織田邦男氏昭和21年6月、第90回帝国議会で日本国憲法に関し、次のような質疑があった。「侵略された国が自国を護る為めの戦争は、我々は正しい戦争と言つて差支へないと思う。(略)戦争一般放棄と云ふ形でなしに、我々は之を侵略戦争の放棄、斯うするのがもつと的確ではないか」 戦う意思も重要な要素この前日、吉田茂首相は「第九条第二項において一切の軍備と国の交戦権を認めない結果、自衛権の発動としての戦争も、また交戦権も放棄したのであります」と答弁している。質問に立った代議士は、実は日本共産党の野坂参三氏である。今の主張と真逆である。昔の共産党は「正論」も述べていたのだ。
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