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香港に関するkanoetatsuのブックマーク (94)

  • 香港に不朽の歌が生まれた

    香港の街頭で「香港に栄光あれ」を奏でる李解新氏=2022年12月(藤欣也撮影)2年前、香港に出張したときのことだ。街頭で二胡の演奏をする男性がいた。懐かしい調べだった。 曲名は「香港に栄光あれ」。2019年の反香港政府・反中国共産党デモの際、市民たちが声を張り上げて歌った歌である。 《夜明けが来た 香港を取り戻そう…私たちの時代の革命だ 民主と自由が朽ちないように…》

    香港に不朽の歌が生まれた
  • 中国に投獄された台湾人 

    23日、台北市で行われた香港を支援するデモに参加する李孟居氏(右)台北市中心部の繁華街、西門町で23日午後、香港で同日施行された、スパイ活動などの防止を目的とする国家安全条例に抗議するデモが行われた。台湾在住の香港人らを中心に約100人が参加した。「悪法を非難する」などと力強いシュプレヒコールをあげる人の中に、51歳の台湾人男性、李孟居氏の姿があった。 「私の身に起こった悲劇を二度と繰り返さないために、今は声を上げなければならない」と語った李氏は2019年夏、いわれのない罪で中国当局に拘束され、約4年間、台湾に戻ることができなかった。 台湾北部、新竹市出身の李氏は中国当局に拘束されるまで、台湾のハイテク企業の幹部として香港に駐在していた。中国側の顧客と打ち合わせをするため、毎週のように隣接する広東省深圳(しんせん)市に出張していた。19年8月20日、いつもと同じように深圳を訪れたが、入境時

    中国に投獄された台湾人 
  • <主張>香港国安条例施行 日本は不当許さぬ行動を 社説

    香港立法会(議会)でスパイ活動などを取り締まる国家安全条例案が可決され、23日に施行された。2020年に中国政府が導入した香港国家安全維持法(国安法)を補完するもので、外国人や外国組織・企業を標的にしている。 岸田文雄政権は、中国土で邦人が不当に拘束され続けている状況を香港で繰り返さないよう対策を講じるべきである。 1997年に英国から中国に返還された香港では2047年までの50年間、中国の共産主義体制下にあっても資主義制度の存続が認められた。中国返還後も香港が「アジアの金融センター」としての輝きを保つことができたのは、この「一国二制度」が機能していたからだ。 しかし香港の李家超行政長官は国家の安全、つまり「一国」を優先する国安条例の制定を強行した。李氏は条例案可決後、今後は経済発展に力を尽くすと表明したが、「二制度」が形骸化した香港にヒトやカネが集まると考えているのだろうか。 米国務

    <主張>香港国安条例施行 日本は不当許さぬ行動を 社説
  • 香港の国安条例 中国の信用損ねる強権統治

    【読売新聞】 香港の返還後も高度な自治を50年間保障するという「一国二制度」の国際約束は、完全に 反故 ( ほご ) にされたと言えよう。 習近平政権は、自らの強権的な統治が中国の信用を損ねていることを自覚すべきではないか。 香港の

    香港の国安条例 中国の信用損ねる強権統治
  • <主張>周庭氏の指名手配 自由への脅迫は許されぬ 社説

    語が堪能な香港の民主活動家として知られ、カナダに事実上亡命していた周庭(アグネス・チョウ)氏(27)が香港警察に指名手配された。 自由を求めてカナダにとどまり、香港に戻らないことを決めた周氏への報復である。 今後、周氏の安全が脅かされることがないよう国際社会は中国と香港政府への監視を強めなければならない。 周氏は2020年8月に香港国家安全維持法(国安法)違反の容疑で逮捕された。その後、保釈されたが、条件として警察に定期的に出頭する義務などを課せられていた。昨年9月、留学のためカナダに渡航した周氏は出頭日の12月28日、香港に戻らなかった。「香港に戻れば二度と出られなくなるかもしれない」という恐れからだった。 そんな周氏に、香港警察は指名手配を強行し「自首しなければ一生追われることになる」と脅迫した。「自由に生きたい」という周氏の基的人権を踏みにじるその言動は、背後で香港政府を操る中

    <主張>周庭氏の指名手配 自由への脅迫は許されぬ 社説
  • <主張>蘋果日報への弾圧 言論封じの裁判許されぬ

    中国政府に批判的な香港紙として知られた蘋果(ひんか)日報(アップルデイリー)の創業者で、香港国家安全維持法(国安法)違反の罪で起訴された黎智英(れいちえい)(ジミー・ライ)氏の審理が格化した。 香港民主化運動(2019~20年)の弾圧を象徴する裁判である。 香港は高度な自治を保障された「一国二制度」のはずで、報道の自由が認められていなければならない。それらを奪う国安法が、中国の習近平政権の主導で制定され、運用されていること自体、決して許されない。黎氏の起訴も、裁判も到底容認できないと、国際社会は声を上げるべきだ。 黎氏が問われているのは、国安法で規定された「外国または域外勢力と結託し国家の安全に危害を加える罪」2件と、刑事罪行条例違反の罪(扇動出版物発行などの共謀罪)である。 いずれも、報道の自由を攻撃する香港当局と、その背後にいる中国政府の姿勢を反映している。黎氏が起訴内容の全てを否認

    <主張>蘋果日報への弾圧 言論封じの裁判許されぬ
  • 香港民主化の女神、周庭さん「逮捕・収監で何をされたのか」恐怖の日々を明かす | 日刊SPA!

    一国二制度のもと、司法の独立や言論の自由などが認められていた香港。その自由を守るために闘い、「民主化の女神」と呼ばれた周庭(アグネス・チョウ)のトロント留学と“事実上の亡命”が大きな話題を呼んでいる。 ’14年の雨傘運動、’19年の民主化デモで香港の問題を世界に訴え続けた彼女は、’19年8月にデモを扇動した容疑で逮捕され、’20年12月に収監。その裁判のさなかの’20年8月には、民主化運動を潰すために中国政府が施行させた「国家安全維持法」(国安法)違反容疑でも逮捕された。 以降3年間、口をつぐんできた彼女はなぜ再び表舞台に出てきたのか? 周庭の肉声を届ける。 ――なぜ突然「香港に戻らない」と宣言したのか? 周庭:まずは香港の現状を知ってもらいたいと思ったから。中国政府の意向を受けて’20年に施行された国安法により、香港では自由に発言することもできなくなった。民主化を求めるだけで、国や政権を

    香港民主化の女神、周庭さん「逮捕・収監で何をされたのか」恐怖の日々を明かす | 日刊SPA!
  • 【世界の論点】「香港区議会選」信任得られず 台湾紙「茶番、候補は愛国者のみ」 香港紙「『成功』強弁、統制強化も」

    香港で区議会選が行われた10日、香港政府トップの李家超行政長官が訪れる投票所の前を警戒する警察官ら(共同)香港の区議会(地方議会)選が今月10日に行われ、焦点だった直接投票枠の投票率は27.5%と過去最低に終わった。選挙制度の変更で、民主党など民主派政党は一人も立候補できず、選挙は十分な信任を得られなかった形だ。中国の統一圧力にさらされる台湾のメディアは選挙について、民主派が排除されたことを厳しく批判した。一方で、中国系メディアは「新たな成功例だ」と喧伝(けんでん)している。 ポイント・台湾紙「〝愛国者〟のみ立候補した茶番劇」

    【世界の論点】「香港区議会選」信任得られず 台湾紙「茶番、候補は愛国者のみ」 香港紙「『成功』強弁、統制強化も」
  • 香港情勢 中国式統治では信任得られぬ

    【読売新聞】 香港の中国化が加速している。民主派は統治機構から排除された。自由を求めて海外に逃れた民主活動家もいる。強権的な中国式統治では、香港住民の信任は得られまい。 香港の区議会(地方議会=定数 470)の選挙で、親中派が圧勝し

    香港情勢 中国式統治では信任得られぬ
  • 【正論】香港の扇動罪適用、強く抗議を 東京大学教授・阿古智子

    東京大学の阿古智子教授日での言論活動に適用日留学中に「香港独立」などを訴える投稿をソーシャルメディアに投稿したとして、香港の刑事罪行条例違反(扇動の意図を有する行為)の罪に問われた23歳の香港人女性に対し、香港の西九竜裁判所は今月3日、禁錮2月の実刑判決を言い渡した。 女性は今年3月に身分証を更新するため香港に帰省した際、香港国家安全維持法(国安法)違反容疑で逮捕されたが、今回は英国の植民地時代に制定された刑事罪行条例が用いられた。女性の逮捕をきっかけに国安法の域外適用を懸念する声が高まる中で、香港の司法当局は同条例を適用した。

    【正論】香港の扇動罪適用、強く抗議を 東京大学教授・阿古智子
  • 【主張】香港人留学生有罪 日本の「自由」も侵すのか

    香港の裁判所が、日留学中に「香港独立」を支持する内容を交流サイト(SNS)に投稿した香港人女性(23)に対し、刑事罪行条例違反(扇動の意図を有する行為)罪で禁錮2月の実刑判決を言い渡した。 2020年の香港国家安全維持法(国安法)施行後、香港では言論の自由が奪われてきた。その中で、海外での言論活動も容赦しない当局の意向を反映した不当な判決だ。国家安全に関する言論統制を進める中国の習近平政権を意識した判決といわざるを得ない。 この女性は18年から日に留学し、同年以降、フェイスブックなどに投稿した13件の文章や写真が問題視された。19年に香港で続発した反政府デモのスローガン「光復香港 時代革命」(香港を取り戻せ 私たちの時代の革命だ)や、「香港独立が唯一の道」「テロ組織共産党」などの文言が含まれていた。 19年当時、香港の反政府デモを支持した海外在住者は多い。ネット上にデモのスローガンなど

    【主張】香港人留学生有罪 日本の「自由」も侵すのか
  • 【矢板明夫の中国的核心】習近平氏の手紙を学ぶ 加速する香港の愛国主義教育

    香港の小中学校や高校で最近、「習近平国家主席の手紙を学習する運動」という名の愛国主義キャンペーンが展開されている。中国歴史文化への理解を深め、愛国心を一層強化することが目的だ。「共産党が支配する中国は素晴らしい」という青少年に対する洗脳教育を通じて、数年前の反中デモの再来を未然に防ぐことが狙いのようだ。 6月、香港にある中高一貫の名門校、培僑高校の1年生の生徒たちが授業の一環として習近平国家主席に手紙を出したことがきっかけだった。生徒たちは手紙の中で近年、中国の経済発展と社会の安定を絶賛した上で「祖国はすでに強盛になったことを誇りに思う。私たちは引き続き、香港をさらに繁栄させていきたい」との決意を表明した。 数週間後、同校に習氏が自ら書いた返信が届いた。200字余りの短い内容で、「何千冊ものを読み、何千キロもの距離を旅して、祖国の歴史文化、現状を深く理解し、学業を積み重ね、愛国心を

    【矢板明夫の中国的核心】習近平氏の手紙を学ぶ 加速する香港の愛国主義教育
  • 【日曜に書く】民主化運動の歌は消滅せず 論説委員・藤本欣也 

    香港で今、権力によって抹殺されようとしている歌がある。2019年に起きた反香港政府・反中国共産党デモのテーマソング「香港に栄光あれ」だ。 香港人の音楽家が作曲し、歌詞はデモ参加者たちの意見も取り入れて作られた。もともとは広東語の楽曲だが、英語や日語など各国語にも翻訳され、ネットで公開されている。 《夜明けが来た 香港を取り戻そう…私たちの時代の革命だ 民主と自由が朽ちないように 香港に栄光あれ》 街頭やショッピングモールで普通選挙の導入などを求め、市民たちは自らを鼓舞するように歌った。香港の〝国歌〟のようにとらえる若者も多かった。 しかし、20年6月に香港国家安全維持法(国安法)が施行されるや「香港独立」の歌とみなされ、受難の時代に入った。 軍政下の禁止曲時の権力に演奏や放送などを禁じられた歌は少なくない。私が外国でそんな歌に最初に出合ったのは韓国だ。 留学のため渡韓したのは1988年初

    【日曜に書く】民主化運動の歌は消滅せず 論説委員・藤本欣也 
  • 【教えて!石平先生】空室率25%…香港で人材と外資流出進む 習政権は思想支配強化

    中国への返還26年を記念する式典で掲げられた中国国旗と香港特別行政区の区旗=7月1日、香港(ロイター)読者からの声をもとに、評論家の石平さんに中国に関する質問をぶつけます。香港での反政府・反中デモを封じ込めるために中国の習近平政権が制定した香港国家安全維持法(国安法)の施行から3年がたちました。香港社会の底流にどのような変化が起きているのか、分析を聞きました。中国の社会や政治歴史などに関するご質問をoshiete@sankei.co.jpまでお寄せください。 --香港では国安法施行により、言論や集会の自由が事実上消滅しました。「中国式統治」は香港社会や経済にどのような影響を与えていますか まず、香港全体でオフィスビルの空室率が顕著に上昇しています。米ブルームバーグ通信によると、中心部にある「長江集団中心写字楼(長江センターオフィスビル)」の空室率は25%という衝撃的な数字です。この記事が

    【教えて!石平先生】空室率25%…香港で人材と外資流出進む 習政権は思想支配強化
  • 香港国安法3年 中国式統治で自由が奪われた

    【読売新聞】 中国は、自由と民主主義に基づく香港の社会制度を、異論を許さぬ「中国式」へと強引に改造した。国際約束への違反であり、日米欧は異議を唱え続けねばならない。 香港で反体制活動を取り締まる国家安全維持法(国安法)が施行されてか

    香港国安法3年 中国式統治で自由が奪われた
  • 香港人、移住先でも苦悩 国安法施行3年 生活苦、監視、「二次移民」も

    香港の夜景中国の習近平政権の主導で香港国家安全維持法(国安法)が施行されて30日で3年。自由や民主が失われた香港から海外移住する市民が後を絶たない。しかし英国や台湾などの渡航先でも、さまざまな問題に直面しているのが実情だ。 英国が国安法への対抗措置として、香港人の英国永住権取得に道を開く特別査証(ビザ)の申請受け付けを開始してから、1月末で2年となった。英内務省は受け付け後に14万人を超える香港人を英国に迎えたと公表。「英国への移住は故郷に帰るようなものだと多くの香港人が話している」と自信を見せた。 ただ、実情は厳しい。移住した香港人は物価高騰や就労の壁に直面している。

    香港人、移住先でも苦悩 国安法施行3年 生活苦、監視、「二次移民」も
  • 国安法3年、自由も民主も奪われた 日本に逃れた香港民主活動家の証言

    に逃れた香港の民主活動家、葉錦龍氏=27日、東京都内(飯田英男撮影)香港に高度な自治を認めてきた「一国二制度」を有名無実化した香港国家安全維持法(国安法)の施行から30日で3年となる。2019年に大規模化した香港民主化運動や反政府・反中国共産党デモを弾圧するため、習近平政権によって強引に導入された。以後、自由と民主はどのように奪われていったのか。変わりゆく香港を目の当たりにし、昨秋、日に拠点を移した民主活動家の証言を基に、暗黒時代に入った香港の3年を追う。 <葉錦龍(サム・イップ)氏、香港生まれの35歳。インターネット番組のパーソナリティーとして人気を博した後、14年の香港民主化運動「雨傘運動」に参加。19年の区議会(地方議会)選で当選し、民主派組織の連合体「民間人権陣線」の副代表も務めた。ゲームやアニメなどで学んだ日語を流暢(りゅうちょう)に操る> --20年6月30日に国安法が

    国安法3年、自由も民主も奪われた 日本に逃れた香港民主活動家の証言
  • 【緯度経度】難聴患う香港人、逆転無罪に 藤本欣也

    香港で昨年12月、通訳者を介し、取材に応じる羅鎮傑さん(藤欣也撮影)4年前の6月9日、香港では100万人規模の歴史的なデモが行われた。 香港から中国土への容疑者引き渡しを可能にする条例改正案への反対デモである。抗議活動はその後、反中デモに発展し、街頭や大学で警官隊と学生が激しく衝突。強硬鎮圧に乗り出した警察によって1万人以上が逮捕されている。 その中に、重度の難聴を患った羅鎮傑さん(23)がいた。

    【緯度経度】難聴患う香港人、逆転無罪に 藤本欣也
  • [ワールドビュー]香港 民主も自由もなく…中国総局長 吉田健一

    【読売新聞】

    [ワールドビュー]香港 民主も自由もなく…中国総局長 吉田健一
  • 【緯度経度】中国化教育と香港人改造 藤本欣也

    あす15日は中国の「全民国家安全教育日」である。習近平国家主席(中国共産党総書記)が中央国家安全委員会の第1回会議を、2014年のこの日に開催したことに由来する。 香港国家安全維持法(国安法)が20年6月に施行された香港にも、翌21年に全民国安教育日が導入された。今年は新型コロナウイルスに関するさまざまな規制が解除され、過去最多となる60以上の関連行事が予定されている。 「国安教育は小さい頃から始めるべきだ」。香港トップ、李家超行政長官は今回、全ての小学校に配布するため国安をテーマとした絵約6万冊を準備した。国安に関する展覧会や講演会、スポーツの記念試合も香港各地で行われる。

    【緯度経度】中国化教育と香港人改造 藤本欣也