米軍キャンプ・シュワブ南側の辺野古側の区域では5年間で埋め立てに必要な量の99.7%にあたる土砂が投入された=12月14日、沖縄県名護市(大竹直樹撮影) 不毛な裁判闘争は、この判決で決着させるべきである。 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設工事を巡り、国が沖縄県に代わって設計変更を承認する「代執行」に向けた訴訟で、福岡高裁那覇支部は玉城デニー知事側の主張を退け、国勝訴の判決を言い渡した。 設計変更の承認では、9月の最高裁判決でも県が敗訴している。高裁は今回、玉城氏が最高裁判決後も承認しないこと自体が「社会公共の利益を害する」と厳しく断じ、速やかに承認するよう命じた。 妥当な判決である。玉城氏はこれを受け入れ、辺野古の移設工事に協力すべきだ。 辺野古の工事海域に軟弱地盤が見つかり、国が地盤改良に伴う設計変更を申請したのは4年近くも前である。しかし県が承認しなかったため、
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