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ブックマーク / medt00lz.s59.xrea.com (69)

  • 人を bot にする道具 - レジデント初期研修用資料

    それが親しい人であっても、見知らぬ誰かであっても、自分に対して好意的な反応を返してもらうことは気分がいい。 共感はサービスの原動力で、共感が上手な人はそれ自体で商売をすることもできるし、ユーザーを共感してくれる誰かと結びつけてくれるサービスには人が集まる。 人間と区別がつかない、極めて精巧な人工知能を生み出すことができたとして、そうした人工知能によって提供された共感は、サービスとして商売になる。 高性能な人工知能を完成させるのは難しいけれど、人間の認知を、ネット上に多数存在する単純な人工知能、bot のレベルに引き下げることができるのならば、bot が提供する幼稚な共感から、 人間はより多くの快適さを引き出せるのかもしれない。 「マジやべぇ」はマジやべぇ いろんなアプリケーションとして提供されている人工無能、入力された言葉に対して、あらかじめ用意された単純な文章を返すだけの機能しか持たない

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    julajp 2013/04/10
    例えばスマホなどは、文章作成エージェントがパターン覚えてくれていくつかの語彙提示で勝手に文章を数パターン考えてくれる。その際に池上さんみたいに”それは良い○×ですね”とまずやってくれたら。
  • 実社会がソーシャルゲームになる - レジデント初期研修用資料

    開発者だってご飯をべないといけないだろうから、ハードウェアはまだまだこれからも進化を続ける。進化した何かを販売するためには新しい需要が必要で、そうした需要を開拓していった結果として、実世界をゲーム化していく流れのようなものが、これから先進んでいくのだろうと思う。 AR は面白い どこかの水族館で、スマートホンを水槽にかざすと魚の情報が表示されたり、魚の写真をスマートホンに取り込むことができたりするサービスが始まるらしい。とても面白い試みなのではないかと思う。 絶対音感を持つ人は、耳から入ってくる音を音符に変換することができる。前知識なしに眺めた風景は単なる景色にすぎないけれど、魚に詳しい人が水槽を眺めれば、泳ぐ魚の群れは、名前を持った意味の集積として解釈され、目に入る風景は全く異なったものになってくる。 拡張現実の技術というものは、水族館であったり野鳥観察の施設であったり、意味が分かると

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    julajp 2013/02/14
    スカウター機能付きメガネやウェアラブルデバイスと、それらに偽のタグを提供するウェアラブル迷彩、偽装デバイス。・・・今アニメでやっているPSYCHO-PASS的な評価システムだったりとか。
  • ゲームの進化について - レジデント初期研修用資料

    「シューティングゲームは、「弾をよけながら敵を撃破するゲーム」ではなく、「弾幕デザイナーの意図にそってレバーとボタンを操作する作業」であるといえる。RPGも同様に、プレイヤーは操作や判断を洗練させるほど、それはゲームデザイナーの意図した通りの動きに収斂していく」とTwitter に書き込んだら、「そんなことはないだろう」という反響がけっこうあった。そのあたりのいいわけ。 昔話 小学生の昔、ブロック崩しにこそ出遅れたけれどスペースインベーダーは現役で間に合って、ギャラクシアンに驚き、ムーンクレスタ3号機の理不尽に泣き、ディグダグの画面がカラフルなのに驚いたらもう中学受験は目前だった。 中学校に入って、久しぶりのゲームセンターではボスコニアンが稼働していて、よく聞こえない合成音声に首を傾げる真横では、同級生がハイパーオリンピックに熱中していて、ゲームセンターではそれからしばらく、ボタンが溶けた

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    julajp 2012/10/09
    飽きさせない、持続させ辿り着かせる工夫の内蔵。報酬の与え方。
  • 必要なものとほしかったもの - レジデント初期研修用資料

    「必要なもの」の反対語は「ほしかったもの」なのだと思う。 必要なものは目的が作り出す。たいていはいつでも買えるし、買った結果は見通せる。ほしかったものは出会いが作り出す。出会ったその瞬間まで、お客さんは「それがほしかった自分」がいたことなんて想像だにしない。 必要なものはあらかじめ想定された選択肢であって、買い叩かれる対象でもある。それが必要なものになったその途端、その商品は価値を失うと言い換えてもいい。欲しかったものは、出会う時まではお客の頭に存在しない。選択とは無縁の何かで、価値は下がらない。 田舎のホームセンターは十分に大きくて、必要な物はなんだって揃っているのに、欲しいものが何もない。何かの機会に東京に出かけると、地下街を歩くのが常なのだけれど、欲しかったものばかりがそこにあってびっくりする。実際にそれが必要かといえばそうでもないし、ホームセンターを探せば、欲しかったその商品と同じ

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    julajp 2012/07/30
    そう、で、欲しい物~って考えると、結局「東急ハンズ」!が欲しかった!!
  • 間違った「論」には意味がある - レジデント初期研修用資料

    勉強は大切だけれど、正しい知識だけを積むのは危ない。 武道を学ぶ際には、受け身の学習が欠かせない。正しい知識を学ぶときにも、正しくない知識の受け止めかたを知らないと、学ぶほどに大けがをする可能性が増えていく。 正しいことと説得できること 正しい知識を積んだ専門家が、ある日いきなり新興宗教に目覚めたりすることがある。そういう人は、学んだ経験こそ莫大だけれど、説得された経験を積んでこなかったのだろうと思う。 それが正しいことと、それが誰かを説得する力を持っていることとは、しばしばなんの関係もない。間違った知識に基づいた論理にたくさんの人が説得されることは珍しくないし、正しい知識を持っていることは、そうした説得から身を守るのに必ずしも役立たない。 正しい知識や、あるいは「努力」を積み重ねてきた人が、説得可能性が高い何かに初めて触れるときが危ない。こういう人は、積んできたものが大きくて、説得される

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    julajp 2011/10/29
    大概の人は、実利よりも自分の心に理するものが前に出ちゃう。
  • 聞く仕事のこと - レジデント初期研修用資料

    ホームセンターにドリルを買いに来る人は、当はドリルが欲しいのではなくて、「穴」がほしい。穴をあけるのにドリルは必要ないかもしれないし、棚を作ったり椅子を作ったり、穴を使って達成したい何かには、もしかしたらそもそも、穴なんて必要ないかもしれない。 ドリルを買いに来た人に、性能のいいドリルを勧める店員さんは、「お客さんが当に欲しかったもの」を提供できていない可能性があって、ドリルに詳しくなることとは、もしかしたら「いい店員になること」を遠ざける。 ネットには無数の情報があって、無数の読者がいて、記事を読んでは、またそれを話題に盛り上がる。じゃあネットで記事を熱心に読む人たちが、当のところ何がほしかったのかといえば、ドリルの理論を延長すると、情報それ自体ではなくて、むしろ「聞いてくれる人」なのではないか、という妄想に到達する。 多くの人はたぶん、誰かに聞いてほしいから、何かの話題を作りたい

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    julajp 2011/10/29
    新聞は遠いところの話題で共有、TVは映像付きで具体的身近に、ネットは興味関心ピンポイントその分下手すると逃げ場少なく。適度な距離感、テリトリーをいかに設けられるか。
  • 悪い奴らは来なかった - レジデント初期研修用資料

    病棟で3年過ごした昔、上司の書いた処方箋を見て、「こうすればもっといいのに」なんて批評家気取りができるようになった頃、島に飛ばされた。邪魔な上司の指示が入らない、「こうすれば」を自分の責任で行える機会がいよいよ巡ってきて、それをやろうとして、手が動かなかった。 決断のお話。 実戦は怖い 島への派遣が決まったとき、粋がって英語ばかり持ち込んだ。世界的に権威のある教科書だから、信頼性なら完璧なのに、いざそれを使おうとして、それを翻訳するのが自分であることに思い至って、そのがいきなり信用できないものに変わった。普段は馬鹿にして、ろくに読みもしなかった日語の「今日の治療指針」がありがたくて、それに頼ってようやく病棟を回すことができた。 畳の「へり」なら転ばず歩けるのに、それが地上10m の高さに置かれたそのとたん、足がすくんで動けなくなる。模範解答を知っていることと、実際に決断ができること

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    julajp 2011/04/26
    現実には思いも寄らないことは沢山あって、状況に応じて策を講じ、その時々で取り繕いつつまわしていくことができるか。そのためのアソビ、バックアップ、余りが無いとイザと言うときニッチモサッチモ
  • 炊事のロジスティクス - レジデント初期研修用資料

    大学時代の6年間、そもそも外できるところがない田舎だったから、ずっと自炊をしていたけれど、今から思うと、あれは自炊ができていたとは言えなかった。 冷蔵庫にあるものを眺めて、とりあえずべられる何かを作る、あるいは料理を眺めて、材料を揃えて何かを作ることならば、当時の自分にだってできていた。ところが気がついたら冷蔵庫は空っぽだったり、料理を眺めて、材料をそれから買い出しに行く必要があったり、そうした遠回りは、6年間変えられなかった。 「できる」の深度 そこにある材料で、一人分のご飯を作れる人は珍しくない。1年間を通じて、そこそこバランスのとれた事を作れるだけの材料を、常に「そこ」に準備しておける人はほとんどいない。 手段が容易であることは、運用が容易であることを意味しない。手段にどれだけ通じたところで、運用の考えかたは、もしかしたら出てこない。 映画では、スタローンやシュワルツェ

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    julajp 2011/03/01
    昭和の台所は大して保存が利かないから近くの商店街に(結果的に季節のものを)逐次調達しにいくことで(これまた結果的に必要なもののみ調達と)戦略っぽいロジになっていたのかも。
  • 努力には正しい方向がある - レジデント初期研修用資料

    どこかに就職したり、何か会社を興してみたりといった体験を持たない、生まれついての「プロの政治家」という人たち、 学校を出て、最初から政治家として活動して、努力した人たちが、そのまま最上階まで行ってしまうのは、恐ろしいことだと思う。 努力した人はしがみつく 何かの目的を持った人、目標を「これ」と決めて、それを実現するためのやりかたを考えた経験を持つ人は、 あらゆる場所が通過点になる。目標を達成したなら、たぶんまた別の目標が見つかって、やるべきことや、必要な資格なんかは、その都度変わってくるだろうから。 漠然と「努力」を重ねて、努力の「ご褒美」として、一番高い椅子を手に入れてしまった人には、もはや「上がりの先」を想像することができない。努力をもっとやろうにも、 そこにはもう、問題集とか、次のご褒美を用意してくれる誰かはいないから、先が見えない。 こういう人が頂点に座ってしまうと、今度はじゃあ、

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    julajp 2011/01/06
    ちょっと前まで学歴がないから、学歴さえあればと言う具体的な方向や目標を伴わない報われない努力を正面きって推奨する世の中でしたし。
  • 失敗を生かすということ - レジデント初期研修用資料

    「マスメディアの陰謀」で、あまり報道されなかったデモについて考えたこと。 失敗の定義は難しい 思想的に偏った人たちが主導していたからだとか、デモなんて実は珍しくないんだとか、 恐らくは最初から、ニュースで流すには無理があった事例なのだろうけれど、 デモ行進を行った人たちが「ニュースで流されること」を目標にしていたのなら、今回のデモは、一応失敗したのだと思う。 失敗したときの振るまいかたで、それが当に失敗に終わるのか、それともそこから次を拾うのか、恐らくはずいぶん変わってくる。 失敗したときに、それを誰かのせいにして、「自分たちはすばらしいことを発信しているのに、誰かの陰謀で、あるいは誰かが無能に過ぎるから、 自分たちのすばらしさが伝わらなかった」なんて総括すると、失敗は、当に単なる失敗として終わってしまう。 失敗の中からだって、おそらくはたくさんの成功を拾い出せるのだと思う。 今回たと

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    julajp 2010/10/07
    http://twitter.com/#!/webronza/statuses/26613006140 新聞記者の方が、一般的な国内デモの取り扱いについて応答されてました。
  • 人型ロボには意義がある - レジデント初期研修用資料

    人型ロボットというものは、リアルを追求したSF世界では、しばしば無意味の象徴として描かれるけれど、 ロボットが安価になった未来においては、むしろ人型であることの利点というものが、人型の欠点を上回ることになるのだと思う。 ロボットコンテストのこと 今年のロボットコンテストでは、「ブロックをピラミッドに積む」という課題が競われて、中国のチームが圧勝したのだという。 ブロックを積み上げるという課題に対して、他の参加チームはみんな、自由に動かせる車台に、 操作できるアームを積んだようなロボットを提案したけれど、中国チームが作ったロボットは、 移動可能なロボットと言うよりも、むしろ精密な投石機のようなものだったのだと。 ルールブックに書かれていることを良く読んで、様々なやりかたを競わせて、試行錯誤を重ねた結果として、 優れた成績を上げた中国チームのすばらしさは疑いようがないけれど、ロボットにそこまで

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    julajp 2010/10/01
    人型が進むとやはり精妙化が求められ、いずれは人と同じ感情、心、気持ち交流が求められるだろうから、あくまで使役させるモノとして結局、それと自明な機械に押し戻されたり。
  • 理解は大切 - レジデント初期研修用資料

    交渉ごとというのは今のところ、「理解」「説得」「納得」というのが基的な流れであって、納得が達成できなかったときに、話を切り返す起点としての「謝罪」というものがあって、交渉は、このサイクルを回しながら、最終的な「納得」へと導く技術なんだろうと考えている。 いずれにしても、交渉のはじめには「理解」があって、相手に対する理解と、自分自身が何を知っていて、何を知らないのか、きちんと理解していないままに臨んだ交渉は、グダグダになってしまうのだろうと思う。 昔話 3年目ぐらいの頃、僻地の施設に飛ばされていて、患者さんを「追い出す」役割を仰せつかったことがある。 80歳をずいぶん過ぎた糖尿病の患者さんで、糖尿病のコントロール中だったのだけれど、夜になると居酒屋さんに飲みに行ったり、インスリンの量を勝手に変えてみたり、病棟でたばこを吸ったり、とにかく問題が多かった。 その施設に来たばかりの頃、看護師さん

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    julajp 2010/06/04
    謝られちゃって、その分の言い分面子を保つ為に退院した患者さん。負けるが勝ちそのもの~。人それぞれの感情の感度、事実と感情の配分具合を事前に理解できたならな~。
  • むかつく人のこと - レジデント初期研修用資料

    自分の人間性に問題があると言われれば、これはもうそのとおりとしか言いようがないんだけれど、 いろんな人と喋ったり、何かをお願いする機会があって、「この人は使える」なんて感じる人と、 話していてもなんだか暑苦しいというか、「この人は使えないな」なんて感じる人とが明らかにいる。 誰かの評判が、医局で話題になることは滅多にないんだけれど、その人の使える、使えないという感覚は、 他の先生がたを見ていても、ある程度共通しているように思えて、その感覚は一応、 個人的な好き嫌いとは、異なっている気がする。 恐らくはたぶん、その人の「使える度」というものは、仕事の成果だとか、成功率なんかとは、事実上無関係なのだと思う。 どうしたってバイアスがかかる 当直をするときには、いろんな職種の人と一緒に泊まることになる。ものすごく気がつく人もいれば、 何かをお願いして、けっこうな確率でそれを忘れてしまう人もいる。

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    julajp 2010/05/24
    欧米だと、特定の手続きや型のもとに単刀直入なんだろうか。立場や格の違いから来る儀礼、礼節が何よりも重んじられた少し前の日本社会の名残と、急速に効率が最優先されるようになった社会の軋轢なんかもありそうな
  • 「つまらない」は正義 - レジデント初期研修用資料

    口蹄疫の事例 についての、「私自身はやってきたことに全く反省、おわびすることはないと思っている」というコメントを見て思ったこと。 誤解を設定して、それに謝罪する 口蹄疫の対応にはマニュアルがあって、実際のところ、政治家の人に判断できることはそれほど多くないみたいだから、大臣が語っている言葉それ自体は、決して間違いではないのかもしれないけれど、クライシスコミュニケーションの基を大きく外しているような気がした。 記者会見が開かれた時点で、メディアの人たちはたぶん、「問題があって、責任者は大臣である」という認識を持ってそこに来ている。問題のないところに、メディアの人たちに「問題がある」と思わせてしまったこの状況で、行われるべきは「相手の誤解に対する謝罪」であって、問題の否定ではないと思う。 問題がない状況で、「問題がない」と断言するのは悪手であって、こういうときにはたぶん、「問題があるという誤

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    julajp 2010/05/24
    どうも語源が"詰まる+無い"らしい。詰まらせずにすっきり流れさせる。スムースにする。火消し、定形処理としてのつまらないこと、つまらないものが大事か。
  • 武徳について - レジデント初期研修用資料

    自分たちの業界だと「やる気」や「正義感」みたいな言葉であったり、あるいは生産の現場だと「現場力」だとか仕事の丁寧さ、といった言葉になるんだろうけれど、世の中のあちこちには、「軍人の武徳」に連なる何かというものがどこにでもあって、今はこれが失われたことになっている。 武徳は「あると便利なもの」 武徳を備えた軍隊は、恐ろしく強力になる。命がけで相手に立ち向かっていくし、容易なことでは戦線を崩さない。国のため、目的のため、武徳を備えた軍人は、それこそ死ぬ気で働いてくれる。 軍隊は、軍人は、武徳を備えていることがもちろん望ましいし、普段から武徳を発揮できるような訓練を受けるのだけれど、クラウゼヴィッツは、「武徳はあると便利だが、将軍は、兵士に武徳を求めてはいけない」と説いていた。武徳を備えた軍隊が勝った事例はもちろんたくさんあるのだけれど、武徳を持たない軍隊が、グダグダしながらも、それでも勝った事

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    julajp 2010/05/24
    「スイッチを入れたままでとりあえず叩いてみる」のが基本動作になっている世代と、「まずは電源を入れ直して再起動を試みる」世代.上手く行っているようで老化の自民党政治と見込み無く引っ繰り返す民主党政治
  • 根暗な報酬のこと - レジデント初期研修用資料

    ある日のテストが60点で、頑張って次回80点取れた子供がいたとして、その子はたぶん、「20点増えた」という喜びと、「20点分見下せる奴が増えた」という、根暗な喜びとを、報酬として体感することになる。 努力や頑張りの報酬には、明るく表明できるものの裏側に、必ず根暗な何かがセットになっている。人を誘ったり、説得するためには、もちろん「明るい報酬」を前面に出さないといけないのだけれど、報酬には、常に根暗な側面がセットになっていて、そのことに自覚的でないと、どこかで上手くいかなくなるような気がする。 「明るい報酬」は希望を生むけれど、「根暗な報酬」は、自意識の地盤を固める。脆弱な地盤の上に、希望のお城を打ち立てて見せたところで、お城が大きくなるに連れて、いつかは地盤ごと、お城が倒壊してしまう。 自尊心の不足で疲労する 新しい学問だとか、仕事を立ち上げるときにけっこう大切なのは、「そこで働く人が自尊

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    julajp 2010/05/12
    誰かの評価であったり土地が必要な大きな家だと、基礎がしっかりしてないとたち続けていられないだろうけど、小船で流れに身を任せられるような形だったり、何かとそこまで比較しなくても済ませられるならあるいは
  • 親の目線について - レジデント初期研修用資料

    謝罪というのはもちろん、来は失敗と紐付けられないといけないのだけれど、謝罪という行為、あるいは誰かから怒られるという状況それ自体が、問題の解決と紐付けられている人というのが、たぶん社会には、一定の割合でいるんだろうと思う。 昔は怒られた 小学生の頃は、怒られることというのは「みそぎ」になっていた。酷い嘘をついて、なにかをごまかして、それがばれたら、とりあえずそこいらにいる大人から怒られて、泣かされたら、両親はそれで許してくれた。問題は全然解決されていないんだけれど、そこから先のことは、大人が考えてくれた。 子供の頃は、周りを見渡せば「雷オヤジ」という役回りの人がいて、子供を叱って、殴るふりして、子供が怖がって首をすくめたら、ガハハと笑って、問題はそれで終わったことになった。 子供というのはけっこうしたたかだから、「ガハハ」が3回も繰り返されたなら、誰もが手段としての嘘泣きを獲得できる。頭

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    julajp 2010/05/12
    そういう意味では、自民はアメリカに怒られない様、日本国民には判りにくいようになるべくそっとして隠し通していたのかも。一方現首相は、真っ先に日本の国民に怒られている。問題が顕在化しやすいのはどちらか。
  • 不便が強みになる - レジデント初期研修用資料

    お金というものは、 「説得力のある不自由」を提案できた人に対して支払われる者なんだと思う。 消費者にとっては、便利になるほうがもっとありがたいのだけれど、便利からはお金が逃げていく。 売るものだとか、情報それ自体の価値というものは、もちろん粗悪品よりも良品のほうがうれしいけれど、銭勘定だけを考える上では、恐らくは「良さ」というものには、それほど大きな意味はないのだと思う。 情報は自由になりたがる 情報は自由になりたがるけれど、自由からはお金も逃げていく。 物から自由になった、純粋な情報に近い、インターネット上のテキストだとか、アプリケーションは、それ自体からお金を得ることが、しばしばとても難しい。 情報が便利になればなるほどに、お金はそこから逃げていく。裏を返せば、情報という物に、何かの不自由を付加したものがメディアであって、不自由を付加されて、初めてその情報は、お金に紐付けられるのだと思

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    julajp 2010/04/25
    "相い対する"行為や橋渡しに、不便を補う価値が生じていたのだろうけど、情報をパッケージングした事でより一人歩きが進んでしまったのだろうな。価値在る情報に更に価値を付けるには?
  • Android は壊れない - レジデント初期研修用資料

    Recent Entries Android は壊れない 読みやすさという価値のこと できないことのデザイン 書かれなかったことから見えてくる ロボットの神様 経験の伝達には触媒が必要 「しかたねぇな」が生み出すもの が出ることになりました 配列からの自由がほしい ネット時代の距離感について Recent Comments このは何でないのか 12/31 medtoolz 12/30 薬屋支店総務 12/30 愛読者 12/30 エリヤフ先生 12/29 medtoolz 12/29 元傍観者 12/29 medtoolz 12/29 エリヤフ先生 12/29 medtoolz 案外やっていけるお店のこと 12/30 kaka Recent Trackbacks Android は壊れない 11:41 Tweets in Japan 2010... 11:37 Tweets that

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    julajp 2010/04/08
    超高級一品生産、自己修復機能付きか、代替置き換え可能かとか。クラウドやら仮想化でいつでもどこでもだと、代替デバイスでも同様に運用可能ってのがきもなんだろうな
  • ネット時代の距離感について - レジデント初期研修用資料

    新しい技術として登場したインターネットが、あって当然のインフラになって、「人がそこにいること」の意味は、むしろ増したような気がする。 研修医が減った もうしばらく前からずっとそうだけれど、大学みたいな大きな場所から、研修医がいなくなった。ローテーション制度が始まった頃だって、大学には研修医が60人とか、100人とか、小さな社会を作れる程度には集まって、「少なくなった」なんて頭を抱えながらも、大きな施設は、それなりに回ってた。 人が減る流れは加速して、大学規模の施設でも、中に残る研修医はせいぜい20人ぐらいのところが増えた。みんながどこに行ったのか、未だに把握できていないんだけれど、たぶん若い人たちは、都市部の市中病院に分散して、小さな集まりの中で研修を受けているんだと思う。 自分が研修医時代を過ごしたのも民間病院だったけれど、ほとんど毎日のようにカンファレンスがあって、研修医は、それに出席

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    julajp 2010/03/08
    ネットで情報集めやすくなると、残りはやっぱり実体験が欲しくなり、そこに横たわる距離由来での機会の損失に爪を噛む思い。