放送作家、タレント、演芸評論家、そして立川流の「立川藤志楼」として高座にもあがる高田文夫氏が『週刊ポスト』で連載するエッセイ「笑刊ポスト」。今回は、二番目の力作『丸ごと一冊高田文夫』について綴る。 * * * さしずめページの私物化? 週刊ポストとは長いつきあいなのでここはひとつ甘えさせて頂いて。なんたってこの号が発売される1日前、つまり6月6日が私の「新刊」の発売日という訳なのだ。 そりゃ分かっております、天下の小学館です。いま一番売らなきゃいけないのは「第30回小学館ノンフィクション大賞受賞」、細田昌志の快著『力道山未亡人』です。素晴しい出来でした。ドキドキワクワクが止まらず3日間寝込んだほどです。 新婚生活わずか半年、遺された負債は30億円。こんな大変なことを私は知らずにここまで75年も生きて来てしまったことを恥入ります。『力道山未亡人』は力作です。 今の時代、二番目の力作はなにかと
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