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宇宙とウェッジに関するkanoetatsuのブックマーク (3)

  • 高専生たちが生んだ衛星 KOSEN-1、宇宙へ

    「ピピッピーピー」。地上から2000㌔メートル(以下、㎞)離れた場所から届く不思議な音。その正体は衛星から送られるビーコン電波、モールス信号だ。 いま、上空560㎞を飛行しているのは、重さ2.6㌔グラム、10㌢メートル(以下、㎝)四方の立方体を2つ重ねたサイズの超小型衛星「KOSEN-1」。2021年11月9日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県)からイプシロンロケット5号機により打ち上げられた。開発チームの最年少技術者は弱冠15歳、現役の高専生だ。全国の工業高等専門学校10校から50人を超える高専生が参加し、衛星の設計から、通信系、電源系、各種装置の製作などを分担。3年近い年月をかけて共同開発された。 活動の母体は、全国の高専の宇宙航空分野の教員を中心とした教育研究プロジェクトグループ「高専スペース連携」だ。発起人は、KOSEN-1衛星のプロジェクトマネージ

    高専生たちが生んだ衛星 KOSEN-1、宇宙へ
  • 日本の民間企業初 今年中の月面着陸目指すパイオニア企業

    における月関連民間企業のパイオニアとも言えるのがispace(アイスペース)だ。同社が率いたチーム「HAKUTO」は、グーグルがスポンサーとなった懸賞レース「Google Lunar XPRIZE」(月面に民間資だけで着陸してロボット探査機を動かし、地球と通信する)で、2015年に中間賞(賞金50万ドル)を獲得したという実績を持つ。このときは、月面探査車(ローバー)を完成させたが、パートナー企業の月着陸船(ランダー)の開発が遅れ、惜しくもレースの期限である18年3月までに月に到達することができなかった。 それでも、「HAKUTO-R」(Rは “R”eboot)として、18年9月から新たなプログラムを立ち上げた。ミッション1として独自開発のランダーを送り込み、ミッション2で独自のローバーを走らせて月面を探査する。ミッション1と2を総称してHAKUTO-Rという。ミッション3以降では、高

    日本の民間企業初 今年中の月面着陸目指すパイオニア企業
  • 新・宇宙時代の到来 人類はなぜ月を目指すのか?

    アポロ11号が月面に着陸してから53年。再び人類が月面を踏むカウントダウンが始まった。2019年3月、米国航空宇宙局(NASA)がアポロ計画以来となる宇宙飛行士を月面に送る「アルテミス計画」を発表、日も同年10月に参画することが決まった。今回は月に人が滞在し、火星などのより遠くの宇宙に行くために拠点を整備することが目的となる。 計画では、3つのステップを踏んで月面着陸に挑む。その「アルテミスⅠ」が、今年4月にもスタートする。アポロ計画で使用されたサターンロケットを超えて過去最大となるスペース・ローンチ・システム(=打ち上げロケット、SLS)の打ち上げだ。これに搭載されるのが4人乗り有人宇宙船「オライオン」で、アルテミスⅠでは、無人のオライオンが月を周回して、約3週間で再び地球に戻ってくる。 このSLSには、人工衛星が10基搭載され、そのうち2基は日のものだ。一つは超小型探査機「オモテナ

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