【読売新聞】
![[スキャナー]ハマス、中東正常化けん制…パレスチナ置き去りに焦り](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5ffd059adf17a3f2be5b50397b5ff0e7426b69c3/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.yomiuri.co.jp%2Fmedia%2F2023%2F10%2F20231008-OYT1I50186-1.jpg%3Ftype%3Dogp)
サウジアラビアに2021年11月、開校したヤマハ音楽教室リヤド校(ヤマハ提供)アフガニスタンのタリバン政権が7月、西部ヘラート州で住民から没収した大量の楽器を焼却したという。「音楽は若者を誤導し、社会を破壊する」と断じ、楽器演奏者も処罰されるそうだ。おいおい、筆者だってサックスとベースを嗜(たしな)む音楽家の端くれ。実に驚くべきニュースである。 宮家邦彦氏確かにイスラムを厳格解釈する宗派は「歌舞音曲」をタブー視してきた。タンバリンをたたきながら歌う少女に近付かないよう預言者ムハンマドが信者に命じたなどとする伝承が残っているからだ。実際サウジアラビアでは過去半世紀、公共の場で音楽の演奏・再生が禁止されてきた。 筆者が1980年に初めて訪れた首都リヤドには映画館も劇場もなく、唯一、音楽らしい響きは1日5回モスクから流れるコーラン朗誦だけだった。ところが今この石油大国は大きく変わりつつある。
11月23日、W杯カタール大会の日本戦前の記念撮影で、反差別を訴える腕章の着用を認めなかった国際サッカー連盟(FIFA)に抗議するため、口を覆うポーズをとるドイツ代表選手ら(ロイター)中東初のサッカー・ワールドカップ(W杯)がカタールで開催されている。「祭典」に向けてスタジアム建設など大規模開発が進んだ陰で、欧州のメディアなどは、外国人の出稼ぎ労働者の待遇を問題視したほか、LGBTQ(性的少数者)に対する差別的対応などカタールの人権状況を巡って痛烈な批判を浴びせた。イスラム教の価値観を重視する同国のメディアは強く反発。欧州でも批判を「偽善」と揶揄(やゆ)する指摘が上がる。 ◇ 欧州 奴隷の血の上に築かれた
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く