日本経済新聞社が4日付朝刊に掲載した漫画の全面広告について、国連女性機関(UN Women、本部・米ニューヨーク市)から抗議を受けていたことが15日分かった。制服姿の胸の大きな女子高生の絵が描かれた広告。同社広報室は「広告をめぐってさまざまなご意見があることは把握しております。個別の広告掲載の判断についてはお答えしておりません」としている。 同社は、同機関が中心となり、メディアと広告によってジェンダー平等を推進する取り組み「アンステレオタイプアライアンス」の日本支部創設メンバー。3月8日の国際女性デーの紙面には、この取り組みの全面広告を掲載していた。4月4日付の広告は、青年漫画誌に連載中の「月曜日のたわわ」(講談社)の新刊発売を宣伝するもの。女子高生の絵の他、単行本の表紙などが印刷されていた。
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