント進出を果たした功績が大きいだろう。 だが、試合の「勝敗」だけがファンの満足度を左右しているのか。そもそも、「熱狂」とはどのように生み出されるのか。2019年10月25日に開催された、最先端のCX(顧客体験)を学び、体感できるカンファレンス「CX DIVE 2019 AKI」。セッション「スポーツクラブが生み出す熱狂的なCX」では、その答えの一つが示唆された。 登壇したのは、池田憲士郎氏(VOREAS 【ヴォレアス北海道/V.LEAGUE】 代表取締役)、清水克洋氏(名古屋グランパスエイト 専務取締役)、鈴木秀臣氏(シーホース三河 代表取締役社長)、大倉智氏(いわきスポーツクラブ 代表取締役 兼 いわきFC総監
今年の夏も暑い、熱い。全国各地でスポーツの試合、イベントが行われている。そして間もなく開催されるラグビーワールドカップを皮切りに、今後3年に亘って世界的なスポーツイベントの開催が日本で予定されている。スタジアムでの観戦体験はきっと「一生に一度」の体験になるだろう。また、このチャンスを逃すまいと様々な関係者がこの「スポーツ」の可能性に猛チャージをかけている。 そもそもスポーツほどステークホルダーが多く、複雑な業界はないかもしれない。クラブ、選手、協会、地方自治体、地域住民、スポンサー、ファン、観戦者(ファンと観戦者は明確に違う)と、数え上げたらきりがない。(図1) 近年ではBリーグやTリーグ等のプロフェッショナルリーグの発足で、より一層スポーツが身近に感じられるようになった。観戦者が増えるに伴い、観戦スタイルや嗜好も多様性を増している。SNSやブログには個々人の観戦体験が投稿され、イイネや反
Companies are always looking for an edge, and searching for ways to encourage their employees to innovate. One way to do that is by running an internal hackathon around a… Women in tech still face a shocking level of mistreatment at work. Melinda French Gates is one of the few working to change that.
スポンサー価値の“証明”の難しさ プロスポーツクラブが持続していくために必要な柱であるスポンサー収入。 各クラブの営業マンが商材としてこれを企業へ“売り歩く”わけだが、じつはこの世界は色々と複雑だ。 スポンサーとなった企業が取り組むものとして、ユニフォームの胸やスタジアム看板への企業ロゴ露出が挙げられる。これは多くのファンが想像しやすいものであろう。 ただ、例えばユニフォームの胸スポンサーが5,000万円で売られているとしても、それに見合う価値があるかの証明は難しい。かつ信用度の高い費用対効果の算出法がないという課題が存在し続けていた。 とはいえ、そういった状況の中でも「地元のクラブを応援したいから」「社会貢献、イメージアップの意味も込めて」「経営者がサッカー好きのため」というような良くも悪くも“見返りを求めない”姿勢でスポンサーとなる企業が居るのも事実であった。 後者はある種クラブにとっ
アスリート・チームへの新しい応援のカタチスポーツギフティングサービス「Unlim」を2月19日(水)よりサービス開始〜女子スキージャンプ 髙梨沙羅選手をはじめ、多数のアスリート・チームが登録〜アスリートの事前登録を本日2月5日(水)よりスタート 株式会社ミクシィ(東京都渋谷区、代表取締役社長:木村 弘毅)と一般財団法人アスリートフラッグ財団は、アスリート・チームへの新しい応援のカタチをコンセプトとした、スポーツギフティングサービス「Unlim(読み:アンリム)」を2月19日(木)より提供開始することをお知らせします。また、サービス開始に先立ち、アスリート・チームの事前登録を本日2月5日(水)より行います。 Unlim公式サイト:https://unlim.team/ スポーツギフティングサービス「Unlim」は、①競技活動資金に充て新たな挑戦をしたい、②自身の活動だけではなくスポーツや競技
新連載:池田純のBizスポーツ 「巨人、大鵬、卵焼き」が流行語となったスター選手ありきの昭和の時代から大きくスポーツを巡る環境は変わり、令和のスポーツには「ビジネス」の視点が不可欠となった。横浜DeNAベイスターズの初代球団社長で、現在はスポーツによる地域活性化などに取り組む一般社団法人さいたまスポーツコミッションの会長を務める池田純氏が、スポーツビジネスの裏側に迫る新連載。第1回は「IT業界とスポーツビジネス」をテーマに、ソフトバンク、楽天、ディー・エヌ・エー(DeNA)とプロ野球に参入したIT企業の“三者三様”ならぬ“三社三様”の取り組みに迫る。 かつてDeNAの執行役員、ベイスターズの球団社長を務めてきた私が今、興味深く見ているのが、プロ野球に参入したIT企業がそれぞれ異なる道を歩んでいる事実です。メルカリ、ミクシィ、アカツキなど新興のIT企業がスポーツに進出を始める中、「IT業界と
革新的な技術や新しい創造が求められ続ける時代。企業はどんなテクノロジーを手に入れ、どう進化していくのでしょうか。そして、未来へ向けてどのような地図を描くべきなのでしょうか。 その挑戦に向き合う担当者が、新しい技術を牽引していく過程での苦労を伺いながら、ダイナミックな企業変革のプロセスを明らかにしていく連載企画「Re:Born」。 第1回目に登場していただくのは、株式会社アシックス。「もし神に祈るならば、健全な身体に健全な精神があれかしと祈るべきだ(Anima Sana in Corpore Sano)」という帝政ローマ時代の風刺作家ユベナリスの言葉を社名の由来に持つ、日本を代表するスポーツ用品メーカーです。 シューズからアパレル、用具そしてサービスまで、多岐にわたるビジネスを展開していますが、今回フォーカスするのはランニングシューズの開発について。世はまさにランニングシューズの戦国時代。テ
ミクシィは15日、スポーツメディアを運営するネットドリーマーズ(東京・中央)を買収すると発表した。同社の全株式を取得して100%子会社にする。ミクシィは主力のスマホゲームの売り上げが減少する中、スポーツ事業に力を入れている。ネットドリーマーズのスポーツメディア運営のノウハウを生かし、スポーツ事業を拡大させる狙いがある。既存株主から取得し、11月末に譲渡を実行する予定だ。取得金額は非公表。ネッ
話題の経営者が語るスポーツビジネスの現状と未来。池田純氏「必要なのは格好良い世界観」/小泉文明氏「サッカーは危機的状況」 2019/11/14 7:00 VictorySportsNews編集部 日本フェンシング協会(太田雄貴会長)が主催する「World Fencing Day Japan(ワールド・フェンシング・デイ・ジャパン)」が9月8日、東京都内で開催された。国際フェンシング連盟が定める9月7日の「World Fencing Day」にちなみ、現役選手、協会関係者、スポンサー企業、さらにビジネス界からもゲストが招かれる同イベントは、今年で2度目。水泳・北島康介氏、陸上・為末大氏、ヤフーの小澤隆生・常務執行役員らが参加し話題となった昨年に続き、今年はスキーの皆川賢太郎氏らに加え、行政とともにスポーツによる地域活性化を目指す一般社団法人さいたまスポーツコミッションで会長を務める池田純氏
日本サッカー協会(JFA)やJリーグ、日本サッカーミュージアムが入る日本サッカー協会ビル=東京都文京区で、本橋和夫撮影 サッカーのJリーグは6日、スポーツ振興くじ(toto)にJリーグの1試合のみの結果を予想する新方式を創設することを、超党派のスポーツ議員連盟に提案する。来夏の東京五輪・パラリンピック後、国のスポーツ予算の削減が見込まれるため、収益の一部がスポーツ振興に活用される、くじの売り上げを伸ばすのが狙い。関係者が明らかにした。 同議連はバスケットボールのBリーグをくじの対象に加える法案を来年の国会に提出する方針を固めており、6日に東京都内でプロジェクトチーム(遠藤利明座長)の会合を開く。Jリーグはその場で新方式の構想を提案、説明し、法案に盛り込んでもらう方針。
フォーブスは7月22日、今年の「世界の最も価値あるスポーツチーム」トップ50を発表した。1位は米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)のダラス・カウボーイズで、チームの資産価値(資産と純有利子負債の合計)は約50億ドル(約5400億円)。4年連続の首位となった。 50位までのランキングに入ったスポーツチームのうち、半数以上はNFLのチームだった。米国のメジャースポーツ・リーグの一画を成すそのNFLと、プロバスケットボール(NBA)、メジャーリーグ(MLB)のチームは全て、価値が10億ドルを超えている。 また、今回のランキングに入ったチームの半数以上は、過去12カ月間の営業利益(利払い前・税引き前・減価償却前利益)が1億ドルを超えており、1位のカウボーイズは約3億6500万ドルを計上した。 NBAとNFL、MLB、欧州のサッカーチーム以外で最も上位につけたのは、米プロアイスホッケーチーム
こんにちは、ライターの山田井ユウキです。 スポーツセンターや温泉などで見かけると、つい遊んでしまう卓球。 最近では日本の卓球リーグ「Tリーグ」が開幕したり、デスクワーカーの運動不足解消を目的に卓球スペースを社内に設ける会社も出てきたりと注目が集まっているようです。 そんな卓球ですが、筆者は先日、あることに気づいてしまいました。 それは……これだけ昔からちょくちょくプレーする機会があるにもかかわらず、ちっともうまくなっていないということ! 今後も間違いなく卓球をプレーする機会はあるはず。そんなときに良いところを見せるためにも、卓球のコツが知りたい! ということで、今回は日本初の複合型卓球施設である「T4 TOKYO」を運営する株式会社スヴェンソンスポーツマーケティング取締役・駒井亮さんに、卓球初心者でも簡単に上達できるコツを伺ってきました。 【INDEX】 Tリーグも開幕! いま、卓球が熱い
今回の大会で最後となる「エアレース」の世界選手権が千葉市で開かれ、唯一の日本人パイロット、室屋義秀選手はトーナメントの初戦で敗れたものの、そこから勝ち上がって優勝し、有終の美を飾りました。 世界各国から参加した14人のパイロットが対戦形式のトーナメントで競い、千葉での大会で過去2回の優勝を誇る室屋選手は最初のレースで、僅か0秒015の差で敗れました。 しかし、初戦で敗れたパイロットの中で最もタイムが速かったため、敗者復活で次のレースに進み、今度はフランスの選手を下して勝ち進みました。 そして勝ち残った4人で表彰台の行方を決めるレースでは、安定したフライトを見せて58秒630のタイムで優勝し、エアレース最後の大会で有終の美を飾りました。 岡山市から訪れた40代の男性は「室屋選手を応援するため家族5人で来ました。おめでとうございます」と笑顔を見せました。 名古屋市から来た30代の女性は「最後の
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