日本支部の新旧代表 2020年9月、東京地裁で、とある名誉毀損裁判の判決が下された。原告は苫米地英人(とまべちひでと)氏、被告は加瀬英明(ひであき)氏である。なぜか日本で、かつてイタリア全土を支配していたサヴォイア王家を巡るトラブルが起きていたのだ。 *** 速報「旧統一教会の痕跡を消し去れ!」 ロゴの消去を強要…外務省の「証拠隠滅」裏工作が発覚 “アフリカODA”を巡って【独自】 速報子犬の「死亡事故件数」で「大ウソ」を発表 ペット業界大手「ペッツファースト」の「コンプラ不在」 苫米地氏は脳機能学者として知る人ぞ知る存在で、オウム事件の際には信者の「脱・洗脳」を担当したこともある人物。事件後は人工知能関連会社を経営し、言論活動にも積極的だ。一方の加瀬氏は元国連大使の子息にして、ブリタニカ国際大百科事典の初代編集長。大物政治家からも頼りにされてきた外交評論家である。 二人が法廷で争うことに